ガチで今後の想定
2018年も7月が終わり、いよいよ8月に突入する。
8月に入り、猛暑も続く中でもひたすら執筆に取り組んでいる。
かと思えばあっという間に、つい先日高校野球の第100回大会が始まったかと思えば瞬く間に決勝戦の日を迎え、史上初の2回目の春夏連覇を達成して、今大会も幕を下ろし、そして8月が終われば9月に入るという時期に来ている。
2018年の『西郷どん』の展開は、ついに西郷と慶喜が決別したところまで進んだ。
長州征伐の戦いがいよいよ始まる。西郷の決断やいかに、という展開になる。
今後は倒幕へと本格的に進んでいくことになる。
勝海舟、坂本龍馬も登場していよいよ佳境に入ったところ。
そして2018年も、あっという間に8月から9月へと、夏から秋へと季節は進んでいくことになる…。
2019年は『いだてん』。
日本初のオリンピック出場選手となった金栗四三【かなぐり・しぞう】が初めて大河ドラマの主役の人物として取り上げられる。
また、柔道の創設者である嘉納治五郎【かのう・じごろう】も登場する予定だ。
大河ドラマの存廃は、この『いだてん~東京オリムピック噺』の視聴率の動向にかかっているといっても過言ではないと、個人的な意見ではあるがそう思っている。
もしも『いだてん~東京オリムピック噺』が成功すれば、大河ドラマも、いよいよ近現代路線に舵を切ることも考えられる。
そうなったらもう平成までやってしまえ、平成に入ってから亡くなるくらいの人物で、最晩年を迎えたその人物の目線から見た平成の時代はどう映る、というテーマでもいいかもしれない。
2020年は明智光秀が主役の『麒麟【きりん】が来る』に決定している。
明智光秀は、これまでの大河ドラマでもよく登場したが、主人公として登場するのは、実はこれが初めてだという。
こんな感じで、2020年までは既に決定しているのだから、2021年以降どうなっていくかを考える。
南北朝、応仁の乱、このあたり、そろそろ来ないかな。
一味散々、一夜虚しき、今の時代はまさにそんな時代に差し掛かろうとしているのではないか。
権力は必ず腐敗する、特に絶対的権力は絶対に腐敗する、という言葉を誰かが残した。
天下人になるにつれて、最初は本当に天下を取ったらああしたい、こうしたい、というのがあっただろうが、いざ天下を取ってしまうと、結局のところ自分たちの権力維持、そのためには刃向かう者は排除する、ということに知らず知らずのうちになっていく。
で、最後は結局、一味散々、一夜虚しき大乱、ということになっていく。
今の時代のあのグループやあの組織も、これに当てはまるところがあるかもしれない、だからそろそろ大河ドラマでやってみてはどうかという話だ。
そんな中で…。
2018年の『西郷どん』の今後の展開も気になるところだが、早くも2019年以降の大河ドラマも気になるところ。
2020年は明智光秀が主役の『麒麟【きりん】が来る』に決定している。
明智光秀は、これまでの大河ドラマでもよく登場したが、主人公として登場するのは、実はこれが初めてだという。
明智光秀の生誕の頃からやるのかな?
そうなれば、光秀の父母や兄弟も登場するのか?
細川ガラシャや、その夫の細川忠興なども登場してくることは確実だ。
光秀がいかにして本能寺の変を起こすまでに至ったかという過程を追っていくことになるだろう。
2020年までは既に決定済なので、この時点で動かしようがないが、
いくらなんでも気の早い話じゃないか、と思われるかもしれないが、
2021年以降の実現を目指したいと思う。
例えば南北朝とか、応仁の乱あたりを、やってみるとか。
一味散々は鎌倉幕府滅亡、そして南北朝へ。
前回の1991年の『太平記』では足利尊氏の目線でやったが、次回は逆に、南朝側の目線、楠木正成や、新田義貞の目線でやったらどうかと。
一夜虚しきは応仁の乱。戦国の幕開け、下剋上、陣取り合戦の時代の、その幕開け。
今度は管領家筆頭の細川氏の目線、
あるいは北条早雲、またの名を伊勢宗瑞、その目線、
または、大内政弘、大内義興の目線、
あるいは尼子経久の目線で、応仁の乱前後の時代をやってみるとかね。
しかしそもそもこれまでのように、戦国と幕末の繰り返しはもう飽きた、これじゃあ戦国と幕末の人物なら誰でもいいみたいじゃないか、という意見は思いのほか多いと見受けられる。
いや、源平の合戦も南北朝の合戦も、応仁の乱も、よくよく考えたら火縄銃とかが出てこないだけで、戦国と似たようなものかもしれないとも、思えなくもない。
だから、思いきって近現代に舵を切るという方法もある。
だけどやはり、遺族とか子孫とかが、変な形でドラマにするくらいなら、やらない方がいいとか、なかにはかなりそういうことにうるさいような人もいるのかもしれないから、なかなか実現までのハードルは高いのかもしれない。
あるいは逆に卑弥呼とか聖徳太子とかの、古代の人物まで遡ってみるとか、考えている人も実際多そうだ。
古代史の場合は紙の文献よりも発掘調査の出土品などをもとにして、想像で物語を描く、それをもとにして制作するという手法をとることだろう。
2020年まではもう決まっているからそのままいくとして、東京オリンピックも終了した後、年号も平成から次の年号になった後の2021年以降の大河ドラマは、どうなっていくのか。
2021年以降だって!?
その頃まで生きているかどうかもわからない、災害や凶悪事件で命を落としているかもしれない、あるいは加害者になってしまっているかもしれない、今の職場にいるかどうかもわからない、あるいは学校を卒業した後だぞ、大河ドラマの心配よりも、そっちの方が心配だ、と思える。
それでもあえて空想してみようか。
ただし、平安時代よりも前までさかのぼると、そもそも馴染みの無い、名前も初めて聞くような人物とかも、探してみたらまだまだいるのかもな。
これは、今の我々が生きているうちには、一生かかっても間に合わないかもしれない…。




