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ギア・クロノス  作者: 有角弾正
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1話 凄く人に気を使われる。

  1話 凄く人に気を使われる。




 いきなりで悪いけど、ちょっと聞いてくれ。

あのさ、「体感時間」て分かる?



 例えばさ、死んでもおかしくない事故とかで吹っ飛んだときに、景色がスローに見えた、とか。

野球やなんかで、ファインプレーをした時、ボールがゆっくり、その縫い目まで見えた、とか。



 当たり前なんだけど、時間の流れはこの宇宙のどこでも、一秒は一秒であってさ。(例外っぽいのもあるらしいケドね)


 そこは同じはずなんだけど、その時の状況や、その人間の状態によって、その一秒でやれる事や、考えられる事が異なる、っていうアレのことなんだ。



 で、それが何よ?て話だけど。



 ある日、俺に起こった出来事なんだけど、それをきっかけに、俺はその体感時間みたいなのを極めたっていうか、超えたっていうか、なんというか……。


 うーん。

我ながらスッゲー薄っぺらい表現だが、とにかくスッゲー能力(ちから)を手に入れたんだ。



 

 事の起こりは日曜日の朝だった。



 22歳フリーター、実家暮らし。

全力で親のスネに歯を立てた、ド底辺ヒョロガリの俺は、ベッドでグーグー寝てた。



 だが階下から漂う、ちょっと焦がしたトーストとコーヒーの薫り、それと母親の大きな声で目が覚めた。


 時計を見れば8時ちょい過ぎ。



 ぐあっ、まだこんな時間じゃねーか。

あんで起こすんだよー!



 階下からの声「(れん)ちゃん来てるわよー!」



 何?!恋?

あっ、そっかぁ。何か約束してたなぁ……。

そっか日曜日か。くあー、めんどくさ。


  

 俺は目を擦り擦り、寝間着からジーンズ、Tシャツに着替え、階下に降り立った。



 眩しい朝日の照らす朝食の間には、幼稚園からの幼馴染み、金に近い茶色のショートカットの美人が腰掛け、不機嫌そうにカフェオレを傾けていた。



 またか……。


 それ俺のカップ、子熊の絵のそれを使うな!

俺も少し、不機嫌になる。



 恋「(しょう)遅い!今日は道場でサクラしてくれる約束だったでしょ?!」

ジロッと(とび)色の瞳が俺を捉える。



 そーなのだ。

こいつの家は空手と気功を混ぜた、真田(さなだ)流極東空手とかいう、ヘンテコ格闘技道場で、俺も小さな頃に通わされたが、汗臭い押忍!とかウス!とか吠える、野蛮な奴等の集う、伝統ある暑苦しい格闘家の巣窟なのだ。



 だが、この百年続く古武道の大家様も、流石に格闘技業界ごと不況のあおりを受け、

門下生の新規獲得と、その維持に苦労しているらしいとのことで、健康空手説明会とやらに、俺が臨時門下生として駆り出されるという訳だ。


 ま、枯れ木も山のなんとやら、だ。



 恋の母親とウチの母親が親友という関係上、我がスネかじりの身では断ることは難しい。



 勿論、俺の貴重な休みが、あのカビと汗の臭う空間で消費されていくのは、甚だ遺憾である。


 早いとこ貯金して、コイツらの手の及ばない、遠い地にて独立してやるからな!


 トーストにザリザリとマーガリンを押し付け、溶かしながらそう思った。



 恋「ねぇ翔、ちゃんと聞いてる?ずっと前から頼んでたんだからね!ポヤーっとしてないで出掛ける

よ!」



 くっ!コイツ!俺がいつ、ポヤーっとなんかした?!



 「あんたいつもボケーっとしてんだから、今日はしっかり気合い入れてもらって来なさい!

幾ら可愛いからって、恋ちゃん見て、朝からポヤーっとしてんじゃないよ!ハハハ」



 「何だよさっきから!二人でポヤポヤポヤポヤ!朝からうるせえよ!」

洗い物だけしときゃ良いんだよ!このババァ!


 俺は鼻息を鳴らし、テレビのリモコンの電源ボタンを乱暴に押した。



 「次は、てんびん座のあなた!」



 おっ!スゴいタイミング!俺か。



 「わっ!ごめんなさ~い!

残念!今日は人生最悪の日になりそう~!


 人間関係では、普段通りに生きてるだけで、他人(ひと)から物凄ーく気を遣われそう!


 難しいけど、出来るだけ家から出ず、ケガや事故に気を付けて、何とか今日1日、生命の維持、保護に徹して下さ、」



         ピッ。



 ほっそり美人の、人指し指一本突きがリモコンにヒットした。



 恋「下らない!占いなんて、私嫌い!もう行こ!」



 やれやれ。しかし日曜日に朝の占いなんてやってんだなぁ~。


 それにしても、何だよ、気を遣われそうって!

つーか後半、どんだけ不吉なご報告だよ。


 まったく、朝イチから気が滅入るぜ。



 今思えばこの占い、真面目に聞いておけば良かったのかも……。


 まぁ、今となってはどうにもならないがな。





 場面は変わり、板橋区大山、真田流極東空手道場。


 胴着の剛健な猛者に混じり、近所のおばちゃん、おじさん、お爺さん、お婆さん、子供達。


 まんま町内会の集まりみたいなのの真ん中、一見空手屋には見えない、目元の涼しいスラッとした中年美丈夫が、真田(さなだ) 勇夫(いさお)、恋の親父さんだ。



 「では皆さん、以上で一通り気功についての説明は終了です。気をうまく身体に巡らせれば健康増進、若さも保てます。またお子様の健全な精神育成にも……」

うっとりするおばちゃん連中と騒ぐ子供達。



 あー毎度うさんくせー。

大体何だよ気功空手って。何でそれ混ぜちゃうかな?


 カレーとうどんで、カレーうどんかよ?!

アレ?カレーうどんは合成成功か……。



 俺はそんなどうでも良いことを、久し振りに着た胴着の袖を伸ばしながら考えた。


 しかし、さっきから恋の隣、オールバックのゴツイ、見慣れぬオッサンがニヤニヤとこっちを見ているのが気になる。



 ま、どうでも良いか。



 さて質疑応答が終わり、茶菓子の登場。

板の間に座っての和やかな場となった。



 恋の親父さんは、おばちゃん達に囲まれ談笑。

門下生等はサラリーマン達と腕相撲、と砕けた空気。



 「お前さ、恋の幼馴染みなんだって?」



 うん?さっきのオールバックか。

「はぁ。はじめまして。」会釈して応える。



 「はぁ、じゃねぇぞ。お前そこは押忍(おす)だろ、押忍(おす)!」

ぶっとい腕をクロスさせ、姿勢を正すオールバック。



        ドンッ!



 俺はいきなり水月(みぞおち)を殴られた。



 「気合いが入っとらん!バハハハ!俺は大阪支部師範代の岩城(いわき)、いずれ恋の亭主になる男だ。


 たまには軟弱なお前を鍛えてやる!俺がどうしようもなく、死にそうなくらい暇なときにな!バハハハ!」



 くっ!息が出来ない!痛みと苦しさで自然と涙が溢れてきた。


 これだ!こういう野蛮な奴等がイヤなんだよ!!クッソー!!う痛たたたた……。


 足元の湯飲みを蹴倒し悶える。



 恋が駆け寄り「翔!大丈夫?!」

床に膝立ちで俺の顔を覗く。



       「キャッ!」



 恋が小さく叫ぶ。


 どうやら俺に向かって屈み込んだ恋の後ろの岩城が、無防備になった恋の身体の何処かを撫でた様だ。



 「止めて下さい!」

恋が大阪支部師範代を睨む。



 岩城はニヤニヤと「いやいや、煎餅(せんべい)の欠片か何かが付いていたもんでな。

ムフフ、皆が驚く、騒ぐな騒ぐな。バハハハ!」悪びれず、荒武者のような脂ぎった顔を歪めた。



 俺は漸く(ようやく)呼吸が出来て来た。

このセクハラオヤジ!!



 恋が下唇を噛み、190センチはありそうな岩城を睨む。



 岩城は鋭い眼を光らせ、恋を撫でた掌をズルッと舐め上げた。



 正に一触即発。



 「せんせー!気功やってみてー!」



 子供、小学生の男の子の声。

真田館長の近くからだ。



 真田「うん?良いぞ。ふふ、ではでは……。」



 あぁ、いつもの流れだな。

こうしていつも、小さな門下生に台本通りの台詞を大きな声で言うよう仕込んでおき、ホントかウソか分からない気功術の披露となる。



 俺、もう帰って良いかな?



 その時、平日はサラリーマン風の男が

「えー?今のこの時代に気功ですか?


 言いにくいんですが、僕、実は疑ってます。真田さん、気なんて本当にあるんですか?」



 「あなた!」

隣の眼鏡の女性が迫る。



 サラリーマン風の男「いや亜子、いいからいいから。真田さん。僕、思うんですが、もし、ありもしない気なんてものを、さもあるかのごとく教えて、それでお金とってたりするんならこれは問題ですよ?いや、普通にいかんでしょ?!」


 もう止めて!と迫る奥さんらしき人を制しながら眼鏡をクイッと上げた。



 ま、普通そう思うよな。

恋には悪いけど、俺だってそう思う。



 真田「うむ、ご主人、分かります。では実際やってみましょう。」

やおら立ち上がる館長。



 御近所達は、ざわめきながら館長から距離をおく。



 50人程の輪の中心に、涼しい顔で立つ真田勇夫。

胴着達がいそいそと菓子、茶を片付ける。



 んま、いつもの流れだな。


 

 そんで門下生が館長の掌からほとばしる気で吹っ飛ばされて拍手喝采、だ。



 吹っ飛ばされ役の、丸坊主の胴着が円の中に入る。



 ここでさっきのサラリーマン風「いやいや待って下さいよ。どうせどこかで観たような気功で後ろに倒れる、とかでしょう?


 それ、あなた達でいかようにも打ち合わせて、お芝居出来ますよね?


 かといって僕は薄気味悪くて嫌だし……。


 あぁそうだ!あの隅っこの人!ヒョロッとした、胴着は着てるけど、明らかに部外者が門下生盛るために喚ばれた、みたいなあなた!

真田さん、あの方でやってみて下さいよ!」



 くっ!俺の事、思いっきりばれてるじゃねーか!

動揺する恋と目が合う。



 ざわめく御近所達。



 どうやら常々、町内の亭主連中は、おばちゃんや主婦らが、真田勇夫目当てで道場に通うのが気に食わないらしい。

そんな空気が読めてとれた。



 「よろしいですよ。」



 昭和ハンサムの館長がにこやかに応えた。



 えっ?!やるの?!

俺、芝居とか出来ませんよ?!



 「では翔君、こちらへ。」



 人の輪の中心に招かれた。


 恋!何とかしてくれ!必死に目で訴える。


 いや、頷かれても!



 立ち尽くす俺。

だが、背後から岩城が両肩を強く握ってきた。

俺はそのまま押され


 「お、お手柔らかに……」


 これしか言えなかった。


 こんなに大勢から注目されたことなんかない!

恋の親父さんの顔がやけにのっぺりと別人のように見えた。



 真田「翔君、力を抜いて。私の気で後ろに倒れるだけだ。変な芝居など要らんよ。」

口元だけ笑っている。



 問題提起のサラリーマン眼鏡は腕を組み、(いぶか)しげに顎を突き出す。



 音もなく、恋の親父さんの手が、俺の腹辺りにかざされた。



 ふっと息を吐き、俺は諦めた。

昔からこの説明会に参加しているが、正か俺が飛び役になる日が来るとはな……。


 これって恋の親父さんの掛け声かなんかに合わせてピョンと跳べば良いのかな?

参った参った。

大体この世に気功とかある訳ないでしょ、



     

      ズッドンッ!!!



        ?!



 うわっ!!凄い衝撃が腹に来た!!


      ぐわっ!!!


 俺は、くの字になり吹っ飛んだ?!



        

        ア、レ?



 何か、背中から前に流れる道場の景色がスロー、だ。

と冷静に思う俺がいる。



 これ、15メートルは飛んでるなぁ……。


 皆、何て顔してんだよ、ハハハ。



 しかし、このまま飛ぶと後ろの壁に激突だなー。くっそー門下生達、みんなよけてんじゃねーよ。


 俺、受け身とか知らないし。一応、頭をガードした方が良いのかな?


 

 ふふ、おいおい、時間ってこんなに緩やかに流れるのか?

ハハハ、母さん。

今、俺。空飛んでるぜ?



 飛ぶのは良いけどさ、(なにが?)このまま飛ぶと、後ろの壁にアレがあるんだよねー。

何だっけ?部外者用の衣紋掛けを掛ける木の杭みたいなやつ。

アレ何ていうんだっけかな?


 うん、もう直ぐ壁だ。



        メリッ!!



 思った通り、首の後ろの延髄?ぼんのくぼ?に木の杭がめり込んだ!


 直後、白い炎みたいな、電撃のようなものが首から頭の中を伝わり、両眼から飛び出した、気がした。



 「あっ、コレ死んだ。俺死んだ。」



 壁にぶつかった俺は、跳ね返って、ベチヤッと床に落ちた。


 この辺りでスローの世界は終わった、と思う。

何でかって?

皆の足音が騒がしく床に響いたのが伝わってきたから。



 次に目を開くと、涙でぐしゃぐしゃになった恋の顔、岩城のニヤニヤ顔、青ざめた恋の親父さんの顔等々、それらの輪の中心に天井。

あぁ、倒れてんのか俺……。



 痛つつつつ。首の後ろがイテェ。


 お前ら救急車、救急車うるせーよ!叫んでも直ぐに来る訳じゃねーだろ?

大体誰が乗んだよ?あ、俺か。



 首の後ろに意識を集中してみる。穴でも空いたか?

しかし、人間て割りと丈夫なもんだなー。



      ん?  あれ?!



 音が、声が止んだ。


 周りを見渡す。

泣いている恋、俺を覗き込む人達。

しかし、何か違和感……。

うん?………。



 こいつら……何か、固まってないか?あれ?!なんだコレ?

何か、動画とかを一時停止した時みたいだ。



 俺……どうかしたのかな?


 ホントは俺、うつ伏せに気絶でもして、夢でも見てるのか?



 ムクッと上半身を起こしてみた。

恋と頭がぶつかりそうになる。



 あぶね。俺はそのまま立ち上がり、人の輪から出てみた。



       なんだアレ……。



 皆は、まだ俺が倒れていた

床を覗き込んだままだ。



 静寂の人の輪を見ながら少し歩くと、着物姿の口に両手をあてた、恋の母さんとぶつかりそうになる。



 「あぶね!すみません!何か変なことになって。いやー人ってホントに気で飛ぶんですねー。

 

 実際自分が飛ぶとは思いませんでした、よ?」

アレ?無視か?この人も固まってるぞ?



 何だよコイツら!何かのドッキリ?みんなで俺をはめようとしてんのかな?


 おーい!俺は恋の母さんの綺麗な顔の前に手を振った。



 「もういいっすよ?なんすかこれ?」

だが、和装美人は相も変わらず俺を無視だった。



 俺は困り果て、両手を腰に考えた。


 50人で芝居かパントマイムか?

正か!


 御近所さん達まで揃ってそんなことする意味も訳もない!


 うーん、じゃあ、こいつは何がどうしたってんだ?


    なんだ?なんなんだ?!



 よーし!俺をおちょくろうってんなら、このまま放ってこう。ふざけてるにしたって、そのうち動き出すだろ。



 俺は多少不愉快になりながら、道場の外のトイレで手洗いを済ませた。



 だが、ここもおかしかった。


 先ず、洋式便器の中の水がゼリーか寒天みたいだった。

レバー回しても流せないし、手を洗おうと蛇口捻っても水が出ない。


 俺はちょっと首を傾げ、口笛など吹きながら道場に戻った。


       

       「おい。」



 マジかよ!まだやってるぜ!コイツら何なんだよ!気持ち悪りぃよ!!



 俺はさっきの倒れていたポジションに戻り、仰向けに寝そべると。

「おーい!もういーですよー?!つーか恋!マジでもう止めてくんねー?気持ち悪いんだけど?っておい!恋!れ、」



 うっ!!何だ気分が……む、胸が痛い!

この辺は心臓か?!

前から落ちたからかな?うっ!痛たたたた!!

コレマジで痛い!うっ!今度は頭も破裂しそうに痛い!俺は頭を抱えてしばらくもがき、そのまま気を失った、と思う。



 


 おー、頭いてー。


 目を開くと、やっぱりみんなが居た。

だが今度は派手な音声と動きが付いてる。


 ホッ。

やはり夢でも見ていたのかぁ?



 恋の声「翔!大丈夫?!」



 「あぁ。」俺はのっそり起き、立った。

周りがどよめき、恋が抱き付いて来た。



 恋の親父さんが俺の身体を撫で回しながら、何度も何度も謝っている。



 俺は「気って凄いっすねー!今はどこも痛くないから大丈夫ですよ?

あのー……すんません。何か、お騒がせして。」頭を掻きながら謝罪した。



 恋の親父さんは「いや、お騒がせとか、そんなこと気にしないでくれ。

そんな事より翔君、ホントに大丈夫かい?

今は一種のショック状態で、何とか意識があり、起きれていられるのかも知れない。

直ぐに救急車が来るから横になっていなさい!」青白い顔で俺をその場に座らせた。



 俺は恋の母さんに

「何かトイレの水、変でしたよ?ゼリーみたいな、」伝えようとしたが。


 「良いから良いから」

と、恋の親父さんに無理矢理横にならされた。



 ふーん……。一体どこからが夢なんだろう?みんなの様子からするに、恋の親父さんに吹っ飛ばされたのは現実なんだろう。



 うーん。ま、いっか。とりあえず生きてるし。



 その後、一応救急車で大学病院に搬送され精密検査を受けたが、身体の背面に軽度の打撲が視られる、というだけで、特に脳にも異常はなく、割りとすんなり帰された。



 母さん等は病院にも来ず、帰ると。

「ちょっと飛んだらしいね。気功なめるからよ。」こんなものである。



 いや、15メートルオーバーは、ちょっとじゃねーし。



 この時、気付かなかったが、この日、俺の人生が激しく変わったのであった。

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