第12話 ーーー自分の部屋ではーーー
いつも読んで頂いている皆様へ
一部訂正致しました。
今後とも、よろしくお願い致します。
俺は、またまた真剣に悩んでいる。このままだと、冥府の黒炎 リーナのみならず、冥府の病魔こと幼女のミミーまでもが、もれなくついてくる。
日本に帰った時、リーナだけならまだしも流石にミミーは言い訳できない。ロリコン犯罪者確定だ。変態誘拐犯として、少年院送りだ。
このまま、ミミーをリーナに任せようと思ったが、リーナは、あれから事あるごとにモジモジ始まって変だし、ミミーは、不安定になると疫病をばら撒きそうだし……うーーむ。
そんな事を考えていたら眠いのに眠れない。
……あーー自分の部屋に閉じこもって、全てを忘れたい……
「シロウ、眠れないの?」
「ちょっと、考え事してた……」
「昨夜、寝てないんでしょう。寝たほうがいい」
「そうだけど、リーナも寝てないんじゃないか?」
「私は、大丈夫。1000年寝てたから」
「そう言いながら、この前はよく寝てたよ」
「シロウ、女の子の寝顔見るのは良くない」
……近い、近い、目が怖い……
「ミミーはよく寝てるね……」
「きっと安心した」
「そうだね。一人は寂しいもの」
「シロウはたまに一人になりたいと考えてる。私に伝わってくる」
「あーーそれ、きっと日本にいた時からの癖だよ。うちは大家族だったからいつも、一人になりたいと考えてたんだ」
「でも、今、一人は寂しいって言った」
「それも本当の事だよ。一人じゃ生きててつまらない」
「私もミミーもずっーーと一人だった。今は、一人じゃ嫌だ」
「俺もそう思うよ。さぁーー少し寝ようか?リーナ」
「うん」
リーナはそういうと、すぐに寝てしまった。
……本当に寝つきがいいな……
俺のベッドにはリーナとミミーが一緒に寝ている。この先俺、どうなるの?
◇◇◇
あれから俺はぐっすり寝てしまった。起きたのは夕方だ。
……昼夜逆転生活。これぞ、無職の鏡だ! あっ一応、冒険者だった……
リーナとミミーは起きていた、何か話しをしているようだ。
「ごめん。ちょっと寝すぎちゃった」
「シロウ。話がある」
「どうしたの。お腹空いた?」
「真面目な話!」
……リーナが怖い……
「はい。なんでしょうか?」
「ミミーと契約して」
「えっ? 今、なんと?」
「ミミーと契約するの。シロウが」
「はぁーー」
「真面目な話!」
「はい!」
「ミミーは、今、誰も身内がいない。一人になったら危険」
「確かに存在が危険……イヤイヤ、一人じゃ危険だよ。うん」
「だから、契約して安全を保障してほしい」
「でも、それじゃあ契約しなくても一緒にいるだけでもいいんじゃないの?」
「シロウは、悪魔の事をわかってない。冥界のものは、瘴気に当てられれば、変貌する。でも、契約者がいれば、それも防げる」
「瘴気?」
「そう、瘴気。瘴気は、何処にでも存在する。特に人間の悪い感情から発生するものは、悪魔にとって大好物。それを、食すれば変貌して次々と人を襲う事になる」
「えっ、じゃあリーナが暴走した時みたいに……」
「そう。だから、危険。契約は必要な事」
確かに危険だ。これでは、いつ爆発してもいい核兵器と一緒にいるようなものだ。
「でも、代償の魂はリーナに予約済みだし、もう、与えられるものないよ」
「シロウの血だけでいいとミミーは言ってる」
「血だけでいいの?ミミー」
「シロウの血で我慢ちゅる。あとは、甘いもの食べたい」
……ルーナと同じ食いしん坊だ……
「シロウ、今、私と同じ食いしん坊って考えた」
「悪かったよ。ごめん」
「わかればいい」
「でも、契約って、アレするんだよね」
「そう、アレする。そして、シロウの血を分ける」
「でも、俺、血が苦手だし……」
「問題ない」
そういうと、リーナは黒い炎で俺の腕を突き破る。
「ギャッーー」
……痛い、赤い、気持ち悪い……
血が滴り落ち、リーナはそれを器に入れた。
【ヒール】
リーナがそう唱えると俺の傷はふさがり、痛みもない。
「リーナ!いきなりはひどいよ!!」
「こうしないと、シロウは時間ばかりかかる。臆病」
「それはそうだけど……」
「あとはミミーとアレをする。ミミーこっち」
……幼女にこんな事して……犯罪者だ。俺は……
「ミミー、これ飲む」
ミミーは、俺の血を美味そうに飲んでいる。こういう光景は見たくない。
「これで、契約成立。ミミーも私とずっと一緒」
「うれちいでちゅ。リーナ様」
「様はいらない。リーナでいい」
「では、リーナおねーーちゃん」
「うん。なんだか気持ちいい」
「俺もシロウでいいからね」
「じゃあ、シロウおにいちゃん」
「うん。なんだか心地いい」
「そう言えば、契約ってお互いの血を飲まなくてもいいの?俺の場合」
「正式には、召喚する術者の血で魔法陣を描き、現れた悪魔と血を交換する事によって契約が成立する。召喚される悪魔はほとんど下級のもの。私やミミークラスが召喚されることは絶対ない」
……それって、黒魔術みたいなものか……
「えっ、じゃあ、俺がリーナやミミーと契約したやり方は?」
「略式だけどアレをした事によって、繋がりは正式以上になる」
「それだけ、アレが大切なんだ……」
「人間と同じ。好きでもない相手とキス……アレをするのは気持ち悪い」
「そして、血の交換は、相手の術師も悪魔に変える」
「じゃあ、俺もリーナやミミーの血を飲めば、悪魔になるって事?」
「そう、そして、滅びるけど人間より遥かに長い時を過ごす事になる」
「そ、そうなんだ……」
「シロウが望めばそうする。でも、今はこれでいい」
「わかった。時期が来たら真剣に考えるよ」
「じゃあ、お腹空いた。何か食べたい」
「ミミーもちゅきまちたーー」
「そうしようか」
俺達は食堂に向かい、お腹も満たすのであった。
◇◇◇
食堂では、疫病が急に治ったという話題で持ちきりだった。また、疫病じゃない人も治った人がいると、話している。
「うーーん。こういう話題は、くすぐったい感じだ」
「シロウのお陰。誇ればいい」
「ミミーが悪いんでちゅ」
「そんなことないよ。誰が悪いとか考えたって、仕方がないよ」
「はいでちゅう」
「そういえば、リーナの冒険者登録できなかった。明日行こう」
「私は、いつでもいい」
「ミミーも冒険ちゃになるでちゅう」
「ミミーもかい?受け付けてくれるだろうか?」
「ミミーもなるでちゅう」
「わかった。ギルド長に相談してみるよ」
「はいでちゅ」
……そういえばミミーのステータスどうなってるんだろう。部屋に帰って見てみよう……
部屋に戻り、ミミーの許可を取ってステータスを表示させる。
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ミミー=ベルゼブブ(1107歳) 冥府の公爵 第一子女
Lv 327
HP 7625(+10000)/8200(+10000)
MP 2967(+10000)/96000(+10000)
SKILL
慈雨の毒
古代魔法
攻撃魔法(闇・火・水・風・土)特大
防御魔法 特大
回復治癒魔法 特大
自動回復 治癒特性
魔法無効化 特大
物理攻撃無効化 特大
身体 ・精神異常耐性 特大
気配察知 特大
【称号】 冥府の公爵 第一子女 蠅の王女 寂しん坊 泣き虫っ子 食いしん坊 封印されし者 眠り姫 覚醒者 暴走少女 おませさん シロウの契約者
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「す、すごい。ミミーはすごいんだね」
「ほんとう? ミミーちゅごいの?」
「本当だよ。あまりの凄さにたまげちゃったよ」
「べヘヘヘへ……」
「リーナ。ミミーにもプラス補正がついてるけど……」
「そう。契約するとプラス補正される。冥府の常識」
「じゃあ、俺も?」
「シロウも補正されてるはず」
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シロウ スズカゼ(15) 人族 平民 職業 学生
Lv 7
HP 37(+10000+1000+1000+10000)/
37(+10000+1000+1000+10000)
MP 37(+10000+1000+1000+10000)/
37(+10000+1000+1000+10000)
SKILL(70P)
鑑定 Lv 4
マイルーム Lv 2
家事 手伝い Lv 5
処理スピード3倍 魔力譲渡 体力譲渡
獲得経験値10倍
全マップ探策
回復魔法
攻撃魔法(火)
毒無効化耐性
火・熱耐性
異常状態無効耐性
即死耐性
言語能力(日本語 Lv 5 英語 Lv 1 ミリエナ共通語 Lv 3)
【称号】 鈴風家四人目 家事担当者 折り込みチラシ研究者 残念趣味道楽家 造形美愛好家 隠蔽者 女神の失態目撃者 奇跡の生還者 松葉杖使い 頼られる者 覗きし者 露出 放置プレイ家 いじめられっ子 女難体質 冒険者 リーナの契約者 滑落者 フォルネウスの加護 フェニックスの加護 連れ回させし者 勇者を引き継ぐ者 鈍感にぶ男 救済者 ミミーの契約者 幼女猥褻者
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「なんじゃーーこれっ!」
……幼女猥褻者ってなんだよ。契約で仕方なくアレしただけだろう……
「どうしたの?」
「えーーと補正はわかるんだけど、称号に気になることがあったから驚いただけだよ」
「そうなんだ」
「なにがあっちゃでちゅか?」
「気にしなくても大丈夫だよ」
「そうだ。お菓子食べる?前に街で蜂蜜のお菓子買っておいたんだ」
「ちゃべるーー」
……称号は無視しよう。しかし、プラス補正だけで最強なんですけど……
……補正が無ければただのゴミみたいなもんだよね。他人の褌で相撲をとるのって、どうなの? あーーどうしよう……
……あっ!マイルーム1が点滅してる!なぜ?……
「あっ!部屋が解放されてる!!」
「シロウ、夜は大きな声ダメ! 悪魔が来る」
……悪魔が来るって??もう居るし……
「そうなんだけど、俺の部屋が解放されたみたいなんだ」
「部屋って、私を閉じ込めた部屋?」
「そう。それと、初めに作った部屋も」
「お菓子食べ終わったら行ってみようか」
「うん」
◇◇◇
【マイルーム ドア1オープン!】
亜空間からドアがあらわれる。俺達は、部屋の中に入るとそこは、汚部屋と化していた。
「何、これーー!」
「シロウ、汚い。きちんと掃除しないとダメ」
部屋の中は、お菓子の袋やら、俺が持ってきたリュックの中身が散乱しており、見たこともないお酒の空瓶がゴロゴロ転がってた。
「あの女神!俺がこの部屋に入れない間に、ここでくつろいでたなぁーー。こっちは、生きるか死ぬかの大変な目にあってたのに……」
「シロウ、大変だったの?」
「違う。違う。そういう意味じゃないよ」
「じゃあ、どういう意味……」
……リーナさん、怖いんですけど……
「シロウおにいちゃん、これ、な〜〜に?」
……ナイスだ!ミミー……
「これはね、携帯電話って言って、連絡が取れる機械だよ」
「念話みちゃいなもの?」
「そう、念話をする機械だよ」
「そうそう、写真も撮れるんだよ。リーナほっらっ!」
『カシャ』
「ね、可愛いリーナがここに写ってるでしょう」
「か、可愛いーーそんな、シロウ。いきなりは反則」
「…………?」
「ミミーもちょって〜〜」
「ほらっ。カシャ。綺麗に撮れたよ」
「ほんとだ〜〜」
……リーナはモジモジが始まっている……
「じゃあ、片付けますか!」
俺には、家事手伝いのスキルがあるため、あっという間に綺麗になる。三人じゃ狭いね……それに、殺風景だし……
マイルームの機能が増えているので、項目をのぞいてみる。
「なんと、ベッドや家具が購入できる。しかも、某有名ホテル、オリジナルブランドの物まであるぞーー!是非とも、欲しい。できれば、セミダブル、あっ、キンズサイズもある」
俺は、広いベッドに縮こまって寝るのが好きなんだ。これは、是非とも手に入れたい……
「えっーと、何ポイント必要なんだ?えっ、セミダブルで500Pキングサイズで800P……ダメだ。買えない……」
「何してるの?シロウ」
「部屋が殺風景だから、家具とかベッドとか置こうかなと思ってたんだ」
「ベッドとかあると休む時にいいかも」
「こっちのベッドは、硬いでしょう。でも、俺の世界のベッドはフワフワなんだ。寝てて気持ちいいし、それに、グッスリ眠れるんだよ」
「いいわね。私も欲しい」
「ミミーも〜」
「でも、スキルポイントが足らなくて、買えないんだよ。レベル上げればスキルポイントが貯まるかもしれない」
「じゃあ、レベル上げに行く?」
「うーーむ。それもいいけど、お風呂に入りたい。この部屋にお風呂があるから、沸かすから入ってごらん。気持ちいいよ」
「ミミーも入りたい」
「じゃあ。用意するね。待ってて」
俺は、お風呂の用意に取り掛かった。
「リーナ。これが石鹸。身体を洗うと泡が出るからね。それと、これが、シャンプーとリンス。髪の毛はこれで洗ってね。ここをひねるとお湯が出るし、こっちに動かすとシャワーになって、身体を洗う時、便利だよ」
「わかった。シロウは、一緒に入らないの?」
「俺は、あとでいいよ。ミミーと入っておいで」
「一緒がいいのに……」
「俺は、着替えを用意しとくよ」
「わかった。ミミーおいで。お風呂に入ろう」
「はいでちゅう」
この部屋の浴室は、ユニットだが、トイレは別なのでそれなりの広さがある。どうやって、お湯が出るのか、排水はどうなっているのか考えると眠れなくなりそうなので、魔法の部屋と割り切っている。
……そうそう、着替えを取りに行かなきゃ。皐月と睦美を借りよう……
俺は、プレートを裏返しにして、戻ろうとした時、部屋の中の空間がゆがみ、あの女神エリーゼがやって来た。
◇◇◇
「シロウ。お久しぶりです」
「あっ!女神様。部屋汚したでしょう。片付けるの大変だったんですから!見たことないお酒の瓶はあるし、あとで食べようとリュックの奥にしまっておいたお菓子はなくなっちゃってるし、それと、魔法のステッキ、リーナから取ったでしょう。返してください。あれ、もう、売ってないんですから」
「シロウ……ふぅーー
そんな事、言ったって、私だって、大変だったんだから、いきなり、魔力を暴走させた悪魔が神界に来たのよ。どれだけ、力使って、浄化したかわかる?わかるわけないわよね。その日は、もう、仕事にならなくて大変だったんだから、それに、シロウは女神の加護を受けながら、悪魔と契約しちゃうし、それも、2魔もよ。どうしするのよ。このままだと、魔王街道まっしぐらじゃないの。魔王よ魔王。女神の加護を受けて、それはないわーー。
裏切りよ。責任とってよ。もう、お嫁にいけないんだからね。あっ、それはこっちの話なんだけど、メサイヤがね。結婚するとか言ってんの。笑ちゃうわよね。あの、メサイヤよ。相手の男柱が可哀想だと思わない?思うわよね、シロウは。それに、イケメンなのよ。別に、悔しいとは思ってないわ。思ってないのよ。これっ、本当だから!
でもね。許せないの。私より先に、お嫁に行くのがっ!私より先によっ!どうせ、私は、仕事しか脳のない女神よ。でも、それでもいいじゃない。いいでしょう。そう思うよねっ!」
「そんな事、言ったって、俺がどうすればいいんですか?サポートスキルしか無くて、いきなりラスボス戦はあまりに酷いです。それに、ドア封鎖されてるし、こっちこそ、大変だったんですからね」
「私のが大変だったのよーー!」
「いいえ、俺ですーー!」
すると、浴室から声が聞こえた。リーナだ。
「シロウ。どうしたの?声がするけど……」
「発声練習してたんだよ。リーナ。湯加減はどう?」
「気持ちいい。シロウも入ればいいのに」
「いいよ。ゆっくりしておいで」
「わかった」
「あらあら、もう、新婚ごっこなの?隅に置けないわね。シロウは」
「これも、女神様の責任でもあるんですからね」
「そうね。まぁ、落ち着きましょう。ふぅーー」
「ところで、シロウ。この部屋を解放したのは、理由があります」
「何ですか?戦闘とか得意じゃないですから、俺に期待しないで下さい」
「いいえ。そういうことではないのよ。今回、疫病騒ぎを止めてくれたわよね。その褒美に解放したのです」
「女神様、悪い顔してますよ。もしかして、上司の神様に金一封かなんかもらったんじゃないんですか?」
……鋭いわね、シロウは……
「少し、褒められましたけどね。そういうことです」
「俺の部屋が使えるのは、正直嬉しいです。向こうでは、お風呂はないし困ってました」
「そうですか。それで、今回、シロウに褒美をという話が出てまして、何がいいですか?」
「ベッドです!ベッドが欲しいです」
「シロウ。落ち着いて……寝具の事ですね。でも、そのようなものを置くとなると少しこの部屋は狭いですね。わかりました。部屋を広くしてあげましょう。そうすれば、ベッドを置けるでしょう?」
……この部屋狭いのよねーー、広ければ、私もゆっくりできるわ……
「あと、スキルポイントが欲しいです。ベッドを買うには必要なので」
「わかりました。では、あとで手配します。約束の日まであと20日ですが元の世界にも行けるようにしておきました。それと、プリンでしたっけ。あれを所望します。たくさんあれば、嬉しいです」
……女神も食いしん坊だ……
「わかりました。用意します。ベッドと比べれば大した事ないですから」
「良い心がけです。それでは、日々精進なさい」
女神は、そう言って消えて行った。
「そうだ。着替え。着替えっと」
そして、俺は、ドアを開けた。
◇◇◇
「おぉーー久しぶりの我が家だーー!」
……帰ってきた。俺の家3DK……
「そうだ。着替え、着替えっと……」
どこにあるんだ? リーナのは、皐月ので大丈夫そうだけど、ミミーのはサイズが合わない。睦美の小さいときのがあるはずなんだけど……
「シロウ。どこ?」
……リーナの声が聞こえる。ドアを開けっぱなしだった。
「リーナ、ミミーこっちに来てくれる?」
「わかった……ここが、日本というところなのね」
「うん。でっ!リーナ、裸!裸!」
「向こうに何もなかったから、これっミミー。走っちゃダメ」
「すぐ、タオル持ってくるよ。待ってて」
おれは、タオルを取りに行く。そして、リーナに渡して身体に巻いてもらう。ミミーは、裸で走り回っている。
「リーナは、とりあえずこれを着て。ミミーは、これでいいか……」
俺は、ミミーを捕まえて、睦美の下着をはかそうとしてた時、
「ただいまーー!」
「四郎、勉強、はかどったーー?」
「お土産買ってきたわよーー」
『あっ!』
『えっ!』
「………………」
……見られてしまった……
家族が帰って来た。迂闊だった。全マップ探索で確認しとけば良かった。ドアは、消えてるから問題ないけど……
俺、言い逃れできないよね。家族の留守中に裸の女の子と裸の幼女にパンツ履かせてるとこ見られてしまっては……
『四郎!!何やってんのーー!!』
……俺、どうなっちゃうの?……




