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セカンドライフは異世界で  作者: 灯台。
幼少期
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02話 魔導書

 この世界では本は貴重なのか家には10冊程度しか無かった。もしくは両親が余り読書をしないのかも知れないが


 その中の1冊に「初級魔導書」と書かれている物があった。手に取り早速読み進めていく。

 

 魔法は6種類存在しそれぞれ


 火、水、風、土、光、闇の攻撃魔法


 先日リリスが使っていた治癒魔法 


 様々な物が呼び出せる召喚魔法が存在するようだ。


 魔導書には攻撃魔法と治癒魔法の詠唱のみが書かれていて召喚魔法の詳細はワイズが教えてくれた。召喚魔法には特別な魔道具を用いた魔法陣が必要な為諦めた。


 早速だが攻撃魔法を1つ試してみよう。


「汝、我が求めし時その大いなる加護を与え給え

聖なる大河のせせらぎを顕したまえ ウォーターボール」

 

 手の先へと何かが流れる感覚の後に掌には直径15cmほどの水球が浮かんでいた。


「よしっ、成功だ。」


喜んだ瞬間水球は形を崩し右腕を濡らした。


「案外集中力がいるんだな」

 

 その後それぞれ試していく。魔法の詠唱は発動までを自動で行う為魔力があれば誰でも発動出来る様にと作られたらしい。無詠唱では込める魔力によって威力、形状等の微調整が効くが習得するには並大抵の魔力コントロールではないらしい。ちなみに俺はワイズの補助のおかげで難なくできたが。


 魔力総量は生まれた時点で決まる才能の様だ。俺はと言うとかなり多いらしくウォーターボールの消費を10だとするなら1000発打っても魔力切れの心配は無いようだ。

 

 それからは毎日特訓を行った。2歳の誕生日を迎える頃には初級攻撃魔法、治癒魔法は無詠唱で呼吸するかのように使えるようになっていた。

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