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セカンドライフは異世界で  作者: 灯台。
少年期
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19話 エルフの村へ向かって

 アビウスいわく、村は東の果てに有るらしく2ヶ月かかるとのことらしい。

 だが、此処には村には無いものがあるはずだ。そう、馬車だよ。馬車を使えば日数を短縮できるだろうとドヤ顔で言ってやった。


「無駄だと思うがやるだけやってみろよ」


 なんてアビウスは言う。馬車乗り場へ行き、行き先を告げて頼んでいく、しかし皆が首を横に振る。


「だから言ったろ無駄だって。エルフの村に行きたい奴なんていないし、エルフを乗せたい奴なんていないんだよ」


 既に忘れていた、エルフが嫌われている存在だと言う事を、にしてもここまでとは。


「こうなると徒歩しか無いね」


「最初から俺はそう言ってるだろ」


「ごめん、そうだった」


 街を出た2人は東へ向かって歩き出す。アビウスは中級魔法を使えるらしい、ヴェルンドまで1人で来るんだからそれくらいの力は必要か。


 しかし魔道士のアビウスは接近戦は苦手らしい。何度か敵の接近を許して危ない時もあったみたいだ、なので今回は俺が前衛として戦う事にした


 素手でも全然戦えるのだが街には素敵な装備が一杯あったのと憧れから1つ剣を購入した。80cm程の両刃剣でレアランクだ。全く習っても無い素人だがジュリアの動きを見てきたしワイズの補助もあるから大丈夫だろう。


 街道を歩き始めて1ヶ月経ちヴェルンドと村の中間くらいにやってきた。村に近づくにつれて魔物の出没率も上がった。


「アビウス、右からホフゴブリン3体と左からグレイヴォルフ5体だ。左は俺がやるから右を頼む」


 グレイヴォルフは灰色の毛に覆われた狼で体長100mと大型だ。動きは素早いが個々では大したこと無い、しかし群れで襲われる事が多いから厄介だ。


 まずはファイヤーボールを放つが、グレイヴォルフは魔法を躱す事が多く簡単に避けられた。しかし避けた為に陣形が崩れ1体が離れた。それを見逃さず首を切り落とす。囲まれると厄介なので素早く距離を取る。


 次に魔力を込めスピードを上げたロックバレットを発現させ、先頭のグレイヴォルフに命中させる。仲間を殺られた怒りから残り3匹は並列になって突撃してきた。


 こうなってしまえば簡単だ。俺は剣を収め居合いの構えを取る。距離はまだ3mあるがグレイヴォルフへ向けて抜刀、3匹は綺麗に真っ二つになって倒れた。


 アビウスの方を見るとさっさと終わらせたのか俺の戦闘を見ていた。

「ゲイル、やるな。グレイヴォルフは魔法を躱すから苦手なんだよな」


「まぁね、中々やるでしょ?」


 ちなみに剣には纏気の要領で俺の魔力を通わせている。そうすると明らかに切れ味が変わり、魔物が豆腐の様に切れた。しかも今のように魔力で斬撃を飛ばす事が出来る。


 少しは認めてくれたのかあまり会話の無かった移動中に村のエルフについてなど色々話してくれる様になった。


 村まであと半分、楽しい話も聞けそうだ。

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