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第三十四話 緊急会議

 僕がその話の内容を聞こうとした、その時に校長の口は動いた。

「まず、おぬしらも見た通り、今回の第二次試験にて、リベレイションという組織からの主劇を受けた。」

その言葉に、僕は無言の首肯をする。

「そして、グイドが捕らえた、三大幹部と名のった少女にちとばかし問答を行った。結果、彼女からはある程度の情報を収集することに成功した。そして、その中でおぬしらに伝えねばならぬ情報をここで提示する。」

その言葉に、僕は少し冷や汗が出た。

「次の試験。いや、第三次試験にて、また襲撃を行うとのことじゃ。」

「となると、こちらも迎撃したいところですね。」

気づいた時には、僕はその考えを口に出してしまっていた。それでも校長は話を続ける。

「そういうことじゃ。だからこそ、わしは腕の良いおぬしらたちを見込んでここに呼んだということじゃ。頼んだぞ。」

「だけど。」

僕は、さっきから思っていた疑問を口にすることにしていた。

「なんで僕がここに呼ばれたんですか?」

「なんでって、決まっておるじゃろ。おぬしはもう、Aクラスと同等の実力を持っているから。かの。これでわかったかの?」

僕は、その言葉に無言でうなずいた。

「ふむ、では解散。」

そうして、校長の話は終わった。





 僕は、すっかり暗くなってしまった空を見上げながら、さっきまでの話を思い返していた。

「Aクラスと同等。か。」

実感が湧かない。本当に僕はAクラスに入れるほどの実力を持っているのだろうか。

「いいや、ないな。」

そう否定し、僕は寮へと向かった。

 そうして僕は寮に着くなり、あまりの疲労感によってすぐ寝てしまうのだった。




 そうしてまた僕は夢を見る。

「これで三回目。」

いつもと同じ村。いつもと変わらない風景。

「さて、今度はどこに行こうか。」

そういいながら、僕は村の探索をする。だけど、いつもと変わらず、ただひたすらに人をかき分けていくだけだった。だが、ここで僕は思いついた。

「そうだ。僕の家に行こう。」

そういって、僕の家へと向かうのだった。




 僕が実家に戻ると、そこは見ず知らずの家だった。

「なんだ?」

そう不思議に思っていると、その家の入口から、小さな男の子がいた。その青い瞳はどこまでも澄んでいて、希望に満ち溢れていた。するとその扉からその子の母親とみられる人が出てきた。彼女はその子を抱きかかえ、その家に戻っていた。

「いったい、なんだってんだ?」

そういった次の瞬間、僕の視界は真っ白になり、夢から覚めるのだった。


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