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第十六話 不吉な予感

 こいつはやばい。僕の直感が告げるのと同時に自然と体が戦闘態勢に入っていた。お互いに動かず、ただ様子をうかがっていた。だが僕はその気配に少し気おされていた。ごくりと唾を飲み込んだ。その瞬間、奴が僕へと高速で接近する。

「っ!」

僕は何とか身をひねり大ぶりの回避することに成功する。だがその分隙ができてしまい、奴へとターンが回ってしまった。そうして奴は炎の球をその手の上に出現させ、僕へと放った。

「うそだろ!?」

そう言葉を放つときにはその球は僕との距離は20メートルを切っていた。だが僕は風魔法を使って追い風を生成し、移動速度を上げることによって逃れることに成功した。それと同時にため息をつく。

「ふう。」

強い。だが相手が悪かったようだ。炎は風との相性が悪い。故に僕には多少のアドバンテージがある。なら、あたりが炎で囲まれているせいか、汗を下らせながら僕は剣を引き抜いて、奴に突進した。それと同時に炎が飛来する。僕はそれを風魔法でいなす。そして僕はそのまま突進を続ける。そのまま僕は立て続けて飛来する炎をいなし続け、最終的に奴との距離を詰めることに成功した。

「ここだ!!」

そうして、僕は奴に攻撃を当てることに成功した。



 突如、炎を身にまとった人間が現れた。との連絡を受けた俺は、そいつを追っていた。やれやれまたか。そう俺はため息をつきながら。

「今回も危害が出ていないと、いいんだがな。」

そう独り言をつぶやいた。その直後、近くから爆発音が聞こえた。俺はそちらを向いた。すると、その音が発生したであろう方向では、火事が起きていた。奴がいる。そう確信した俺はそこへと疾駆するのだった。

 そこにいたのは炎を身にまとた人間がいた。だが、そいつは倒れており、そのそばに青年がいることに気づいた。Aクラスの生徒が倒してくれたのだろう。そう思いつつ俺はそいつに目をやる。その瞬間、俺は目を疑ってしまった。だってそこにいたのはCクラスの生徒だったから。そう理解した時には、俺は彼に問いをぶつけていた

「これは、お前がやってのか?」

と。



 僕は、そいつを倒すことに成功していた。そうして僕はそいつの近くによる。死んでいるわけではない。だが、気絶しているはずなのにこいつの身にまとっている炎は消えなかった。なぜだろうとそう疑問に思った直後、前方から声が聞こえた。

「これは、お前がやったのか?」

思わず頭を上げる。そこにいたのは、先生だった。僕は驚きつつもその場で立ち上がり、告げた。

「そうですよ。僕がやりました。」

と。

皆様が読んでくれているおかげで自身としてもモチベの支えになっております。本当に感謝です。もし、この物語が面白い、続きが見たいと思った方はブックマーク等などしてくれると大変うれしいです。何卒よろしくお願いします!!


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