ふわり、舞い降りる
ふわり風船が空を泳いでいく
どこ行く風に吹かれて
誰かの手のもとに戻っていくのか分からない
分からないから気になってしまう
静けさの広がる夏のプール
風に泳ぐ水面がキラキラ輝いて見えるのは
いまにあるような
そんな偶然のことではないと思ってた
そう思うからココロも踊り始めて
もう少し、ここにいて
水面の変化に期待してしまうのだろう
恋に輝く夏の夜
浴衣姿に恥ずかしいと照れながらも
あなたにだけは褒めてもらえると思ってた
ぎこちなくても
ありがとうの一言が言えたから
それで良かった
石畳を歩くうち、
わたしたちの周りでは知らないうちに
いろんなメロディが流れていった
あれは、どこからのものだろう
聞いたことがあるようでないような
わたしは耳をすませる
夏の夜が始まる
永遠という言葉の存在に憧れたときがあった
あと少しでその意味に分かったような気がした
あなたには恥ずかしすぎて
聞けなかった
ふたりの夏が始まったあのとき
きっと、あなたからの答えを受けていたら
わたしはそれを
「永遠」と思い続けるのだろう・・
ふわり、わたしのココロが
風に吹かれて
あなたの一番近いところに
舞い降りるまで