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剣と魔法のセカンドワールド  作者: K.T
第二話 偶然の再会
32/76

2人のステータス






 リーナと2人でこの不思議な空間にある小屋へと無事に帰ることが出来た後、これまでの事を話し始めてから10分は経とうとしていた。


「-----というわけで、勘違いした師匠のせいで俺は強制的に弟子になってしまったので、師匠の弟子になったからこの空間を使っていいということになっているみたいなんだ」


 小屋で落ち着いて話せる状態になってからまずリーナが聞いてきたのはこの場所の事だったので、ゲームを始めてからこの空間を知った経緯を話し終えると、時々質問を挟んでいたリーナが再度確認するように聞いてきた。


「この街に入ってくるときに誰かの声が聞こえて、その言葉の意味を調べていたらこの場所を見つけたの?」


「簡単にまとめるとそうだな」


「私や友達の子には、そんな言葉は聞かなかったけど・・・」


「『始まりの町の不思議な扉、双子の月が導くひとつの満月に、よき出会いがあることをお祈りしております』だったわよね」


「一度しか言っていないのによく覚えれるな。でも、・・・そうか、俺だけにしか伝えられていない言葉だったのか」


 誰が言ったのか俺に心当たりはないけど、師匠(仮)にこの話をした時に僅かに反応があったから多分師匠(仮)なら何か知っているだろう。次に会えた時にでも一度聞いてみるとしようか。


「この場所をシュウが自由に使えるのは分かったけど、私としてはシュウが剣を使って戦っていたのにあんなに強力な魔法を使えることについても知りたいんだけど、だめかな。私のステータスも見せるから、だめ?」


 ステータスを見せると色々追及されそうなのも面倒なんだが、それ以上にリンが魔術師である事を隠しておいた方がいいと言っていたことが気になるんだよな。

 振り向きリンを見ると軽く首を横に振ったので、やはり俺が魔術師である事は教えない方がいいのだろう。罪悪感は少しあるが隠蔽したステータスを見せておいた方がいいみたいだな。


「ステータスを見せるのはいいけど、スキルは自分にしか見れないようにしておこうか、ギルドでもスキルの情報は伏せておいた方がいいって言っていたからな。それでいいならステータスを見せるよ」


「私は別にシュウなら見てもいいけど、シュウが言うならその条件でもいい」


 リンから渡されていた隠蔽用の水晶のネックレスを首にかけているのを確認すると、右下のアイコンに触れてシステムメニューからステータスのアイコンを操作してからステータスの画面が開くと、相手にも見えるようにして表示した。



~~~


ステータス(status)


★ロール 

・・・ 魔術師 Lv.3  【魔法使い Lv.3】

所有マナ 12/15     【所有魔力 70/100】

1分間のマナ回復量 0.1 【1分間の魔力回復量 最大魔力の5%】

次のLv.まで 56/100%


★称号

・・・ カードマジシャン(ユニーク) 【魔法使い見習い】

(詳細)

カードを使用して奇跡を具現化できる魔術師

*ユニーク称号によるデメリット 

└武器の装備不可

└魔力による魔法の使用不可


・・・ 魔術師の弟子  【魔法使いの弟子】

(詳細)

ーーの弟子



★スキル  【設定により閲覧不可】


●デッキ(タロット) Lv.1

(詳細)

ソード10枚、ペンタクル10枚、使用可能

・ソード  ・・・近接攻撃による攻撃を可能とする

 (効果時間3分)*消耗による時間減少あり

・ワンド  ・・・魔術による攻撃を可能とする

 (連続使用不可)*クールタイム5秒


LvUPまで 0/3


●スプレッド・フォーカード(展開法) Lv.2

(詳細)

・カードを4枚展開できる。選ばれるカードはランダム

・消費マナ 1

*選ばれるカードは使用できるカードからランダム

*カードを一度に2枚使用することが可能

*ソードのカードは手に握ることにより発動

*ペンタクルのカードは対象にカードを投げることにより発動

*展開した全てのカードが使われるまで再使用は不可能


LvUPまで 0/2


●トリック(手品) Lv.1 0/1

(詳細)

①チェンジ

・消費マナ1

*展開したカードの1枚を違うカードに変えることが出来る

*カードの選択可能

 └制限…数字カードのみ

*選んだカードにクールタイム発生 10分


LvUPまで 0/1


●----------

(詳細)

契約による条件達成時に開放


●----------

(詳細)

契約による条件達成時に開放


●----------

(詳細)

契約による条件達成時に開放



スキルポイント 0(0/12)



★フィジカル(physical)


STR / Strength・・・ ??(??)

攻撃力,武器装備に関係


INT / Intelligence・・・ ??(??)

知力、魔力、魔法攻撃力に関係


VIT / Vitality・・・ ??(??)

スタミナ(体力),防具装備に関係


AGI / Agility・・・ ??(??)

素早さに関係


DEX / Dexterity・・・ ??(??)

器用さ,武器装備に関係


*現実との同調によりフィジカルの成長はありません


~~~



 ステータスを見るまで分からなかったけど、魔術師のLv.が3に上がったばかりだったのに、街に帰ってくるまでの戦闘で半分以上も上がっている。帰り道にハンターウルフは二人で数体しか倒していないから、エレファントバッファロー1体の数値がかなり多いのだろうな。


 そういえば、師匠はLv.5になった時にスキル継承の試練があると言っていたから、あと2Lvは上げないといけないのか。別に急がなくてもいいんだろうけど、あの師匠の事だからもし帰ってきたときにLvが上がっていなかったらどんな事を言われるか分からないからな。

 次に街の外に出たときには、依頼の目的地までは積極的に戦ってレベルをあげれるように進んでいくとしようか。


「魔法使い・・・。スキルが分からないとはいえ、普通の(・・・)魔法使いではないのは間違いないよね」


 あの戦闘の事もあるし、さっきの俺とリンとのやり取りを見て隠し事があるのはバレているだろうから、探るようにこっちを見てきたが深く追求してくることはなかった。


「シュウのステータスを見せてもらっている間に、私のステータス画面も見えるようにしておいたから見ておいてね」


 リーナはそういうと俺と同じように画面を操作して、俺に見えるようにステータス画面を開いた。



~~~


ステータス(status)


★ロール 

・・・ 精霊術師 Lv.5

所有魔力 173/200

1分間の魔力回復量 最大魔力の5%

次のLv.まで 52/100%


所有精霊

・・・ 火の精霊 ホムラ Lv.3


★称号

・・・ 精霊の保護者

(詳細)

幼い精霊を助けて保護した者の称号



★スキル 【設定により閲覧不可】


●精霊召喚

*火の精霊ホムラ Lv.3 61/100%

*-------

(詳細)

・最大魔力の10%~50%の割合魔力を消費して召喚する

 └召喚に使った魔力は送還しない限り戻らない

・召喚した魔力に応じて精霊術が強力になる

・安全エリア内でのみ魔力の消費なしで召喚可能

 *安全エリア内でのみ精霊の自由意思による実体化が可能


●精霊術(精霊召喚時のみ使用可能)

(詳細)

①アロー 最大魔力の5%消費

 契約した精霊に応じた属性の矢を飛ばす


②魔力変換  消費魔力 1~全て

消費した魔力に応じて精霊が攻撃をする


☆精霊の加護 (称号により取得)

(詳細)

精霊を召喚していないときも精霊術が使えるようになる

└消費魔力2倍、威力1/2



★フィジカル(physical)

*( )装備適用時の合計数値


STR / Strength ・・・ 5(6)


INT / Intelligence ・・・15(18)


VIT / Vitality ・・・ 6(8)


AGI / Agility ・・・ 12(13)


DEX / Dexterity ・・・ 7(10)


割り振りポイント ・・・0P


~~~


 俺よりリーナの方がLv.が高かったのか。それならあの戦闘を見た後に俺のステータスを見ると余計に不審には思ってしまうな。


 それにしても精霊にもLv.があるということは精霊術師は二人分Lv.上げないといけないという事なのか。もし二人分あげていてLv.5とLv.3なら他のプレイヤーで早くレベルを上げている人だとLv.10は超えているかもしれないな。


 そういえば、1つ気になっていたんだが何故か街へ帰るときに街に近づく程、ホムラを召喚せずに戦っていたみたいだった。始めは魔力が足りなくなったのかと思い聞いてみたが違うみたいだったので、何故なのかを聞こうと思ったが、街に入る話を優先したから理由を聞けていなかった。何か理由があるのかもう一度聞いておこうか。


「リーナちょっといいか?」


「なに?」


「街に帰ってくるときに、街に近づくとホムラを召喚して戦っていないみたいだったけど何か理由があったのか?」


「そうだね・・・やっぱり、気づくよね。実はホムラは人に会うのが怖いみたいなの。過去に何かあったのかもしれないのだけど、はっきりと意思疎通が出来るわけではないからその原因が何かまではまだ分かってないの。だからあまり人前では召喚しないように、・・・・えっ!」


 何やら事情がありそうだったので人嫌いで出てこられないなら仕方がないかと思ったのだが、話の途中でリーナの横に赤く燃えている火の塊が現れて大きく燃え上がると、あの戦闘の時にいた精霊のホムラが現れて立っていた。


「・・・ホムラどうしたの?人がいるときに自分から出てくるなんて・・・えっ大丈夫なの?そう、わかった。おいで」


 ホムラは現れると、リーナと向き合って言葉を介さずに意思疎通をしているらしくて内容は分からなかったが、ホムラはリーナの膝の上に乗るとこっちを見たり小屋の中を見たりして、少し落ち着かないようではあったがすぐに帰ることなくここに残るようではあった。


「珍しい・・というか初めてなんだけど、姿を現したままで大丈夫みたい。じゃあ、こっちからも質問いい?シュウのステータスで気になる項目を見つけたんだけど」


 リーナが俺のステータスを最後まで見終わったのか、こっちを見て不思議そうな声で尋ねてきた。


「どうなっているのこれ?フィジカルの項目だけどうして数値が表示されてないの?」


「ああ、これか。なんかバグがあったらしくて、運営はちゃんと対応してくれてるみたいなんだけど、今は連絡待ちなんだ」


「そうなんだ。それと、この現実との同調ってなんなの?」


「キャラクター作成の時に聞かれたりしなかった?現実の体と同じ身体能力でゲームが楽しめる仕様があったんだけど」


「説明はちゃんと聞いていたけど、私の時は何も言われなかったと思う。何か条件があったのかな?」


 条件か・・・思い当たる点としては、キャラクターを一から作ったりせずに自分の体のデータをそのまま使ったことと現実との同期が出来るか聞いた事ぐらいかな。体も変更したところは、髪の一部にメッシュをいれただけだから実際の体の変更は何一つ変えていないからな。


「それにしても、なぜそんな仕様があるの?ゲームで現実の身体能力だったら魔物と戦ったりするとき不利じゃないの?」


「不利になることは同調したときも言われたけど、俺はゲームの中の誰かになりたいんじゃなくて俺自身で戦って証明したかった(遊びたかった)からこのゲームをしてるんだ。だから不利になることは承知の上だよ」


「そうなんだ。ところで証明って何を証明したいの?」


「えっ、あ、いや別に・・・」


 しまった、頭の中で考えていた事が言葉に出てしまっていたのか。どうしようか考えていると、俺が言葉に困っているのが分かったのかリーナから別に言わなくてもいいと言ってきた。


「言いたくない事なら別にいいけど・・・」


「え~と・・・そうだな。聞かなかったことにしてくれると助かる」


「わかった。でも、いつかは聞かせてくれると嬉しいかな」


 リーナは少しだけ悲しそうな顔をしたが納得してくれたようだった。言って困るようなことではないから答えてもいいんだけど、仮に言ったとしても本当の意味(・・・・・)分かる(・・・)のは姉さんと純と師範(・・)の3人ぐらいのはずだからな。


「いつか話せる時があるならな」


「うん」


 すこし空気が重くなってしまったが、リンが新しい飲み物を淹れてくれてのどの渇きを潤した時に、意を決したようにリーナから突然考えもしなかった提案をされた。


「ねえ、シュウ。私たちとパーティーを組んでもらうことは出来るかな?」


「はっ?えっ?」


 いきなりでよく分からないんだが、何でパーティー組む話になるんだ?今までの話からパーティーを組もうと思うような要素が何かあったか?少なくとも隠し事をしているのが分かっている奴をパーティーに誘うなんて普通はないと思うんだけど。


「どういう事だ?なぜ俺をパーティーに誘うんだ?」


「一番はシュウにパーティメンバーになってほしいって私が思っているから、でもそれだけじゃなくて打算もあるの。それはシュウがこの場所を使えるから、ゲームの中で安心していることが出来る場所があるっていうのも理由の一つなの。現実でもあんなことがあったからゲームぐらいは友達と楽しく遊ぼうと思っていたのだけど、ゲームでもあんなことがあったからこのゲームはやめておこうかなとも思ったけど・・・」


 確かに現実でも追いかけられていたようだし、ゲームまで同じような事があったら嫌になるのは分かる気はする。


「でも、シュウがパーティーメンバーになってくれたら、ここでシュウと話を出来るから楽しくゲームを出来ると思うの」


「俺と話していても楽しいとは思えないけどな」


「私にとっては話せるだけでも楽しい事だから。それに、ほら、リンちゃんにも会いに来たいからお願いできないかな」


 本当はリンに会いに来たいだけなのかとも思いはしたが、それならそれでいいかなとも思った。リンも男の俺と話すより女同士で話した方が楽しいこともあるかもしれないだろうし、リーナの望んでいる事がこの場所を使いたいという事なら、条件(・・)は付ける事になるだろうけどパーティーぐらいは組んでもいいかな。


「わかった。パーティーを組んでもいいけど、いくつか条件だけは付けさせてくれないか?」


「どんな条件?」


「一つ目は、俺の事を他人に詳しく話さない事」


「それは、あのものすごい強力な魔法を使ったりした事を話さない方がいいって事よね」


 うなずいた後、了承の返事をきいてから次の条件を伝えた。


「二つ目は、パーティーを組んでも基本的に俺は一人で魔物を狩ることを目的にしているから、パーティでの戦闘はしないと思ってほしい」


「少し残念だけど・・・・・、シュウがそういうなら仕方ないね。わかった」


 口では少しと言っているけど・・・・。


「何も絶対にしないとは言ってないから、時間が合うならパーティーで依頼を受けてもいい・・・とは思っている」


「本当に!?絶対だからね」


 早まったかとも思ったけど、今はまだ(・・)急ぐようなこともないから寄り道をしてもいいだろう。そして、もう一つ最後の条件だけは絶対に譲れない条件を付けさせてもらう。正直、この三つの条件でパーティを組むのを諦めてくれてもいいんだが・・・。


「三つ目は、・・・俺の事を詮索しない事(・・・・・・)ここでも(・・・・)、そして現実でも(・・・・)・・・この三つを守ってくれるなら、パーティを組んで自由にこの場所を使ってくれてもいい」


「三つ目の条件は愁の事を詮索しない事なんだね」


「そう、ここでも、現実でも」


「わかったよ。私は愁の事を詮索は(・・・)しないよ。三つの条件を守るからパーティーを組んでもいいよね」


 俺としては面倒な条件を付けたから、パーティーを組むことを諦めてもらう意図もあったんだけど、条件を守ると言われてしまったら、ここで断るのはさすがに無理だよな。


「本当に条件を守るなら・・・わかった。パーティーを組もうか。ここも自由に使ってもらってもいい」


「よかった。断られたらどうすることも出来なかったから、条件があってもパーティーを組むことが出来て嬉しい」


 何でそんなにうれしそうにしているんだよ。思わず顔を逸らしてリーナの方を見ることが出来なくなって、ふと遠い昔に見た(・・・・・・)嬉しそうな顔(・・・・・・)を思い出してしまった。あいつも俺と何かをするたびにやたらと嬉しそうにしていたな。


「どうしたのシュウ・・・・泣いてる、の?」


「えっ・・・」


 思わず手を目にやったが、特に濡れている様子はなかった。


「俺に、涙でも流れていたか?」


「いいえ、でも、なんだかとっても悲しそうに見えたの」


「そうか、別に何でもない。ちょっと眠たくなっただけだから」


 そうは言ったが、リーナは言葉通りに捉えてはいないだろう。だけどさっきだした条件の事もあるからか深くは聞いてこなくて、この場の空気を変えるように明るく話しかけてきた。


「そっか。じゃあ、さっそくフレンド登録と後でギルドに行ってパーティーの登録をする為にギルドに向かおうよ」


「ああ、わかった。・・・フレンド登録?なんだそれ」


「えっと、簡単に言うとゲームにログインしているのが分かるのと、メッセージで連絡を取り合うことが出来る機能よ」


「そんなものがあるのか」


「フレンド登録もダメなんてことはないよね」


「別にそれぐらいなら断ったりはしない」


「よかった」


「そういえば、そのフレンド登録をするついでに電話で伝える予定だった事もついでだから伝えとこうと思うからそれを話してから、パーティーの登録をしに行く事にしようか」


 そういえばリーナは結果を早く知りたいみたいだったから、今伝えておいた方が早いし確実でいいだろう。


「それでは、新しいお飲み物を用意してまいります」


「まってリンちゃん、私も手伝うわ」


 まだ話が続くのを察してリンが新しい飲み物を作りに向かおうとすると、リーナもリンを手伝いに行くようだ。まあ、話が終わるとギルドに向かうことになるから、もしかするとリンと話す機会が今日はなくなるかもしれないし、俺としても一人で少し気持ちを落ち着けたいからちょうどいいかな。


「ホムラも行きましょ。・・・ホムラ?えっと座って待つの?」


 リーナがホムラも一緒に連れて行こうとすると、ホムラは首を振って椅子に座りなおした。


「えっと、ホムラ?シュウと少しの間だけど二人っきりになるけど大丈夫?」


 ホムラはリーナに頷き返した後、対面に座っている俺をじっと見たまま動かなくなった。俺はどうしたらいいか分からないのでリーナを見ると、リーナもどうしたらいいのか分からなくなっているようだった。


「ホムラが心配なら一緒に残ったらいいんじゃないか?」


「そうだけど・・・ホムラが自分の意志で私から離れて一人で残るなんて初めてだから、ホムラしたいようにしてあげたいと思う」


 そう言うと心配そうにホムラの事を振り向きながらも、リンがキッチンに行った後をついて行った。


 ホムラは椅子に座った後は目を逸らす事もなくずっとこちらを見てくるので少し落ち着かない感じではあるが、少しざわついた気持ちを落ち着かせるために、目を瞑ってから息を整えて二人が戻ってくるのを待つことにした。




お読みいただきありがとうございます。

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