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3 起きてからの話

少し量が少なめです

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


今の世界ーーーー???


「.......ぅ.......うん......あれ......ここは.....」

俺は前に意識を失ったところではないところで覚醒した。


俺は目をこすって目に光をならす。

すると、そこは木で作られてると思われる茶色い天井と照明が見える。


そして、少し体を起こしてみる。すると、倦怠感が全身を襲う。

しかし、気にせず起こしてみると個室にしては広い部屋に高級そうな家具や作品などが置いてある。


そしてふと見てしまった鏡に思わず俺は絶句した。



「...........あれ、女じゃん」



そう、自分はなんと女になっていた。


そういえばなんかほんの少しだけ自分のことを思い出した気がした。

それは、前の世界では俺は男として生活していたことを。


やばいやばいやばい、意味がわからない。

目が覚めたら知らないところにいて、それも自分が女だなんて。


そう現実を目の当たりにして悶えていると、こっちに人が来るような音がした。

誰かわからないけど助けてくれたんだから感謝は述べよう。


ガチャ、とドアが開く。


そこには、前の世界では見たことのなかった美少女がいた。

これは前の世界だったら告白してたわと俺が思ったぐらいに。


およそ腰ぐらいまで伸びる銀色い髪に、綺麗な青い瞳、そして顔は小顔でスッキリしていて、スタイルも抜群。


改めて自分の姿を鏡で見る。小顔とスタイルの良さは肩を並べるぐらいだが、前まで外で気を失っていたせいでもあるが、少し髪がぼさっとしていた。また、髪と瞳は同じ黒色だ。

なんか、女になったから、少し容姿に敗北感を感じる.......


「おはようございます。元気になりましたか。それは良かったです。」と彼女が言っているのに、俺は疑問をマシンガンのようにぶつけてしまった。


「ここは何処ですか。どうして私はここにいるんですか。どうやって私をここまで運んできたんですか。」


「一個一個丁寧に説明します。」と彼女は俺の質問に対応する。


「ここは私の家の来客用の部屋です。朝街道を通っていたら、意識を失ってボロボロで倒れていたあなたをここまで運んで介抱しました。」


「そうでしたか.......。ありがとうございます倒れていた私を助けていただいて」


「あなたが助かって何よりです。......ところで、なんであんなところにあなたは倒れていたのですか」

と彼女が言って俺は答えに詰まる。

っていうか、自分でもなぜあんなところにいたのかわからない。


「まあ、私の家族は旅が好きで、いつも旅をして、それについて行っていたんだけど、魔物に襲われて家族と離れてしまったんだ。」


「では、ご両親はどこかに居られるのですか」


「いや、結構ピンチで自分を逃がしてくれたから、もう居ないかもしれない」


「そうでしたか。無粋なことを聞いてすみません。」


「......いや、いいよ。...ところで君の名前を教えて貰っていい」


「あ、ごめんなさい、今まで名乗ってませんでしたね、私はイリス・ジブラダールと言います。イリスと読んでください。では、あなたのお名前を聞かせて貰って良いですか?」


「私はコユキていうんだ。できれば敬語じゃなく、普通に接してもらっていい?」


「いいです......いいわ。ではコユキまた明日に色々やってもらうからよろしくね。」


「......うん?何かは知らないけどいいよ。っていうか今ってもう夜なんだ。」


「ええ、三日ほど気落ちよく寝てたわよ」


「三日も......」

だからものすごく倦怠感を感じたのか。


「そうよ、でも今は体力とかを回復させるために寝ないとね」


「ごめん、私も三日ぶりに起きてイリスと話したから疲れたみたい。だから寝るね。」


「わかった。おやすみ」


「おやすみ」


俺は久しぶりに気持ちよく意識を落とすことができた。










なかなか継続して書くのは難しいと感じた今日この頃

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