利用した技術-ソレノイド
今回はプラレールを使っています。
之は倒立振り子・ライントレース等は既に確率した技術であるし、デベロッパークラスと同じ事をしてもつまらないだろうという理由からです。
実際の所メインはどちらかといえば制御の部分であり、制御する先としてプラレール+MaBeeeは前進と停車しかできないという最低限の制御の為、これでうまく制御できるシステムならどんな制御対象でも大丈夫であろうという意図があります。
さてそんあプラレールですが、バック不能な制御ですので、せめて途中に分岐を入れないと避けたりできないので不便です。
そこで今回は自動ターンアウトレールにソレノイドを取り付けた物を利用しています。
ソレノイドは電磁石を利用して動く部品です。
カチャカチャ言ってカッコイイ気がします。
ポイントとしては
・レバー部分に穴を開けて糸でソレノイドと連結
正直普段はソフトウェアの技術者をやっており、高い工作精度を出すのが困難なため、糸で連結することにより、必要な精度を緩和しています。
・内部のバネを除去、内部部品の形状変更等をして負荷を低減
今回はDCソレノイドを利用しています。DCソレノイドは突入電流が無いのがメリットですが一方で引っ張りはじめの力は意外と弱いので、負荷を低減しています。
・連続通電しない制御
一部連続通電可能な物もありますが、連続通電すると過熱するものも多いです。今回利用したソレノイドもそのタイプでしかも固定にホットボンドを利用しているので、過熱すると固定が取れる恐れがあります。
このため、必要時のみ通電する制御を実施しています。
実際利用してみると以外と難しい部分も多いソレノイドですが、ON/OFFのみで手軽に使える可動部品として便利な部品です。また工作する時等は利用してみたいと思います。