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プロローグ ルトルバーグ家のお嬢様と万能メイド

2021/09/05 第1章を書籍版設定に合わせて改稿しました。

「いらっしゃいませ」


 小さな屋敷を訪れた二人の少女を前に、黒髪の小柄なメイドが礼儀正しく傅いた。

 だが、少女達はメイドに目もくれず、尋ねた屋敷の玄関ホールを見て驚愕の顔を浮かべていた。


「これが、ルシアナの屋敷?」

「え? 本当に? だって、以前尋ねた時はもっと……」


 二人の少女が驚くのも無理はない。

 彼女達がこの屋敷を尋ねるのはこれで二度目。だが、その時はもっと……。


「もっと、薄汚れて見窄らしかった?」

「ルシアナ!」

「ルシアナさん!」


 屋敷の奥から現れたのは一人の少女。若草色のドレスを身に纏う金髪碧眼の少女が、優雅な物腰で玄関ホールに待つ少女達の元へと歩み寄った。

 黒髪のメイドは滑らかな足取りで脇に避け、屋敷の家人の後ろにそっと控えた。


「いらっしゃい、ベアトリス、ミリアリア。今日は来てくれてありがとう」


 ニコリと微笑む少女を前に、招待客である二人の少女、ベアトリスとミリアリアは更に驚きの表情を見せた。


「ルシアナ、あなた……」

「……なんて美しいんですの、ルシアナさん」


 二人の少女は驚きを隠すことができない。なぜなら目の前に立つ人物、ルシアナ・ルトルバーグ伯爵令嬢の容貌が、立ち姿が、あまりにも美しかったから。

 元々美しい顔立ちをした少女ではあった。しかし、伯爵家とは言っても彼女の家は誰もが知る没落貴族。まともに使用人を雇うお金もなく、屋敷の維持はおろか、彼女を着飾らせる余裕もない、名前だけの貧乏貴族だったはずだ。


 だというのに、現れた少女のなんと美しいことか。二週間ぶりに会ったルシアナは上から下までまさに伯爵令嬢にふさわしい出で立ちをしていた。

 素材だけは美しかったが手入れの行き届いていなかった彼女の髪。今は毛先まで手入れが行き届き輝くばかりだ。腰まで長い金の髪は、後頭部で一部編み込まれ、ウェーブ掛かった髪が歩くたびにふわりと円舞曲ワルツを踊っていた。


 十分な手入れができずカサつき始めていた白い肌は、今や年齢通りの瑞々しい美しい肌をしている。白い肌に彼女のふっくらとした薄桃色の唇が、優しげに弧を描いてた。

 二重の大きな碧眼を持つルシアナは、ベアトリス、ミリアリアの前に辿り着くと美しい所作でドレスの端をつまみ、スカートの中でゆっくりと膝を曲げた。


「ようこそ我が家へお越しくださいました。歓迎致しますわ」


 それは、とても美しいカーテシーであった。

 ベアトリスとミリアリアはその優雅な仕草に感嘆の溜息を漏らす。

とても同い年とは思えない。こんなに美しい子だったなんて、と。


「メロディ、私達はテラスへ行くからお茶の用意をお願いね」

「畏まりました、お嬢様」


 ルシアナが優しく微笑みながら黒髪のメイド、メロディに要件を告げると、彼女もまた優雅にお辞儀と微笑みを見せてその場を後にした。


「さあ、行きましょうか」


 ルシアナに連れられベアトリスとミリアリアはテラスへと向かった。その間も二人はルシアナと屋敷の美しさに目を奪われるばかりだった。

 改めて屋敷を見てみると、確かにここは以前訪れた彼女の屋敷で間違いなかった。伯爵家の屋敷としては小さく、調度品も豪華な物を置かない(置けない)質素な内装。


 しかし、二週間前に訪れた時とはあまりにも違う。内装が変わったわけではない。置いてある家具も、調度品も全て同じ。だが、それらはまるで新品のように美しかった

 壁も床も、天井すらもピカピカに磨かれ、ホコリひとつ見当たらない。金属類は全て磨き上げられ、誂えたばかりのようだ。以前は軋んでいたはずの廊下も今日は全く音を立てない。


「本当にこの二週間で何があったのかしら? どう思う? ミリアリア」

「そうですね。テラスに着いたら問いただしましょう、ベアトリスさん」


「ええ。でも、あのテラスに行くの?」

「……ちょっと心配ですね」


 三人がテラスに着くと、ベアトリスとミリアリアは再び驚いて目を見張った。


「これがあのテラスなの!?」

「だって、この前はとてもテラスでお茶ができる状態ではなかったではありませんか!」

「ふふふ、さあ、座ってちょうだい」


 前回訪れた際、ルシアナの屋敷のテラスはとても客をもてなすことができる状態ではなかった。

 手付かずの庭は荒れ果て、テラスのテーブルにまで蔓が伸びる始末。庭師を雇う余裕など無かったルトルバーグ家にはどうすることもできなかったのである。

 だというのに、二人の目に映ったのは、まるで物語の挿絵にでも載りそうな、狭いながらも大変可愛らしいガーデンテラスであった。


「素敵だわ! まるで妖精の箱庭みたい」

「本当に綺麗。我が家の庭の方が広いのに、こちらの方が広く感じるほどですわ」

「大げさね、二人とも」


「いいえ、大げさではないわ。ねえ、ルシアナ。よかったら少しだけ庭を散策してもいいかしら?」

「それはいいですね。私も散策したいですわ」

「ふふふ、いいわよ。もうすぐお茶が来るからそれまで庭を歩きましょうか」


 ベアトリスとミリアリアはこの庭を大層気に入ったようだ。彼女達も初めて見たのだろう。

 クマやウサギの形にカットされた低木のオブジェなど。


「皆様、お茶のご用意ができました」


 メイドのメロディがテラスにお茶を運んでくれたので彼女達は席に着いた。


「まあ、良い香り。こんなに芳醇な香りは初めてだわ」

「本当。こんなに良い茶葉を使ってもらうなんて、なんだか悪いですわ」


 二人はルシアナの家の経済状況を知っているだけに少々後ろめたくなった。貴族にとって紅茶は当然の嗜みだが、如何せん紅茶はお高い。前回尋ねた時も紅茶を出してもらったが、ルシアナには申し訳ないが、正直あまり美味しくはなかった。安っぽくて……。


「ふふふ、何も気にする必要なんて無いのよ? それはこの前出したのと同じ紅茶だもの」

「「ええ!?」」


 二人には信じられなかった。恐る恐る出された紅茶に口をつける。だが、とても前回と同じ紅茶とは思えないほどの芳しい香りと、口当たりの良い喉越し。

 信じろと言う方がおかしい。


「とても信じられないわ。これがこの前の紅茶と同じだなんて」

「本当は無理をさせているのではありませんか? 大丈夫? ルシアナさん」


 本気で友人を心配してくれるベアトリスとミリアリアの言葉にルシアナは苦笑した。

 彼女達がそう思うのも無理はない。……だって、私だってそう思ったし!

 と、ルシアナが思っているとは目の前の二人は考えもしまい。それほど今のルシアナは完成された微笑みを浮かべていた。


「同じ茶葉でも淹れ方次第で味が変わるそうよ。そうよね、メロディ?」


 ルシアナに話し掛けられたメロディは、お茶に続いて用意していたお菓子を一度手から離し、彼女の質問に静かに答えた。


「はい、その通りでございます、お嬢様。紅茶は茶葉が良い方が美味しいでしょうが、それも全ては淹れ方次第。折角の良い茶葉も淹れ方がお粗末では美味しい紅茶にはなりません。逆に、安価な紅茶であっても正しく淹れれば、十分美味しい味を出せます」


 ベアトリスとミリアリアは感心した様子でメロディを見ていた。

 そういえば、彼女は初めて見るメイドだ。今更ながらにそう思った。


「皆様、こちらは本日のお菓子でございます。どうぞお召し上がり下さい」


 紅茶の説明を終えたメロディは途中だったお菓子の用意を済ませ、テーブルにそれを置いた。


「まあ、初めて見るお菓子だわ。プルプル揺れてとても可愛いわ。果物も美味しそう」

「本当ですわ。それにとても甘い香り。この上に乗っている白い泡は何ですの?」

「それは生クリームと言うのよ。とても美味しいわよ」

「『プリン・ア・ラ・モード』でございます」

「「プリン?」」


 プリンを一口食べた二人は恍惚の表情でその味を何度も噛み締めた。


「美味しいわ! こんな味は初めてだわ!」

「なんて優しい甘さでしょうか。我が家のお菓子とは大違いです!」

「喜んでもらえて嬉しいわ」


 驚き、喜びの声を上げるベアトリスとミリアリアを、ルシアナは紅茶を嗜みながら優雅に見つめていた。

 メロディはテラスの入り口付近に控え、三人は談笑を始めた。


「それにしても、どういうことなのですか? ルシアナさん」

「そうよ、たった二週間で何もかも見違えてしまって! 説明してちょうだい!」

「ふふふ、こればっかりは秘密よ」


「「もう! 教えてちょうだいよ!」」

「ひ・み・つ」

「意地悪ね、ルシアナ!」


 ルシアナを責めつつもベアトリスとミリアリアはとても楽しそうだった。

 本当は教えて欲しいが何か込み入った事情でもあるのかもしれない。多少茶化したりもしたが、二人はそれ以上の詮索はしなかった。

 だが、ベアトリスとミリアリアにはどうしても言っておきたいことがあった。


「まあ、それはいいわ。でも、その喋り方は流石にどうかと思うわよ?」

「そうです。とても流麗で淑女らしい振る舞いだと思いますが、ルシアナさんらしくはないですね」


 二人はからかうようにルシアナを見つめて顔を寄せ合った。

 ルシアナはというと、先程まで張り付いていた淑女の笑顔が一転、大きなため息を吐くとダラリと背もたれに凭れ掛かった。


「……やっぱりそう思う? まあ、それは私も思ったんだよね! でも如何にもお嬢様って感じがでていたでしょう? 私、頑張ったんだから!」

「ふふ、でてた、でてた。もう、別人かと思ったじゃない」

「そうですね、新鮮でしたがそちらの方があなたらしいです、ルシアナさん」


「そうよね! 淑女ルシアナは春の舞踏会まで取っておくわ」

「まあ、ルシアナったら」

「ふふ、やっぱりルシアナさんはこうでなくては」


 笑い合う三人の少女達。今年で十五歳になった彼女達は、春から王立学園に通うと同時に、社交界デビューの年でもあった。

 ベアトリス・リリルトクルス子爵令嬢、ミリアリア・ファランカルト男爵令嬢は、最愛の友人にして自分達の中で最も家格の高い彼女のことが心配でたまらなかった。


 伯爵家に生まれながら、曽祖父の事業の失敗が原因で没落してしまった彼女は、持ち前の美貌を活かすための化粧品を買う余裕もなかった。勿論、着飾るお金もないせいで、折角の素材も全て宝の持ち腐れになってしまっていたのだ。

 社交界デビューの日が迫る中、その場にふさわしいドレスの準備もままならず、伯爵家の家計は火の車だった。


 ベアトリスとミリアリアが実家から支援する話を持ちかけたが、友人から借金をすることは友情を踏み躙る行為だと言って受けてはもらえなかった。

 だから、社交界デビューを来月に控えた今日、状況が改善しないようなら無理矢理にでも彼女を助けようと二人で決めていたのだ。


 だがどうだろう? 二人の心配を他所に、ルシアナは大輪の花を咲かせ二人の前に現れた。

 心配が杞憂に終わってくれてこれほど嬉しいことはない、と二人が思っていることに勿論ルシアナは気がついていた。もし自分が二人の立場だったらおそらく同じことをしたはずだ。

 だから今日、二人を屋敷に招いた。もう大丈夫だと告げるために。


「安心したわ。これなら舞踏会ではきっとあなた、主役になるんじゃないかしら?」

「そうですよ。今のルシアナさんの美しさなら王太子殿下もイチコロかもしれませんよ?」

「やめてよ~」


 勿論本気で言ったが、意外と満更でもない様子のルシアナに二人は苦笑した。


「それはそうと、ドレスを新調したのね。とても鮮やかな若草色だわ」

「ええ、綺麗なドレスです。以前、同じデザインのドレスを着ていましたよね? 同じ仕立て屋でお願いしたドレスなんですか?」


 このままではルシアナが図に乗ると思った二人は話題を変えた。


「これはこの前あなた達をうちに招待した時に着ていたドレスよ」

「「ええ!?」」


 今日何度目の驚きであろうか。確かにルシアナはこれと同じデザインのドレスを持っていたが、それは今身に纏っている物よりも色がくすんでいて、ところどころ糸のほつれも見られた、お世辞にも綺麗とは言い難いドレスだったはずである。


 こんな、今日初めて袖を通したと思うような美しいドレスではないのだ。

 ルシアナは立ち上がるとふわりと回ってドレスを見せてくれた。

 陽の光に照らされて煌めく生地、風の流れにそってヒラヒラと揺れるフリル。糸のほつれも、一片のシミさえ見受けられなかった。

 やはり、この前着ていた物と同じとは到底思えない。


「一度徹底的に洗濯して、いくらか手直ししてもらったけど、同じものよ?」

「「信じられない!」」

「……そうよねぇ」


 二人の叫びにルシアナは目を逸らしながら同意した。


「やっぱり何か秘密があるのね! 教えてちょうだい!」

「私も知りたいです! 教えてください、ルシアナさん!」

「ごめーん、どうしても秘密なんだ」

「「もう!」」


結局、二人はルシアナの秘密について聞き出すことはできなかったが、少女達のお茶会はつつがなく、楽しく終えることができた。


「ルシアナ、次会えるのは学園の入学式かしら?」

「入学式の後、夜は舞踏会ですね。社交界デビューです。楽しみですね」

「ええ、入学式で会いましょう」


 そうして、ルシアナの二人の親友は帰路へと着いた。


「お嬢様、お夕飯の前に一度御髪を整えましょう。お部屋にお戻り下さい」

「メロディ……」


 二人を見送った後、ルシアナの後ろに控えていたメロディが優しく声を掛けた。ずっとテラスにいたため、風のせいか少しばかり髪が乱れていた。

 今までは気にもとめなかったことだが、今は『我が家の唯一の使用人』であるメイドのメロディが気にしてくれる。今までの使用人は家事で手一杯でルシアナの髪の乱れなど気にする余裕がなかったのだ。


 だから、ルシアナはとても嬉しかった。


「ありがとおおおおおおおおお! メロディイイイイイイイイイイ!」

「きゃああああああ! メイドに抱き着いてはいけません、お嬢様!」


 感極まってメロディに抱きつこうとしたルシアナを、メロディはルシアナの両手を掴んで受け止めた。


「ああん、抱きつかせてよ、メロディ!」

「ダメです! 貴族のご令嬢ともあろう方が、一介のメイドごときに抱きついちゃダメです!」


「もう! またメイドの矜持って奴?」

「そうです!」


「そんなのどうでもいいから、抱きつかせて!」

「……そんな事を言っていると、今度は完全に動きを止めちゃいますよ?」

「うっ!」


 今の今まで会話をしながらメロディに抱きつこうとしていたルシアナは急にピタリと動きを止めてメロディの手を離した。


「ずるいわ! 伯爵令嬢を魔法で攻撃をするメイドなんてありえないわ! それはいいの!?

「仕方がありません。お嬢様のためならメイドはどんな汚名でも着てみせましょう!」


 胸を張ってメイドの矜持を語る黒髪の少女。ルシアナと同い年とは思えない小柄な少女の自信満々な顔を見て、ルシアナは呆れ顔になった。


「何か間違っていると思うのよ、あなたのメイド観って」

「そんなことはありません。メイドはとても素敵な職業ですよ?」


「うーん、そういう意味ではないんだけどなぁ。……ちぇっ、この屋敷も、私も綺麗に美しくしてくれたのはメロディじゃない。お礼なんていくら言っても足りないから体で表現しようと思ったのになぁ」

「淑女の言葉じゃないですねぇ。あとで淑女教育のやり直しですね!」

「大丈夫よ! 公式の場では教育通りにやってみせるから、あの教育はもう勘弁して!」


 ルシアナの説明通り、見違えた屋敷、テラス、ルシアナ本人、これら全てを美しく蘇らせたのは、現在ルシアナの髪を梳いている少女、メイドのメロディであった。

 どうやったかは、とてもここでは説明しきれない。

 だって、どう考えてもやり過ぎであったから……。ルシアナには勿論理解しきれなかった。


「それにしても、私としては大助かりだったけど、どうしてうちなんかで働いてくれる気になったの? ここまで仕事ができるなら(というか、出来過ぎなんだけど)どこででも、いえ、王城でだって引く手あまただったでしょうに」


 メロディに優しく髪を梳かれ、気持ちよさそうにしながら、ルシアナは今更な質問をした。

 それに対してメロディは、手つきは優しく、しかし、声だけは情熱を込めて答えた。


「だって、全部やりたかったんですよ!」

「……全部?」


「王城のメイドは仕事が分担されているじゃないですか。ハウスメイドにキッチンメイド、ランドリーメイドといった具合で、やりたくても他に担当者がいてやらせてもらえないんです!」

「えーと、それは負担を軽くするための決まりで……」

「だから、私は決めたんです! メイドになりたい! その夢を叶えるにあたって、どんなメイドになるかを!」


 メロディは熱く語っているが、手先の動きだけは今の優雅にルシアナの髪をブラシで撫でていた。


「……そのやりたいメイドが、うちのメイドなの?」

「はい! 私がやりたいのはハウスメイドでもキッチンメイドでも、ましてやランドリーメイドでもありません! 私がなりたいメイドは……オールワークスメイドです! これならやりたいメイドの仕事が全部できます!」

「そ、そうなの……」


 何と返答してよいのか分からなかったルシアナは、只々曖昧な笑みを浮かべて鏡に映る我が家の唯一人の使用人を見つめていた。


 (折角生まれ変わったんだもの。今度こそ、本物のメイドとして生きてみせるんだから!)


 黒髪の少女の心の中の決意を知るものは誰もいなかった。


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[気になる点] 「『プリン・ア・ラ・モード』でございます」 「「プリン?」」 …これがもしハニートーストなら、 「『ハニートースト』でございます」 「「ハニー?」」 とはなりませんよね? ア・ラ・…
[一言] kindle版を読み終えて流れてきました。
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