100、000は飛んだ
さて、まずはスーツです。
ジャケットは3着あれば良いかな?
スカートとパンツは合わせて6本あれば良いかな。
割合は2対4にしておこう。
着まわすにしても最低限の本数にはなるでしょう。
「お兄さん、こんなに買うんですか?」
「ラッキーと思って喜んでおけ」
何故か不安が増しているらしいい。
だが、ここは強硬の一手でしょう。
夏用にも何点か揃えたいが、後日だな。
ジャケットはパターンオーダーにするか。
でも、1週間程度はかかるな。
しかし本当に最低本数だな。
男のように毎日黒を着まわすならごまかせるけど、女性だと足りる気がしません。
やはり、即の必要性を抑え、既製品を2着入れるか。
それで、オーダー届いたら仕事用から控えにしておくか。
来たときに来ていた服装を見た限り、完全に着慣れてない。
学生時代に着慣れていれば全然違うだろうに。
それこそ、卒業前の1年間、着倒す勢いで安物でもなんでも着続ければ全然違うだろうに。
狙うなら・・・1週間、安物を着てからオーダーの体に合う物に替えれば貫目の不足も補充されるだろう。
本当の意味で足りない分は普段着にさせてやれば良いだろ。
落ち着かないだろうが、控えに落としたら自宅着にさせよう。
となると・・・いや、それは後に回そう。
とりあえず、スリーピースにしよう。
そう、ベストだ。
と、サイズ調整は終わったかな?
店員にベストをオーダーする。
「お、お兄ちゃんベストまではやめようよ」
「いや、要るだろ」
さも当然と回答する。
「私寒がりじゃないよ」
「外気・内気、温度差を考えよう」
ひざ掛けより楽だと思うのは男性だけの考えか?
「真夏にひざ掛け使う事考えたら肩の保護にベストも持っておきなさい」
もちろん、ひざ掛けは買う必要が有るだろうが、これはこれで要るだろう。