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♦︎妖のキミと人間の私と…♣︎  作者: 妖狐
✴︎第一夜✴︎
2/2

♦︎妖のキミと人間の私と…♣︎★第始章~第一章☆

第始章だいしょしょう


挿絵(By みてみん)


ねぇ。私達の出会いは…最悪でしたか?君は…幸せでしたか?

私と君との、距離は…縮まりませんか?

君は…君は…君ッは…


…私が、消えても何も思いませんか?

私が消えた時君は何を思いますか?

ねぇ。答えて…お願いします

もし、復活する時が来たら…~~~~…


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

♦︎第一章~赤い瞳の少年は~♠︎


挿絵(By みてみん)


「日下部さん。何でそんなに無愛想なの?」

「…………」

「ちょっと、日下部さん!返事くらいしたらどうなの?!」

「ハイハーイッ!ヤメヤメ!倫理りんちゃんも!」

「っ!波賀音類様ッ…!はっ、はい!やめますっ!」

これは、いつもの日常、そして、

倫理とか、言う奴は、相違そういにバレないよう私を睨んで席へ戻っていった。

「またかよ。めんどくせぇなぁ…」

「何言ってるの。いつものことじゃない。」

「何だよ何だよ、俺がモテるからってヤキモチやくんじゃな「もう一生話さない。」

「ごめん!!嘘だって!」

「これもいつもの会話でしょ。」

確かにな!

と、言うと同時にチャイムがなり席に戻る相違。

「y×a×by=、これ、わかる人!」

「分かるわけないじゃーん!せんせー!もっと、簡単にしてよー」

「はいはい!文句言わない!」

「分かる人ー!」

シーン…

静まり返る教室、こう言う時は必ず…

「センセ〜❤︎日下部さんなら、わかると思いまぁーす❤︎」

「そうねぇ…じゃあ、日下部さん!答えて。」

「…yaを…………」

「正解よ、では…次の……」

キーンコーンカーンコーン…

4時限目が終わる

そうすると、私は必ず屋上にいって、相違、とお昼ご飯を食べる。

「わっりぃ!ちょっと、係りの仕事が入ってる!少し遅れる!屋上でまっててくれ!」

「うん。」

ツカツカ…と屋上に向かう

そして、ドアを開けるとかかってくる水。きっとこれは、トイレの水。

「ははっ!きったなぁい!臭い女!」

「ほんっと!後…これで…」

黒板消しを頭の近くにやり、パンッパンッと、髪の毛を白くしていく。

「次わぁ…これだねぇ。」

と、、手にしたのは…カッター…?

「服かしなさいよ、脱ぎなさいよ!」

ドッ…と、蹴る音が屋上に響く。

服を脱がされた私は下着とブラのみ。

「ほーら、ちゃんと八つ裂きにした服返してやるよ?待ってな!」

ザクッ、ザクッ…ザクッッ!!

次々に制服に傷を入れて行く女の人。

「はい!どーぞ!それから、下着とブラもやってやるよ!!ほら!あんた達、、手伝いな。」

と、後ろにいつの間にか、いた、2人の人が私を掴みブラを下着を切り刻んだ。

そして、制服を着せて、手足に血が出るまでカッターをめり込まされた

でも、痛くなんかない。

私は、何も感じちゃだめ。

泣いてもいけない。動くのも、勉強をするのも、、家を出るのも、本当は、ダメなんだ。私は、いてはならない存在だから。

「こいつ、ほんっと、何も言わないよな!このっ!」

ドンッ!と、蹴られる。

「そりゃそうだよ!壊れたお人形だもん!」

「そっか!舌もないもんね?話せない哀れなお人形!!」

あはははっ!と、わらう三人

「これは、波賀音類様と関わってるから受ける天罰なんだよっ!!!!」

「ハヤクシネヨ!!」

「そうだよ!しね!」

「…い…よ。」

「は?」

「いーよ。死んでも」

「こいつ、正気?」

「何。死んで欲しいんでしょう?カッター、かして。いいよ?死ぬから。」

「ッッ!」

「君らが犯人って、したてあげてあげるよ。」

「ッッ!このっ!くそが!!」

と、私を蹴ろうとした時。

「君たちなにしてんの?」

と、相違が屋上に、入ってきた。

「っ!!波賀音類様!なっ、何で…!」

「お前らさぁ…」

私のところに近づいて抱き寄せる相違

「そっ、そっちがカッターを、もって、こっちに走ってきたんですっ!」

「そうなのか?埜乃」

「うん。そうだよ。私、もう、帰るね。じゃ。そこの人たちもごめんねさようなら。」

と、、私は走って走って帰る道を只々走っていた。

怪我をしていることも…

忘れて。

♠︎相違side~屋上~♦︎

「あ、あやまっても、、ゆるさないわっ!危なかったんだからっ!」

キーキー猿みたいにうるさい女ども。

「ねぇ。波賀音類様ッ、ひどいでしょう?私ッ…怖かったの。」

と、気持ち悪い香水をぶちまけながら抱きついてくる女。

「そうなんだ。大丈夫…僕がいるから…

と、でも、いってもらえると?」

「えっ…」

女達の顔がみるみる青ざめて行くのが分かる。

「この、妄想好き野郎!気持ち悪い香水ぶちまけやがって!さわんな!猿みたいにキーキーうるせぇよ!!」

と、俺はその場から立ち去った。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

♣︎埜乃side~帰り道の公園~♠︎

「はぁっ、はあっ…っ…いった…い」

走っているうちに傷口が裂けて来た

それに、いつの間にか夜だ。

どれだけ走ったのか覚えてもいない。

もう、、動けないくらいまで達した時に気づき、帰り道の公園で休むことにした

「…ベンチ……あった。」

近くにあったベンチに近寄ろうとすると、何故か横から視線を感じ、横に目をやる。

「…?何だ…、木と…紙?」

何か書いてある紙を木から、はがす。

「…ワレ…汚レ血ヲ、モツモノナリ、コレガミエルノハ、オ主ガ汚レ血ダカラデアル。コノ紙ヲ、ヨミオワルトキ。

………………スベテガカワルダロウ」

「きゃああっ!」

その紙は黒い物体となり消えた。

「っな、なんだったの…あれ…」

「ネェ」

小さいこの声が後ろからして、びっくりするも振り向いた。何か探し物かな。と、、おもい…

「ひっっ、!!!」

そこには目がなく、耳も潰れ、鼻がない

“何か”が、いた。

「ヤッパリ、ミエテルネェ。チョーダイ、メ、ナイノ、ネェイラナイデショ、チョウダイヨ。ネェ…」

「やっ、やだっ…!いやっ!」

「ソッカ…ジャア…

……………ェグリトル」

「きゃぁぁっ!やめっ…触んないでっ!いやっ!誰かっ!」

叫んでる間にも手は伸びてくる、いや、手とは言えない棒のような物だ。

「エヘヘェ、、キレイ、キレイ、キレイナ、メ、」

「やっ、、やだぁぁぁっ!!!!」

もう、、終わり…だ、と思った時…

ザクッザクッザクッ!

ガフッガフッガフッフッ

「ア…ア…アァァ…アッガ…ゴゴッ…」

変な鈍い音が聞こえて来た。そして、私も何か、水のような物をかぶった。

「…っ?」

目を開けてみると、

月に輝く銀色の…髪。

白い肌

きつねのような耳

きつねのような尻尾しっぽ

少年だ…

その少年は、こちらを見る

あ、赤い瞳…


挿絵(By みてみん)


「……」

「……」

しばらく見つめあっていると先に口を開いたのは、少年。

「お前、俺、見える?」

「…みえ…ます。けど…」たてに首をなんないも何回もふる。

「お前、不思議、普通、人間、ビビる」

「あの…貴方はっ…何何なんなんですか?」

「俺、妖、人間、食う、者。」

「妖?本でしか、見たことない…です」

「理解不可能、本、何、俺、知らない」

「うーん…紙がいっぱいあって、ですね…えっと、皮で挟まれてるものです」

「理解可能、俺、新しい、知った」

「えっと…りかいして、新しいことしったってこと…か。」

「…お前……」

「…??何。」

ガサガサッ…

「きゃああああっっっ!!!」

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