表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
悪意の種を花にまで育てた人間の生き様  作者: 旅の語り部
ベリオレットは王に成りて
30/33

本編24【合流】

 アトーの町へと向かったカオス教の集団が辿り着くと、町で次の行動をどうするかを考えていた。それから数日後、周りに溶け込もうとしていたカオス教の集団に話しかけてくる人間がいた。カオス教の集団は、その人間から離れようとしたが、話しかけてきた人間が「あんたは、魔物に依頼を頼めるって聞いたけど」と言ってきた。カオス教の人間は、「そうだ」と答えてしまった。そんな会話を聞いている人間がいた。その人間がカオス教の集団に向かってきた。さらにその後ろから別の人間が向かって来ていた。一番後ろから向かってきた人間がカオス教の集団に攻撃をしてきた。カオス教の人間は、咄嗟の事でその人間の攻撃を受けて態勢を崩した。カオス教の集団は、攻撃を受けた時にその人間を見たと同時にすぐに態勢を整えた。そしてここで戦う事は不利になると感じてその場を去った。

 その場を去ったカオス教の人間は、殴って来た人間の顔を思い出していた。ベリオレットから聞いていた人間の特徴に似ている事に気づいた。その事に気づいたカオス教の人間は、後から遅れて来た他の仲間の一人にアルカット神殿に人を送ってもらうように言いに行ってくれと頼んだ。他の人間は、テール達が向かうであろう学術都市オシエーテに向かう事にした。しばらく進んで学術都市オシエーテ近くの町に近づくとその付近でアルカット神殿からの増援を待つ事にした。

 一方アルカット神殿に人を送ってもらうように言いに行った人間は、アトーの町からひたすら道を北に向かっていた。その人間が急いで進んでアルカット神殿に着くと見張りの人間が近寄ってきて神殿の奥まで案内してくれた。神殿の奥に入るとカオス教の幹部が数人集まっていた。カオス教の幹部に事の次第を伝えると何人か人を出してくれることになった。アルカット神殿に向かった人間は神殿から数人を連れて学術都市オシエーテへと向かった。オシエーテの近くの町で待っていた人間は、増援の人間が来ると再びテール達の動きを監視する行動を再開する事にした。テール達を探していたカオス教の人間は、テール達がもうすぐ学術都市オシエーテの近くまで来る事がわかるとテール達を探し出して後を追った。教祖から魔王城のあったアースという場所に行くように指示を受けた集団もテール達が向かう場所へと向かっていた。その集団を含むカオス教の集団がこの後一体どんな事を起こしていくのだろうか・・・・・・

 カオス教の集団は、テール達を追って学術都市オシエーテへと辿り着いた。学術都市オシエーテに辿り着いた時には、暗くなっていて建物に灯りが灯っていた。監視しているテール達は、宿屋を探しているようだった。カオス教の集団は、テール達の監視を宿屋周辺に残してオシエーテで情報を集める事にした。そして夜が明けてテール達が動き出した。テール達は、この場所にあるオスタリア図書館へと向かうようでその後を気づかれないように監視した。テール達は、オスタリア図書館に着くと中へと入って行った。カオス教の集団は、オスタリア図書館の外でテール達が出てくるのを見張る事にした。テール達がオスタリア図書館から出てくるのを今か今かと待ち続けていると図書館の扉が開いてテール達が図書館から出て来た。出て来たテール達は、そのまま学術都市オシエーテの入口へと向かっていた。カオス教の集団は、テール達の後を追った。テール達を追って行くとアースリーの町へと向かっている事がわかってそのまま進んだ。アースリーの町でテール達は一泊するようでカオス教の集団もそこで一泊する事にした。

 その夜・・・・・・別動隊として魔王城のあったアースという場所に行くように指示を受けたカオス教の集団と合流した。その人間達から色々な情報を聞いたカオス教の集団は、テール達が向かっている場所がそのアースという場所だと気づくと早速合流したカオス教の集団に先にアースという場所へと向かわせた。朝になってテール達はアースリーを出て魔王城のあったアースへと向かって歩き出した。カオス教の集団はその後を追った。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ