歴史に残る戦いへと向かう
カオス教の集団はパル達を追って魔王城に辿り着いた。魔王城に辿り着くとパル達が魔王城の門を開けようと頑張っていた。その様子をしばらく見ていたカオス教の集団だったがパル達が門の前で何かをしていたが何をしたかはわからなかった。門が音を立てて動き出して門が開いた魔王城にパル達が入って行く。突然門が開いた魔王城から感じる何とも言えないオーラにカオス教の集団も少し気を引き締めて魔王城へと入ったパル達を追って中へと入った。パル達が入ってから数十分後の事だった。魔王城の中に入ると通路は薄暗く視界が悪かったが魔王城に仕掛けられた仕掛けや罠は先に入ったパル達が作動させたのか発動した後で何事も無く進んで行った。カオス教の集団はパル達を探しながら進んで行った。すると魔王城の玉座の間らしい所に辿り着いた。カオス教の集団が玉座の間に着くと玉座が移動していて下に降りる階段が見えていた。『この先か?』と思いながら集団はその階段を降りて行った。階段を降りて行くと誰かが戦っている音がしていた。『パル達と魔王か?』そう思いながら集団はその場所に突入する前に術の詠唱を始めていた。
カオス教の集団はパル達と魔王の意識がこちらに向いていない時に戦っている場所に突入するタイミングを計っていた。しばらく様子を見ていた集団は戦っていたパル達と魔王の意識がこちらに向いていないとわかるとそろそろ突入する機会だと考えその場所に炎の術を放った。炎の術を放ったと同時にその場所に集団は突入していった。突入するとパル達は炎が出てきたこちらを向いていた。こちらを向いていたパル達は訳のわからない顔をしていたが魔王ゼルスとそこにいた謎の四人組はこっちを見て何かがわかった顔をしていた。タリスタがパル達の方から集団に向かって来ようとしていた。タリスタが向かってきていたのは術を詠唱していた人間だったがそのタリスタに別の集団の一人が術を使ってタリスタと距離を取る事に成功させた。そしてさらに他の人間が追撃をして術をタリスタに向かって放った。タリスタにその術が当たりその術の効果でタリスタを金縛りにして動きを封じた。そして邪魔なタリスタが動く事が出来なくなった後に突入する前から術の詠唱をしていた人間は魔王ゼルスに向けて術を放った。魔王ゼルスに向けて放った術は術を避けようとしていた魔王ゼルスに命中した。魔王ゼルスは術の効果で徐々に効いてきて封印されようとしていた。そんな時に魔王ゼルスはカオス教の集団に向けて「いつかお前達を必ず倒してやる・・・・・・」と言ってきた。カオス教の集団は魔王ゼルスが封印されたのを確認するとすぐさま魔王城を後にした。パル達を監視していたカオス教の集団は魔王ゼルスを封印する事に成功してある意味での成功だった。カオス教の集団は二手に分かれて行動する事にした。一方はそのままアルカット神殿に戻る集団でもう一方は王都アナタリアにいるベリオレットに今までの事を報告する集団に分かれて行動をした。アルカット神殿に戻る集団は何事も無く王都アナタリアに報告に行く人間よりも早く辿り着いた。報告に行く集団は何日もかけて王都アナタリアに辿り着いた。