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めんどくせぇ女

たった今書いた出来たてホヤホヤです

まぁ短めなのは許してください…

「冴木さん、授業くらいはちゃんと受けてください」


「あ?」


1限目の途中から記憶のない私は誰かに肩を叩かれ、顔を上げる。おでこに出来た制服の型を摩りながらそちらを向くと、あの転校生、天やら地やら知らんがどこぞのお嬢様だ。

あ、お嬢様に関しては私もなのか…


「先生方がせっかくご教示してくださっているのに、無碍にする事無いと思いますのですけど、どう思いで?」


あ〜…何こいつ…麻野とは別のパターンでダルいやつやん…


「テストで赤点は無いからいいの(嘘)」


別に…国語だけだし、ノーカンノーカン


「上を目指して初めて人は成長するのですよ?」


「それはおま…天地さんの考えでしょ?価値観を無理に共有しようとされても、困るだけなんだけど」


ずっとニコニコしてさ、別に湯葉とかみたいな純粋な笑みじゃないのが怖いんだよな。裏のある何か含んだ笑み…裏が読みきれない


それに教室では皆がこちらを見るという状況だ。本当なら転校生に質問タイムに入ろうとしていた者達が、私とこいつがギスギスした雰囲気なので近寄れずにいた


「冴木家は大したことのない家なのね、お父様からは冴木家の人とは仲良くなさいと言われていましたの。でも、これでは私の品性が疑われてしまいますね」


言わせておけば調子に乗りやがって……目立ちたくないけど…


「お前さ"美春"は馬鹿にしてもいい、いいとこの娘と思えないってのは自覚してるからな、でも”冴木”は馬鹿にするな。私一人で勝手に雪穂、彩夏を低い人間だと決めるな。物の真意を見抜こうとせず第一印象だけで物事を決める浅はかな奴と絡むと私の脳みその品質が下がりそうだ、天やら地やらを真っ白にする前に、その頭真っ白にリセットした方がいいと思うぞ?これに関してはどう思う天地真白さん?」


ん…喉乾いた。早口に喋り過ぎた…

私何ムキになってるんだよ…これじゃ子供みたいじゃないか…

精神年齢的にそろそろやばいのにね


私もできるならこの性格を真っ白にしたいよ


「それこそ価値観の共有の強制でなくて?」


「そうかもな、悪かった」


「………でも貴方の考えは分かりました。でも悪口が過ぎるのではないのでしょうか?」


「この学校にいる冴木3人を同時に侮辱したんだ、3倍で返して何が悪い」


「あら、兄弟姉妹がいたのですね」


「まあな」


と言い私は席を立つと皆に目で「終わったぞ」と合図を送り、私は教室を出て行こうとする


「あら、どちらへ?」


「頭が痛いから保健室だよ」


「あら、頭がイタいのですか?お気をつけて」


挑発には乗らないぞー

こいつ私がキレたのを面白がってやがる…

とことん面倒くさい…


教室の扉を閉めるときに流し目であいつを見てみると、もう人気者だ。可愛い、スタイル良い、愛想がいいか…

最強かよ


「ふぁ〜ねむ…」


ネットで漫画読んでて5時に寝たからな、眠くて眠くてしょうがない。本当びっくりだよね、そろそろ寝ようと思ったらカーテンの隙間からほんの少し明るい光が漏れてるんだもの


保健室に着くと誰もいなかった。こりゃ都合がいい

そのままベッドに入り目を閉じる


「あいつとは馬が合わなそうだ」


少なくとも去年みたいに黙っていれば1日が過ぎるなんてことも無いのかもしれない。

あいつの目、まるで新しい玩具を見つけたかのような目をしてやがった。絶対私になんかしてくる

あぁ…めんど…く……さ……ぃ


「すぅーすぅー」


保健室には規則正しい寝息が漏れていた


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