親戚
久々の投稿です。
まだテストやら何やらで投稿が遅くなる期間が続きます
「大人気なくてすまんかったの、はいこれお年玉じゃ。2割増しにしておる」
「わーい!おじいちゃん大好き!」
「「現金な妹だ…」」
私は鳩尾と肩を摩りながらソファーに座る
ポチ袋の厚みからして紙が3枚……3万!?
しかも2割増しにしたって言っていたから、3万6千円?
いや…それだと厚みが足りない気もする…
そこで気づいてしまった紙3枚…1万…2割…2千円…1万2千円……
あ…そういう事だ、なんだ…とは言わないが期待を大きくしてしまった分がっかり感が否めない。
まぁ文句なんて言うはずも無いんだけどね…
私からしたら初対面のおじいさんから1万渡されたもんだし。
しかも元から2割増しのポチ袋を用意してると言う事は、私に襲われる事を予想してた!?確信犯じゃん!
「美春怪我無いか?」
「父さん…おじいちゃん強すぎやしないですか?」
「やっぱり1戦交えたんだな…」
父さんがおじいちゃんを睨むがおじいちゃんは、すまんすまんというジェスチャーで謝る。それにしたって私どうやられたんだだろ…最初の投げられたのは合気道だし、その次の当身は完全な戦闘術に当たるものだった
「父さん!娘に戦闘術は使って無いだろうな!」
「すまんな、思いの外早く間合いを詰められ焦ったのだ…当身からの肩をキメて伏せた」
「これは母さんに報告させていただきます」
「やめい!妻、妻には言わんでくれ後生だ!」
「問答無用です。俺の娘に手を出したんです。その報いは受けてください」
どうやらこの最強おじいちゃんも、妻には頭が上がらないのか相当焦っている
どんなに力をつけても結局そうなってしまうのか…可哀想に
「雪穂…」
「美春だよ」
「吉継さん…髪の毛が長い順に、雪穂、彩夏、美春ですよ」
「そうか、すまんかったの」
母さん…その言い方だと母さんもそれで見分けてるみたいだよ?
ちゃんと分かるよね?三つ子と言えど娘だよ!?
「美春よ、美春はいつから体術を?」
「え…5歳?から…12歳までですが…」
皆でそれぞれ習い事を選んだ記憶が強い。
そう言えばあの時に私、俺って呼び方怒られて矯正されたんだっけ…あれがなかったら今頃俺っ娘なのかな
あれ…なんか悪くないかも。ビジュアル的にぴったしなんじゃ!?
まぁ…怒られるのが怖いのでやらないが
「と、言う事は今は辞めているのか。才能の塊ではないか!」
「いや…一発も入れられて無いんですけど…」
「美春…父さんに一発でも入れられる方がおかしいんだよ?」
確かに強かったが…当てられるだけでもって凄いなんてことは無いだろう…高齢なんだし…
「儂、元国家工作員」
「「…………?」」
「…は!?」
待て待て待て!国家工作員!?この人が!?
分かりやすく言えばスパイだよ!?
戦闘術とか以前に余裕で暗殺とかできちゃうって事じゃん!
私下手してたら殺されることもあったのか…幸い身内だったってだけか……命拾いしたな…
てか、スパイであることを公表してもいいのだろうか……
「工作員時代の給料で冴木グループはできたんだぞ」
「「春、工作員って何?」」
「おじいちゃんありきの会社だったのかよ…後、工作員ってのはスパイだよ」
「ほえ〜凄いやおじいちゃん」
「凄いわね…」
この驚き方はスケールが大き過ぎてって感じだな…
まぁそりゃそうなるわな…
その後雪穂にソファの間に入ってしまったお年玉をとってもらうと、二人は部屋着になると一度部屋に戻った
それは母さん、父さんも同じ事で今リビングにはおじいちゃんと二人きりと言う状態だ
何十分にも感じられる数秒を過ごすと口を開いたのはおじいちゃんからであった
「美春よ、なぜお主は二人の護衛なんてやってるおるのだ?」
「別に雪と夏だけってわけでもないけど…まぁそれが私のやるべき事だから」
「ほう」
「そう、私のやる事…やりたい事は守りたい者を守ること。それに私は表立った行動は苦手だから…私には裏方くらいがお似合いかな」
おじいちゃんはほうほうと言いながら着ていた燕尾服を脱ぐ
え…?何?
「何身構えているのだ?」
「な…なんでも…」
いや…急に脱ぎ始めたらそりゃビビるでしょ…私の女的な本能が一瞬警笛を鳴らしたんだよ!流石にシジロリはね……
……やばいなすぐそっちに考えちゃうとか男の中学生かよ…
いや…もうどうなんだろうな…この体での男との接触経験が少なすぎて男というだけで警戒しちゃってるし(貞操的な意味で)
もう9割5分自然と女の子しちゃってるしな。後は男を好きになったらもう終わりだと思っている
「男友達はおるのか?」
「いるわけ無いよ。むしろ恐れられてるよ」
「ほう」
「私の人気は底辺を極めてるけど、雪穂と彩夏はもう何回告白されてるんだかって感じかな…その全ての男達が下心丸見えだから排除してたら…冴木家の番犬って呼ばれててね…」
親衛隊もいるよとは言えない
「はっはっ!そりゃ凄いじゃないか!儂もなんでか美春と話してると男と話してるようで話しやすいわい」
「!!?」
「どうした美春よ?男と言って機嫌でも損ねてしまったかの…すまんの」
このおじいちゃん…鋭っ!
「そ、そうだね。よく言われるから気にしないで」
「そうか」
こりゃ少しだけ仕草を気にしておいた方が良いかな…あまり雑な生活…男っぽい雑い生活をしていると、いろいろ心配されるかもしれないしな…スパイだし
はぁ…私の寝正月を返してくれ
何か書いてほしい行事などがあったら、メッセージください。どこかに組み込みます。
テストに追われながら書いているので走りすぎた感じの文になっててすいません!




