《登場人物》
自己満足は生まれ変わりました!
いつも見て下さり有難うございます。
なろうでもミステリーが書きたい!
文章を見直しました。更に面白い話が書けるよう、努力していきたいです。
ブクマお願いします!
《登場人物》
相川 いるか(13)――僕。
新海 くらげ(15)――従姉。双子の姉。
新海 ほたる(15)――従姉。双子の妹。
久遠 傍齊(故人)――時計技能士。元町長。
久遠 チサト(故人)――傍齊の妻。
久遠 漱一郎(70)――久遠家の大黒柱。株式会社『KuON』社長。
久遠 沖子(故人)――漱一郎の妻。二十五年前、密室で死亡。
久遠 刻(42)――久遠家長男。デザイナー。一児の父。
久遠 時雄(37)――久遠家次男。株式会社『KuON』社員。
久遠 計(25)――久遠家長女。悴田大学学生。理工学部。
桐谷 東吾(60)――旅館『誰そ彼』館長。
桐谷 那津子(58)――旅館『誰そ彼』女将。
檜本 篤(21)――旅館客。悴田大学学生。路上ミュージシャン。
布施 暇浬(21)――旅館客。悴田大学学生。
砂原 桃果(21)――旅館客。叡王大学学生。探偵。
児嶋 翔太(15)――美術部部長。元凶。
凪坂 結未(13)――クラスメイト。
黒舘 豹助(29)――御探偵。
時間というのは実に曖昧な定義だ。概念というには余りにも嘘臭いし、単語というにもどうもニュアンスが違う。それは人間だけが完全に把握できていると勘違いしているだけのものかもしれないし、あるいは少々肩透かしだが、実際には単純明快に、この地球は秒針のリズムに揺られながら回っているのかもしれなかった。――『年功を積む』なんて言葉があるが、あんなのは年寄りの老害言語だという人もいる。実際、時間が経てば良くなるなんてことはそう滅多にあることではないし、初心なんてものははじめこそピュアで素敵な志だが、齢を重ねれば妥協という言葉を覚え、かつての輝き廃れ穢されていくのだろう。僕ら人間は百年というリミットを自分たちに課しながら日々生きているわけだが、交通事故や何かでトラックでぽーんと跳ねられればそこでもうお陀仏だ。タイムリミットなんてものは、案外いい加減な定義なのだ――――。
次話もどうぞよろしくお願いします!
いつもブクマ有難うございます!