52:独立宣言
遅くなりまして申し訳ございません<(_ _)>
前回のお話
新たに名付けられた新造戦艦
その後ある一派の人間が試験場から消えて行った
その2週間後、ガートライトらを乗せた新造戦艦は
新たな任務の為、試験場を発進する
更に2週間後にそれは発信された
『賢明なる帝国諸民よ。これより行われる宣言を傾聴し、そして判断せよ。
それこそが違える事のない英断であると後に分かる事であろう。
そして愚昧なる皇帝とそれに阿る惰眠を貪る豚共よ。
これより己が身の振り方を考えるがよい。
その結果はこの後の歴史が示す事であろう。
この皇帝の血脈を担うべき我等カレングル家は、これより帝国と袂を分かれ新たなる国家を成す事となる。
デラ・フューリュア・カレンギュラ独立国家。銘をそう生す。
これこそが未来永劫、この遍く宇宙に冠するものである国家の名である。
この名に身を震わす者よ。集うがよい。
この名に心響く者よ。集うがよい。
この名にその身と心を焦がす者よ。我に従え。我に阿るがよい。
これこそがこの宇宙の真理であると。皆理解するのだ。
そして豚共よ。我儘に己の色欲と強欲のみを貪るだけの豚共よ。
理解に及ぶのなれば、頭を垂れて我が国家に服従せよ。
己を捨て全てを捨てて、そのままを我に捧げよ。
それは国家の礎となり、その先駆となろう。
解は1つである。
豚をやめ脱ぎ捨て己が身を律し、鳳となるがよい。
それが、それこそが国家本来の在り様であり、未来を紡ぐ者なのだ。
この宣言より10日の間。
国家へと服従せし者を迎え入れよう。
その醜く卑しき自らの身を捨て去り、真なる国家にその心と身体を捧げるがいい。
さすれば我が国家は、全てを赦しその証をその身に示そう。
その身分に誇り持つなら集うがよい。
その志が正義と思うのなら集うがよい。
それはまさに真なる貴族の姿である。
それこそがその身分を冠するものであろう。
そして愚直に愚昧に皇帝に付き従うもの共よ。
貴様達は光を失う事によって、その行動の愚かさを知るであろう。
そして公開にさいなまれるがよい。
そして今日この日をもってカレングル子爵家は帝国より消え、新たにデラ・フューリュア・カレンギュラ独立国家へと鳳翼を広げるものである。
以上、これにてデラ・フューリュア・カレンギュラ独立国家の独立及びその国法発布の宣言をするものである
――――この独立宣言はこの日、帝国領域のありとあらゆる場所へと発信され流されたのであった。
(-「-)ゝ お読みいただき嬉しゅうございます
ブクマありがとうございます!感謝です (T△T)ゞ
誤字報告ありがとうございます!助かります!m(__)m
やっとPCがなおってきました
冷却ファンの取り寄せて時間がかかったとかOrz
次話はなるべく早く更新できるようにしたいと思います(願望)




