28:模擬戦という茶番劇
本年もよろしくお願いします
前回のおはなし
副司令への挨拶の後ヤな奴と再会
トラウマを刺激されヤな奴何かを企む
その後イー奴と再開相談を持ちかけられる
ところで150年ものの缶詰って
食べられるんでしょ―か
帝国の法に宇宙空間に漂流した“もの”について次の記述がある。
―――帝国内に於いて宇宙空間にて漂流、あるいは占有者が放棄もしくは放出した物は発見者がその所有権を有することが出来る―――とある。
名目上はあの宙域で発見した物は、ガートライト達に所有権が発生する。
これは軍務中であっても有効ではあるが、実質は全て軍あるいは帝国へと供与されるものだ。(それなりの褒章は各人に与えられるが)
ただ最上位の人間がガートライトであり、ある意味その裁量が最大限に奮われた結果がマーリィ・セレストン他から大量の補給物資や鉱物等を接収する事となった次第である。
もちろん150年前のものが実用―――食用に適するかは甚だ疑問ではあったものの、検査の結果は問題がないというものであった。
1万人余を半年以上賄う程の物資。その1割でもその量の程が窺い知れると言えよう。
そして数多の貴族が乗っていた船のそれは、最高級品と言っていいものだったのだ。
「………これが本当に150年前のものだってのか?ガー」
「信じる信じないはお前次第だ。ただ俺達はこれを供出できるって話だ」
目の前のテーブルに広げ置かれた豪華といえる料理を前に驚きと一抹の不安を胸にしつつレイヴズはそれを見やる。
さすがに一世紀を経だてたものを口にするのは、どうしても憚れてしまうのは人の人情というものだからだ。
ガートライトはレイヴズのそんな目を気にすることもなく、毒見も兼ねて牛フィレ肉のステーキをぱくりと食べる。
もぐもぐと咀嚼をしながら飲み込むと、むふーと恍惚の表情を見せるガートライトの姿に後押しされるように、レイヴズも肉を切り分け一口食べてみる。
「うっまっ!何これっうっまっ!!」
ガツガツと音を立てて目の前の料理を頬張るレイヴズ。
ここは試作第1号戦艦の中の食堂室。ガートライト達の他にもクルーが数人ほど食事を摂っている。
ガートライトはあの後レイヴズをここまで連れ出して、例のものを見せ―――いや、食べさせようと目論んだのだ。
レイヴズのそんな様子を見るに、問題ないようだとガートライトは独り言ちる。
マーリィ・セレストンから搬出されたそれらは、ヴィニオやマルクス達により消費された事にされている。
その辺りは中継基地に来た時点で超光速通信にてケィフトに連絡してあり、了解というか事後承諾を貰っている。(半ば呆れてはいたが、相身互いというものだ)
ただ試作第1号戦艦と3隻の積載容量は、マーリィ・セレストンと比較するとあまりにも微々たるものだ。(それでもそれなりの量にはなるのだが)
ガートライトをはじめ味をしめたクルー達は、どうにか多くの物資を運べないものかと悩んでいた時、バイルソン機関士長が1つのアイディアを出してきた。
あまり意見を言う事のなかった機関士長にガートライト他の皆は一瞬目を瞠るのだが、その話を聞いてすぐに許可を出した。
それはある意味一石二鳥、いや三鳥にもなるアイディアだった。
であるからして、ある種欲求に塗れた全クルーはその話に乗っかかり発言者を置き去りにして邁進してしまう。
とは言っても主導するのは機関士長であるバイルソンであるので、アレクス、エルクレイド班をを除いたクルーが、それとジョナサンズ搭載モートロイドも混じえてその作業が開始された。
そのアイディアとは、あの宙域にある放置された輸送船の類を集め動けるように改修し、それをモートロイドに搭載されたジョナサンズ達に運用させるというものだった。
この時代でも食い物の恨みは怖ろしいと言う逸話はもちろんある。
たとえ過去の歴史が散逸していたとしても、人の意識はそうそう変わらない。ならばその流れは繰り返されうものなのは必然であると言える。
まぁそれを理解してるのはヴィニオだけなので、ある意味というかその意味を成さないというのが理のうちである。
こうしてバイルソン機関士長の指揮のもと幾つかの輸送船を改修し改造し、そこへ物資を搬送してここへと至ったというわけである。
もちろんこの輸送船団は、中継基地より大分離れた場所で一時待機をしている。
ひとしきり料理を堪能し終えて人心地着けた後、ガートライトは本題へと入ることにする。
「で、どんくらい必要なんだ?」
「E型コンテナ30個程だな」
コンテナにも幾つかのカテゴリーがされており、大きなものからA、B,C,Dと小さくなっていき、E型は一般的な大きさ2m×2m×2mのものになる。
ただ民間で考えれば結構な量の横流しにはなる訳なのだが、軍の物資となればそう目くじらを立てる程でもないというのは皮肉な話だが。
「いつまでってのはあるんだよな?」
「期限は5日後になってる」
状況を鑑みると、かなりタイトなスケジュールではある。
このままであればレイヴズに残された手段としては、何らかの事故を装う外なかったやも知れなかったかもである。
「んー問題はどうやって受け渡すかなんだが………」
「ん?この艦にあるんじゃないのか?」
ガートライトの呟きにてっきりすぐに受け取れると勘違いしたレイヴズは、少しだけ焦りを見せて問いかける。
「ああ、中継基地からちょっと離れたところに停留してる船団がある。そこにその数は充分あるんだが、どういう理由付けでそこまで向かうかなんだが………」
もちろん、試作第1号戦艦にもある程度のコンテナは積んであったのだが、さすがに30個という数は積まれていなかった。
ガートライトはこの事に対しての対価を得るためにも、レイヴズには軽く内容を伝えることにした。
無論これに関しては、アレィナ達にも通達は済んでいる。
「はぁあ?海賊退治ぃ?なんでお前らがそんな事やるんだ?」
それは第3か第6艦隊の仕事だろ?とある程度の情報を知悉しているレイヴズが言葉を漏らす。
食後のコーヒーを口にしながら溜め息を漏らしつつ、ガートライトは話を続ける。
「この艦の任務がそうなってるんだよ。航行試験と私掠船の調査確認、もしくはその拿捕と殲滅ってな」
第3はイーウス、第6はサウザンの宙域を管轄としている艦隊だ。
その2艦隊が探索しているにも拘らず捕らえることも出来ないものを、ちょっと通っただけのガートライト達が可能かというレイヴズにとっては無茶な話にしか聞こえなかったのだ。
レイヴズのその視線の意味を察したガートライトが、ニヤリと口元に笑みを浮かべて思わせ振りに話し出す。
「そうだなー。第7ならそれに関していろいろ情報が入ってるよなー。どんな細かい情報でも教えてくれるとありがたいよなー」
もちろんヴィニオからや、依頼主たるケィフトからも様々な情報は上がってきてはいるのだが、だとしてもそれだけでは少々心許ない部分もガートライトにはあったりするのだ。
出現宙域、時間と規模などの情報は当然としてどういう条件で現れるのかというのが、正直どう判断していいのかと考えあぐねてしまうところがあったのだ。
所詮タダで手に入れた物資に対価というのもガートライト達にとっては後ろめたくというか罪悪感も顔を覗かせる部分がある。
であるなら、可能であるのなら微々たるものではあっても情報という対価があればどちらも納得が出来るものだろうとガートライトは考えたのだ。(あるいは共犯者を作って巻き込むとかを)
いわゆる噂や口コミの類。特にあちこちに分散され勤務している補給部隊である第7艦隊の人間には、その手の話が多くあるのではないかと考えたわけだ。
どの道、第3、第6が片手間とは言え、未だ捕えることも出来ない存在に対してあまりにも小さく微小なものではあるのだが。
ガートライトの意図を察したレイヴズは、その言葉に「了解した」と答え、すぐさま端末を出して操作を始める。
言えばすぐ応えてくれるってのはいいよなぁとガートライトがホクホクしていると、ヴィニオが幾分冷たげな声音で声を掛けて来た。
『ガーティ。司令本部から通信が入ってます。パディウィック中将からです』
ガートライトは、ん?と訝しみながらも居住まいを正してから応答することにする。
この中継基地には司令官たるガルオーゲルフ大将を筆頭に、オルウルグ大将そしてガルオーゲルフ大将の副官という立場のバディウィック中将が在籍して管理を担っていた。
そのNo.3たる人物が何故かガートライトへと通信をして来ていると言われれば、はてさてと思わないでもない。
用意が済むとすぐにホロウィンドウが起ち上がり、その中にくすんだ金髪のいかにも体育会系と言った風体の人物が、ガートライトを射竦めるように見ている姿があった。
「遅れました。開発局所属第35開発試験場施策第1号戦艦艦長ガートライト・グギリア大佐です」
そしてガートライトは普段の態度とは真逆に、簡易式敬礼をしてパディウィックへと挨拶をする。
『うむ。貴官がグギリア大佐だな.ではグギリア大佐へ通達をする。翌0800帝国標準時に当基地所属の模擬戦闘訓練を行う。以上だ』
居丈高にそう告げるパディウィックの言葉にガートライトは間髪入れず口を挿む。
いきなりそんな事を言われても困るのだ。
ましてや同じ軍といっても所属違いの人間に対して、命令権はよほどの事がない限り本来ありえないものだ。
「お待ちください。自分達はこの基地所属ではなく、開発局の人間であります。そして現在我が艦は試作戦艦という名目の為、おいそれと多くの耳目に晒す訳には行けないのです」
丸みを帯びた二重あごのパディウィック中将は、少しだけ眉根を顰めて伝家の宝刀を振りかざし始める。
『我はオーギュンデ伯爵に列なる家系のものなのだが、グギリア大佐はどちらに列なる家の者なのかな?』
お山の大将を振りかざすパディウィックに対し、特に何の感情も見せずにガートライトは言葉を返す。
「自分は子爵位を賜っていますが、知己にザーレンヴァイス公爵家の継嗣がおります。そして直に命を下しているのがその方になります。ですので、もし模擬戦闘を行うのであれば、あちら参謀局局長に話を通していただきたく思います」
有無を言わせず従わせようと目論んだのにも拘わらず、逆に伝家の宝刀で返されてしまい寸の間言葉に詰まるパディウィック。
「でありますから、模擬戦闘訓練に参加するのは、当艦随伴の軽巡艦2隻でというのはいかがでしょうか?それであれば、特に上申することもなく、参加が可能だと思います」
もちろんガートライト自身に中継基地のNo.3に真っ向からケンカを売るつもりはさらさらない。
ましてや貴族なんてものは、やり込められた分ドロドロとした感情を溜め込みいかにやり返すかを目論むものだ。とガートライトは理解しているので、ある程度の妥協は必要なのだ。
もちろんパディウィックはその妥協点に理解を示すほかない。
『う、うむ。そうであるか。ではそのように相手にも伝えよう。後程、戦闘宙域と対戦相手の情報を伝える。では』
通信が終わるとともにホロウィンドウも掻き消えた。
「相変わらず波乱万丈な目に会ってるな、お前は………」
呆れながらガートライトを見やりつつ、レイヴズがそう言葉を漏らす。
「いやいや、俺は穏やかで落ち着いた生活を送ってるぞ?」
その場にいた全員が“何言ってんだこいつ?”と言う顔を見せていた。
「あいつだよ」
レイヴズがテーブルに肘をつけその手の上に顔を載せて言い放つ。
『はい。ペルロック・パディウィック中将。彼こそがオーギュンデ伯爵への横流しを行っている首魁たる人物ですね』
はぁー………No.3がこんな事やっていいのかと、若干呆れ気味にガートライトは独り言ちた。
どの道ガートライトにはあまり首を突っ込むことも関与する気もさらさらないのだ。
レイヴズは食後にやって来たアレィナを覗う様にちらと見る。
「何か?」
レイヴズの視線に気づいたアレィナが、視線を交えてその意味を訊ねる。それに少しだけビビるレイヴズ。
「いや、こういう話を聞いて特に表情を変えもしなかったんで、ちょっと意外というのも失礼なんだが思ってしまったたんで、ついな………」
自身がどんな風に思われているのかを知っているアレィナは、納得と諦念の思いを交えた溜め息を吐きつつ答える。
「ええ、ガートと再会してからいろいろありましたので、考え方も変わりもします。それに所属外の物事に対して口を挿む義務もその気もありませんからご安心下さい」
そしてにこりと笑顔をアレィナは見せる。ガートライトと懇意にしている人間に外面を見せる事もないと考えたからだ。
呆気にとられるレイヴズを気に留める事もなく、ガートライトは名案が浮かんだとばかりにポンと手を叩く。
「よしっ!こいつを利用しよう。うんうん!」
突然何やら思いついたガートライトに対して、レイヴズが何なんだと恐る恐る訊ねる。
「………なぁ、何思いついたんだ?あんまり良さげじゃなさそうなんだが………」
「いやいや、決まってんだろ?物資の受け渡しについてだよ」
一瞬その場にいた人間が、え?という表情になった。
どこをどうすれば模擬戦と物資の受け渡しが結びつくのか思いつかなかったのだ。
『なる程。模擬戦に乗じて船団と合流して物資の受け渡しを行う訳ですね』
ヴィニオがフォローするかのように説明の補足をしてくる。
ああ、なる程と皆が納得してガートライトを見やると、ニカリと少年のような表情を見せて笑う。
「よしっ!レイヴズ、輸送船の準備を頼む。こっちは剣と槍の準備をしとくから、よろしくな!」
「ああ………。頼む」
半ば諦め気味に言葉を告げるレイヴズ。どの道彼には引き返せる道など無いのだから。
『と言いますか馬鹿ばかりですね。中継基地の人間は』
レイヴズが去ってから送られてきた通達に、呆れつつも冷たい声音でヴィニオがそう評した。
「いやいや。一部の人間だけだろう?全部が全部そうであるとは限らないだろう。なんせ副司令なんかは注意喚起の連絡をして来たほどだし………」
送られてきた宣誓書とやらを見てみると、何ともあざとさがてんこ盛りの無いようで、ある意味貴族らしいといえば貴族らしいというものだった。
本来模擬戦闘といえば実際に艦を動かすこともなく、いわゆる2.5Dグラスを用いたものが主流だ。
それなのに今回行われるものに関して言えば、実際の艦を運用し、擬似的ではあるが戦闘を行うとあった。
そもそも戦闘用の装備の設備もない試作第1号戦艦に戦う術など無いので(見た目は)、どだい無理な話ではあるのだ。
そんな状況下の中でガートライトが了承したのは、要は勝つ気も負ける気もなかったからなのだが、宣誓書の内容を精査してると、さすがに負けるのは少しばかり拙いと理解してしまう。
「つーかいかにも“貴族”って感じだよな………」
ガートライトの漏らした呟きに、皆が首を縦に動かしこくこく頷く。
その宣誓書の中には通常の文言の他に1部何ともありえない1文が書き加えられていたからだ。
「と言うか、軍の行動演習に自分の艦の損害を負担するとか、はっきり言って馬鹿ですか?と言いたいですね………」
そう、想像に頭を働かせる必要もなく、何かを企んでる事がありありと文面に出ていたからだ。
「なぁ………これってアリなのか?」
「アリみたいですね。こっちは貴族立法の関連で入ってるみたいですけど、自分がそうなる事とは思ってないと信じてるのでしょうけどね」
アレィナの辛辣ではあるが真実をついた言葉に、ガートライトは頷きつつ溜め息を吐く。
「まぁ、なるようにしかならないか………」
ガートライトは浅く笑いつつそう評した。
ともかくこの模擬戦に関してのガートライトの思惑は損害を出さずに負けることだった。
まぁそれも生半に上手く行く話ではないというものだ。
対戦相手―――ボルウィン・オーギュンで大佐がどのような手を使ってくるか分からないからに他ならない。
ちなみにこの中継基地で行われる模擬戦闘訓練は、大体4半期ごとに大きなものが行われる。そして月に1、2回ほど対抗戦という、チーム分けされた部隊同士て戦うようだ。
そしてこの中継基地周辺に点在する特定の宙域の中を任意に選択し、10対10隻で2.5Dグラスを用いて実際に戦艦を運用して行うらしい。
その際には艦砲、ミサイル等の使用は一切禁止し、機能封印をして行われる。(大規模なものになると100対100、300対300というものあるとか)
要は艦を動かしながらのシミュレーションゲームという訳だ。
通常任務であるエクセラルタイドの単調な警戒任務等によるストレスや不平不満等のガス抜きと戦闘訓練によるデータの集積の一石二鳥を狙ったものでもありはする。
その他にも救助訓練や、事故故障による対処対策訓練などありとあらゆる事象に対応できるよう予定計画されている。
現実と電子世界を重ね合わせた事による複合構築作業は現代の帝国では、常識中の常識であった。
マーリィ・セレストン内の電子空間こそ、当時では革新的でありすぎたのだ。
この模擬戦闘に対しての想定されるであろう対策はこれから考えて練るとして、まずは剣と槍に話をしなけらばなと、ガートライトは2人を呼び出す。(というかヴィニオに頼むのだが)
やがてホロウィンドウが現れて2人の男性の映像が映し出される。
『艦長なんスか、ご用っスか?』
『何でしょうか、艦長』
1人は20代前半の赤髪という現実ではあまり見ない色のチャラいという言葉がお似合いの青年。
今1人は白髪のぼさぼさ髪に少年のような姿。三白眼で眠たそうな表情をしている。
そう、赤髪が剣のジョナサンズで、白髪が槍のジョナサンズの電子容姿である。
これはジョナサンズ達が自身の個性をPictvから抽出したデータを基にいつの間にやら造り上げたものである。
ちなみにヴィニオは鋭意製作中とのこと。(エルクレイドの時は仮の姿だとか)
今回盾は出さずに2人と浮遊砲台を加えた陣容で向こうの戦艦と戦うことにしたのだ。
なぜ盾を外したというと、盾にはたくさんの食糧が積まれている為、万が一を考えてのことだった。
こうしてガートライトは彼等に摸擬戦闘訓練についての詳細を説明していく。
「てな訳で明日帝国標準時0800から模擬戦闘訓練を行う事になった。細かい事柄については後でデータを送る」
剣と盾が頷くのを見てから、ガートライトは注意して欲しい事項について話をしていく。
「お前達にとっての初めての戦闘になる。だが気負うことなく適当に(負けて)やってくれていい。もちろん(なるべく)機体に損傷のない形で(負けて)やってくれるとありがたい。浮遊砲台の人選はお前達に任せるからさ」
『了解。気負うことなく適当に(粉砕して)やります。もちろん(対戦相手以外の)機体に損傷のない形で(完勝して)やりたいと思います』
『その通りっス。了解』
槍がガートライトの言葉に応え、剣が追随して頷く。
互いに同じ言葉なのに、何故か全く違う意味になっていることに気づかず話が進んでいることを誰もが認識しないまま事態は進むこととなる。
ガ-トライトはレイヴズから輸送艦を1隻出す旨の連絡を受け、剣と槍は浮遊砲台の人選を始める。
これが一部の貴族や将校からの耳目を集めることになるのだが、この時点ではガートライトはおろかヴィニオでさえもその未来を予測しうることは出来なかった。
(ー「ー)ゝ お読みいただき嬉しゅうございます
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