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51日目 国が許しました

「え? 私とマサヤの結婚?」

「なんの話?」

「今、天の声が聞こえた気がしたのよ」

「気のせいじゃないかな」

「そっか、残念。で、なんだって?」

「だから、スクーターの免許取るの簡単だった?」

「あれね。お金かかるから、特別欲しいとかじゃないならスクーターなんていらないんじゃないかな。男の子ならスクーターよりも、大きなバイクの方がいいでしょ? 証明書としては免許便利だけど」

「将来、彼女とか後ろに乗せるならそうだよね」

 そして湘南の海岸をサザンを流しながら走るのはオシャレかもしれない。


「地平線の向こうに沈む夕日よりも、姉ちゃんの方が綺麗だよ」


「きゃー! マサヤ素敵ー!」

「ちょっとお兄ちゃんうるさいよ。イケメンシークレットサービスの腹黒セリフ聞こえなかったじゃん。巻き戻さなきゃ」

「だってマサヤがイケメンセリフをくぁwせdrftgyふじこ」

「あの……僕、なにも言ってないんだけど」

「知ってる。お姉ちゃんの脳内ドラマがエンディングを迎えようとしてるから放っておけばいつか終わる」

「えんだぁぁぁぁ!」

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