表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
31/467

31日目 箱入り

「中学で柔道とか剣道とか必修科目だって?」

「姉ちゃん、最近毎日家にいるね」

「需要と供給のバランスは大事なのよ」

「意味がわからないけど……」

「それはマサヤが子供だからだよ」

 そんなことを言いながら、ゲームをしているマサヤにニコニコと笑顔を向けているだけで、ヒカリ自身は特になにもしていない。

「あとダンスも習ってるよ」

「ダンス? Shall We Dance?」

「そっちのダンスじゃなくて、テレビとかに出てる有名なアーティストグループのやつをやってて、発表会みたいのがあるんだ」

「へえ、ブルーレイ買わなくちゃ」

「なんで?」

「そうだよね。ハイスピードカメラだよね。……貯金で買えるかな」

 ヒカリが、ぶつぶつとなにかを計算している。

「でも、社交ダンスじゃなくてよかったよ」

「僕もそう思う」

 友達いないから、クラスの男子だけでなく女子とも近寄りにくい。

「けど、姉ちゃんはなんでそう思うの?」

「マサヤが他の女の子と手を繋いだり、腰に手を添えたりしたら、私はその子を脅さなきゃいけなくなるからね」


「……お姉ちゃんのそれのせいでお兄ちゃんに……なんでもない」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ