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底辺女の走馬灯  作者: 人生から降りるボタン
43/50

43)快適な1人暮らし

1人暮らしの家は敷金礼金0円、更新費も掛からないアパートを選んだ。


私の荷物は少なかったため、引っ越し費用は安く済んだ。


家具家電は貯金で全て新しく購入した。自分なりにこだわりはしたが、現実とも向き合いなるべく安い物を選び、全部で30万円ほどだったと思う。


家電は家電量販店で一気に買うのではなく、何段階かに分けて購入し、貯まったポイントで新たな家電を買う、という手法を取った。これで32型の新品のテレビを千円でゲットした。





ベッドに憧れていたので、ベッドもネットで購入した。フレームは組み立て式だったので、仕事終わりに4時間程掛けて1人で全て組み立てた。炊飯器や食器類を置いている棚も、テレビ台も組み立て式で、それも1人で組み立てた。


作業は大変だったが、割と楽しんでやっていた。





自分で稼いだお金を全て自分の為だけに使えるという生活は、私にとって天国だった。


ストレスから解放された私は、自炊にも挑戦した。だが、長時間労働は相変わらずであったため、長続きはしなかった。





すっかり貧乏性になっていた私は、それからもコツコツと貯金をし続けた。


しかし目標の無い貯金は虚しいものであった為、私は高校生くらいの頃からずっとやりたいと思っていた歯の矯正治療費を貯める事をまずは目標とした。


色々と調べ、100万円あれば大抵の歯医者なら出来ると分かったので、地道に貯金していった。


矯正治療費貯金スタート時点で既に100万円の貯金はあったが、それには一切手を付けず、その後2年程掛けて矯正治療費が貯まったので、私は矯正専門の歯医者に毎月通った。チキンだったので、一括ではなく24回払いで払い続けた。





自分一人だけの人生に集中出来るようになり、仕事も紆余曲折勿論あったが割と順調ではあった。


だが、こと恋愛に関しては全くダメであった。元部長以降、人をなかなか好きになれなかった。





私は身長172センチという特徴があるため、一定の層からはウケが良かったようだった。


実際、社内で私の事に興味を示してくれた人も居たには居た。


だが、私は自分が完全に恋愛的に好きになれないと付き合いたいとは全く思えなかった。妥協はどうしても出来なかった。


世の中のカップルで、完全に両想いのラブラブ状態で付き合った人は案外少ないと思う。


しかし、私は少女漫画を読み過ぎて、夢見る夢子ちゃんであった。





相手に対して高望みしているのでは、とよく周囲には言われていたのだがそういうわけではなく、シンプルに両想いになってから付き合いたいという望みのハードルが高かった。





その後1人だけ好きな人が出来たのだが、その人は上司だったのだが、例のごとく私がモジモジしている間にバイトの子と付き合い、その後結婚して二人とも退職していった。

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