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底辺女の走馬灯  作者: 人生から降りるボタン
23/50

23)高1のバレンタイン

当時はスマホではなくガラケーの時代だったのだが、私は中学卒業間際に携帯を買って貰っていた。月々の携帯代はアルバイト代で払っていた。


モキチは、携帯を持っていなかった。高校生で携帯を持っていない人はほぼいなかった。私は勇気を出して、モキチのPCのアドレスを聞いた。学校ではお互い大人しい性格なので会話は一切無く、メールで何通かやり取りをしたが、これと言って話題も無かったので続かなかった。





私はバレンタインの時に、メールで放課後工芸室前に来て欲しいとモキチに頼んだ。そこなら人通りが少ないと踏んだからだ。確かに人っ子一人いなかったのだが、廊下は薄暗く、とてもキャピキャピする雰囲気ではなかったので場所を間違えたな、と後悔した。


やがてモキチがやってきて、私は手作りのチョコチップマフィンをモキチに渡した。ありがとう、と受け取ってくれた。好きだとは言えなかった。特に話すことが思いつかなかったので、すぐに解散した。


後日モキチは、メールで美味しかった、と連絡をくれた。最高に嬉しかった。





ホワイトデーのお返しは無かった。


私は天秤座という事もあり、何事もバランス良く平等でいたいという性格だったので(天秤座関係ない)、何かをしてあげたら何でも良いからお返しが欲しかった。


モキチにはガッカリした。私はずいぶんと身勝手な女であった。





そんな感じで、高校一年生は終わっていった。

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