第7話 武器屋は武器屋 防具は防具屋 だけどアレは自分で
さて、今回はいよいよ武器を手に入れる為、武器屋に向かう甲野ヾ(●´∇`●)ノ
一体、どんな武器になるのか、気になりますね〜。
では、本編レッツゴー٩(ˊᗜˋ*)و
さて、ギルドから出れたわけだし、色々と周りたいな。どこかの露店で軽く飯を食うのもいいな。それに武器屋も行きたいしな。そもそも俺ってよく考えたら、武器が無いもんな。杖も欲しいけど、今は魔法が使えるから、とりあえず剣とかが欲しいな。けど俺、武器屋の場所を知らないからな。……《地図》
思ったより、武器屋の数が多いな。
けど《地図》じゃあ武器屋の数が分かっても、その店の善し悪しは分からないからな。
んー、腹も減って来たからその辺の露店で飯食いながら聞くか。
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お、この屋台からいい匂いがするな。
ここにするか。
「これ、一本くれ。」
「あいよ!一本銅貨2枚だよ!」
「ほい。」
「まいど!」
甲野は店主から串肉を買いかぶりついた。
「美味いな」
「おう、そうだろ!なんだってホーンラビットの肉は簡単に手に入って、しかも旨いからな。この辺の露店でも色々出てるがここが一番だ。」
「そうか。なら、もう一本貰おうか。」
「あいよ!」
「ところで、この国で良い武器屋って知ってるか?」
甲野は2本目の串肉にかぶりつきながら訊いた。
「それなら、あそこの裏通りにある《ブルグの武器屋》がオススメだよ。」
《ブルグの武器屋》か。確かにそんな名前の武器屋があったな。
「そうか。わかった。」
甲野は屋台を離れ《ブルグの武器屋》を目指した。
ここか。なかなか年季の入った店だな。さて、入るか。
「お、珍しいな。この店に客が来るなんてな。」
武器屋に入ると、カウンターに無精髭の中年男がいた。
「串肉の屋台の店主に聞いたらここを紹介されてな。」
「あぁ、あいつか。」
「ま、色々見せて貰うぞ。」
「あぁ、気になるのがあったら声をかけてくれ。」
ふむふむ、流石、武器屋。色んな武器があるな。あれは剣か。杖もあるな。お、槍もある。短剣か〜。暗殺とかに良さそうだな。ま、しないけど。けど投石用に何本か欲しいな。それに素人目から見ても中々の業物と分かるな。あっちは弓か。うーん今は弓はいらないか。
しかし、こういうのって見るだけども面白いな!子供の頃、ホームセンターの工具コーナーに入り浸った事もあったな〜(作者の実話)
……ん?あれ?何か物凄く見覚えのある武器があるんだが。
甲野はその武器を手に取った。
これってカタナだよな?まさか異世界にもあるとはな。
「店主。」
「ん?なんだ、気になるの武器でもあったか。」
「これって刀だよな?」
甲野は手に持っている武器を見せた。
「お、よく知ってるな!昔、行商人に変わった武器があるからって言われたから、買ったが中々売れなくてな。それを買うのか?」
「あぁ、そのつもりだ。これ幾らだ。」
「そうだな〜。どうせ、棄てるつもりだったから銀貨5枚でいいぞ。」
「安いな。ほら。」
「……丁度だな。まいど!」
思ったより金が余ったな。これなら安い防具くらいなら買えるかな?
「ところで店主。」
「ちょっと待て。なんだか、店主って言われると、ムズ痒いからブルグって呼んでくれ。」
「ならブルグ。この国で良い防具屋を知らないか?」
「防具屋か。それならここから大通り向けに行ったところにある《サルバの防具屋》が良いぞ。俺の知り合いがやってるから、俺の紹介って言ったら多少はサービスしてくれるぞ」
「そうか。なら行ってみるか。それじゃあまた来る。」
「おう。」
甲野はそう言うと、店を出た。
ふふん♪まさか、異世界で刀が手に入るとはな。これは、愛刀にしよう。さて、そろそろ大通りに出るはずなんだが。お、出たな。しっかし、大通りは露店が多いな。そこかしこでいい匂いがするな。今度、時間のある時に露店巡りでもするか。ところで、防具屋はどこかな?あっちは……ちがうな。あそこは……あ、あそこだ。確かに看板に《サルバの防具屋》って書いてあるな。他の防具屋に比べて少し小さいな。ま、ブルグの知り合いなら大丈夫だろ。
甲野はそう言うと、ドアノブに手を掛け店に入った。
中に入るとカウンターで店主と思わしき老婆がうつ伏せで寝ていた。
これ、店主だよな?日本だとなんやかんや言われるけど、流石異世界。
ま、それは置いといて武器屋同様色んな防具があるな。
レーザーアーマーだったり、魔獣皮の装備だったり、色々あるな。鎧もあるけど動きにくそうだな〜。それに、高いな。
お、これはトレンチコートか。これなら買えるし動きやすそうだな。金貨1枚と高いけど、他の防具に比べたらまだ安いからな。
「なにか、お探しかい?」
そんな事を考えていると、寝ていたはずの老婆が甲野に声をかけてきた。
「動きやすい装備をな。《ブルグの武器屋》の店主に聞いたらここを紹介されたからな。」
「あぁ、あやつか。それなら、今お主が持っているトレンチコートがオススメじゃよ。」
「なら、これを買おう。幾らだ?」
「あやつの紹介なら銀貨7枚じゃよ。」
「なら、これで。」
「……ほれ、釣りの銀貨3枚じゃ。」
「確かに。しかし、あやつがここを紹介するとはな〜。」
「ん?珍しいのか?」
「珍しいと言うか、あやつは面倒臭い時には武器を一切売らなくて、気に入った奴には、売るのじゃ。まぁ、言ってしまえば、気分屋じゃな。」
「そうなのか。」
「腕は確かなのじゃよ。あの場所も知る人しか知らぬ武器屋になっとるからの。」
「冒険者には有名なのか。」
「この国限定じゃがの。」
老婆は苦笑しながら言った。
「まぁ、また寄らせて貰うよ。」
「御贔屓にのぅ。」
色々手に入ったな。満足、満足♪しかし、よく見ると周りも暗くなってきたな。そろそろ宿屋に戻るか。
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「お、あんたかい!もうすぐ飯が出来るけどどうする。」
宿屋に戻った甲野は女将にそう言われた。
どうするかって?そんなのもちろん……
「はい、お待ち!ホーンラビットの丸揚げとサラダだよ!」
お!きたきた!んー、いい匂い。さて、さっそく。
「いただきます。」
おー、皮がパリッとしてるな〜。
うんうん、肉がジューシー!まさに、外はパリッと中はジュワッだな!
脂の旨みが口に広がって旨い!
こういう、丸揚げって子供の頃からの夢だったから、異世界で食べれて最高!
これ、酒に合いそうだな。
ま、酒は嗜む程度だけどな。
しかし、このサラダもシャキッとして美味いな。瑞々しすぎてなんだか、水を食べてるみたいだ。肉の油っこさを、このサラダが打ち消してくれて、いくらでも食べれる!
「あー、美味かった。」
「あんた、美味しそうに食べるね。これ、おまけね。」
晩飯の余韻に浸ってる甲野に宿屋の女将が、飲み物を持ってきた。
「美味いんだからしかたがない。」
甲野は、女将の持ってきた飲み物を飲みながらいった。
この飲み物、柑橘系のジュースか。肉を食べたあとには嬉しいな。これも中々美味い。
「嬉しいこといってくれるね!それじゃあ明日の仕込みしないとね!」
女将は甲野の背中を叩いて奥の厨房に消えていった。
あれなら、明日の朝飯も期待できるな!さて、やりたいこともあるし、そろそろ部屋に戻るか。
さて、今日の戦利品の確認っと。甲野はそう言うと、刀を抜いた。
おー、いい刀だな。曇りがないし、持ちやすいし、切れ味良さそうだし、よし愛刀決定。刀は突きに特化してるからな。それに切れ味もピカイチ。魔物相手は勿論、人間相手でも使えるからな。次はトレンチコートか。お、中々いい生地だな。こんな生地なら、多少の攻撃から守ってくれるだろうな。よしよし、中々いいぞ♪だけど、本番はここから。ふっふっふ。この刀は一生使うつもりだったからな、壊れると困るし、このトレンチコートも俺好みだから燃やされたりしたら困る。なので……
「《魔法創造》付属」
甲野はスキル《付属》を取得した。
これで、刀をっと。
甲野は刀を手に取る。
「付与《不破壊》」
そう言うと、刀の上に魔法陣が現れた。
「付与《斬撃》」
さらに、もう1つ魔法陣が現れた。
そして、2つの魔法陣が刀に吸い込まれていった。
「ふふふ、これで付属完了だ。さて上手くいったかな?」
甲野は《鑑定》で刀を視た。
名前:刀
詳細:突きに特化した特殊な武器。不破壊Lv10と斬撃Lv10が付属されている。
「よし、成功。しかし、斬撃Lv10って多分だけどドラゴンでも瞬殺できるレベルなんじゃ……。」
ま、いっか。それより次だ、次。
甲野は次にトレンチコートを手に取り。
「付与《火属性耐性》」
すると刀同様、トレンチコートの上に魔法陣が現れた。
「付与《斬撃耐性》」
そして、2つ目の魔法陣が現れた。
「付与《石化耐性》」
さらに、3つ目の魔法陣も現れた。
そして、3つの魔法陣がトレンチコートに吸い込まれていった。
「よし、これも成功だな。さて鑑定っと。」
名前:トレンチコート
詳細:防具屋で売っているトレンチコート。動きやすく、防御面も優れている。火属性耐性Lv10と斬撃耐性Lv10、石化耐性Lv10が付属されている。
「ふふふ、完成。これで刀も壊れる心配も無くなったな。それにトレンチコートも滅多なことでは破けたりしないだろ。明日は、さっそく、この愛刀で魔物を狩るか……ふぁ〜、なんだか眠くなってきたな。そろそろ寝るか。」
甲野は、刀を自分のすぐそばに置き、蝋燭の火を消した。
「それじゃあ、おやすみなさい。」
そして、甲野は静かに眠った。
さぁ、武器と防具入手、さらに手に入れた武器と防具に創ったスキル《エンチャント》でありえないレベルのスキルをエンチャントした結果、凄い武器と防具が完成。甲野はあまりその凄さが分かって無い様子。
その凄さは次回、分かります!
さてさて気になるの次回はいつになるのでしょうか!?
それでは( ´ ▽ ` )ノバーイ