第4話:初めての魔物討伐!獲物はまさかの・・・
さて、なんだか自分でも呆れるほど早く続編が完成した気がする・・・。
まぁ、それはさておき。
さぁ、いよいよ甲野は初の魔物討伐!
しかも魔物は大物そう!((o(。>ω<。)o))
しかし、その魔物と戦う3人組は誰なのか!?姫様とか一体!?(´ー`*)ウンウン
では本編レッツゴー٩(ˊᗜˋ*)و
「くっそ!何故こんな奴が!」
「そんな事を言っる場合か!お前は姫様を守れ!」
「おう!姫様こちらへ!」
「は、はい!」
甲野はそんな3人組の少し離れた草むらから観察していた。
ん〜、見た目ならしてお偉いさんの娘とその護衛って言ったところか。しかし、姫様って言ってたからな、あの国の領主の娘さんかな?って事は、あの護衛は兵士かな?
……面倒臭いから《鑑定》
【名前】サリア・エルヴィン(領主娘)
【種族】人間
【レベル】3
【体力】9/13
【魔力】8/8
【俊敏】21
【腕力】10
【防御力】18
【運】5
【名前】バルト・ガールサ(兵士長)
【種族】人間
【レベル】32
【体力】31/132
【魔力】3/42
【俊敏】69
【腕力】78
【防御力】149
【運】27
《スキル》身体強化 剣術 指揮
【名前】アクリ・ゼラ(兵士)
【種族】人間
【レベル】28
【体力】13/112
【魔力】8/136
【俊敏】70
【腕力】68
【防御力】145
【運】24
《スキル》火魔法 水魔法 剣術
やっぱり、領主の娘さんだったか。しかし、何で領主の娘さんがこんな所に?《鑑定》では活発的な子ってあったから、遊びで来たんだろう。だから、兵士長とかが護衛に来てるんだろうな。
それより、あのデカい魔物はなんだ?
甲野は、兵士2人が戦っている魔物に眼を移した。
顔が豚で身体が人間って普通に考えてオークだよな。けど、オークってあんなにデカいのか?
甲野がオークと予想した魔物は体長が優に3メートル以上あった。
門であった中年兵士の話の感じだったら、兵士だったら余裕で倒せると思うんだけどな。けど、あんなに苦戦してるってことは、オークの上位種とかか?まぁ、分かんないから《鑑定》っと。
【種族】オークキング
【レベル】156
【体力】608/796
【魔力】20/20
【俊敏】50
【腕力】259
【防御力】308
【運】5
《スキル》威圧 咆哮
それは苦戦するよな。いや逆に瞬殺されないだけでも流石、兵士長だな。でも全員体力も残り僅かだな。別にここは無視してもいいけど、どう考えても、オークキングは高値で売れそうな気しかしない。……よし、ここはアイツを狩ろう。けど、念の為。
甲野はそう言うと、火球をオークキングに放つ。《火球》はオークキングに命中し、ドン!という鈍い音をたてる。
「「ッ!誰だ!」」
アクリと兵士長は咄嗟に火球が飛んできた方向を向いた。
くそ!不味い!この状況で新手か!?
「冒険者の者だ!手助けはいるか!」
冒険者か。オークキングを見ても逃げず、手助けの確認か。それだけの余裕があるか、それともただの見栄か。まぁ、どちらでもいい。
「頼む!」
兵士長は甲野の救援を受け入れた。
「任せろ。」
そう言うと甲野は一気に30発の火球をオークキングへ放った。
「ガッ!」
流石のオークキングもいきなり、30発の火球を受けた事に驚き攻撃の手を止めた。
「なに!これだけの火球を無詠唱で出すだと!しかもこの威力!」
アクリが驚嘆の声を漏らした。
「おい!今は目の前の敵に集中しろ!」
そんなアクリに兵士長が叱咤した。
「あぁ!すまねぇ!姫様、大丈夫ですか!」
「えぇ!私は大丈夫です!そこの冒険者さんは大丈d……」
「ガァァァァァアアア!!」
サリアが甲野の怪我ほ有無を尋ねようとした直後オークキングが甲野目掛けて突進してきた!
あまり、効かなかったか?
甲野は鑑定を行使し攻撃の威力を確認した。
【種族】オーク
【レベル】156
【体力】576/796
【魔力】20/20
【俊敏】50
【腕力】259
【防御力】308
【運】5
《スキル》威圧 咆哮
「流石にあの程度では効果は無いか。」
「おい!何を冷静に考えてるんだ!手はあるのか!」
そんな冷静に敵を観察している甲野にアクリが叱咤しながら策を聞いた。
「モチのロン。」
甲野は火球を先程の倍、一気に60発放った!
「それはさっき効果がなかっただろ!」
流石の兵士長も、この甲野の行為に叱咤をした。しかし、甲野は自信満々に言う。
「見てろ。」
甲野は放った火球に手を真っ直ぐ向け、握りしめながら、
「圧縮。」
すると、直径50センチあった火球が、ビー玉サイズまで収縮した。そして、次の瞬間オークキングの身体が小さな穴だらけになった!
「「なっ!」」
アクリと兵士長共々驚きの声を出した。
「ガッ!グァァァァァァアアア!!!」
オークキングは自分の身体を貫通した事実に困惑しながら身体全体が穴だらけになった、地獄の痛みに怒る様に咆哮した!
「トドメだ。白炎《蛇》」
甲野は灼熱の摂氏3000度の白い炎を放った!
それはまるで白い蛇の様だった。そのまま白炎をオークキングへ放った!そして、オークキングは為す術もなく白炎の中へと消えた。
「これくらいでいいだろう。」
甲野が指をパチンと鳴らすと白炎が消えた。そこにはオークキングの肉片どころか骨の欠片もなく、ただ1つ、輝く半透明な直径30センチの石の様なものがあった。
なんだこれ?魔石か?《異世界知識》
項目:魔石
名前:オークキングの魔石
価値:傷無し・破損無し・状態良し・適正価格金貨35枚
詳細:オークキングの魔石。オークキング討伐証明になる。主に防具の素材に使われる。
オークキングの魔石を使った防具は火の耐性が付く。
なかなか、使えるな。よし。これは売らないで防具の素材に使おう。
甲野は薬草の入った麻袋に魔石を詰め込んだ。
「さて、無事か?」
甲野は3人組の安否を尋ねたが3人とも放心状態だった。
「……待つか」
ランクBのオークキングを余裕で倒した甲野。しかも火球を圧縮すると言う新技や摂氏3000度の白炎の新魔法など呆れるほどの魔法で倒したオークキングから激レアな魔石をゲット!ヽ(≧▽≦)/ヤター!
売ったら金貨35枚(º﹃º)ジュルリ。
しかし、甲野は防具に使う事を決め、
エルヴィン国家の3人組と話をしようとするが、甲野の魔法に呆然(*´-`)アタリマエ。
さて、次回はいよいよエルヴィン国家の3人組と会話です。
次回に乞うご期待です!( ゜ー゜)ウ ( 。_。)ン
次回投稿は今月中です。
では( ´ ▽ ` )ノバーイ。