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主人公がチート過ぎてヤバイ件  作者: 冬影 蒼井
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第46話 面倒事=領主の謁見(前編)

はい、どうも!未更新注意表示が出て「やっべっ!」と思った作者です‼(٩•'╻'• ۶)やっべっぞ

始めて未更新注意表示が出た・・・あっ、『未更新注意表示』ってのは適当に考えた名前です

(読者→んな事訊いてねぇよ)

これは余談ですけど、最近、『ノベルバ』っていう小説投稿アプリがあるのを知って「へぇ、こんなのも出たんか。」と思いました(それだけ)


それじゃあ本編(σ・∀・)σアッチ 行け

 甲野はゆっくりと目を覚ました。アホみたいなステータスのお陰で先日の露店巡りでの肉体的な疲れはそこまで無いが、やはり人混みの中を歩くのは精神的に疲れる様で、ぐっすりと寝ていた。

 甲野が背筋を伸ばそうと手を動かすと、モコっとした毛玉に当たった。それを見ると、甲野を傍で丸まっていたバステトだった。

 甲野は丸まっているバステトを見てホッコリとしながら、背筋をグーっと伸ばした。少し肩や腰がバキッと鳴るが気にはしない。


「……あぁ、そうか。今日は()()があるのか。」


 甲野は大きな溜め息を一つ吐いた。


「取り敢えず今の内にバステトを堪能しとくか。」


 甲野は寝ているバステトを起こさない様に撫でまわす。ついでに魔法でバステトの毛並みも整えてゆく。


「ん~ここは《温水(ホットウォーター)》でやって弱めの風で乾かして……いや弱目の《乾燥(ドライ)》を掛けてっと。これで良し。」


 甲野が魔法で毛並みを整えたバステトの毛はスベスベな触り心地で、光沢が見える様な気さえする。

 甲野はそれを眺めながら満足気な顔で頷き、バステトを再度撫で回す。

 するとそこへ、甲野の影からザガンとブエル、キマリスの使い魔(しゅう)が現れた。


「コーノ様、御報告したい事が。」


 ザガンがバステトを起こさない様に甲野に言う。


「ん?何だ?」


 甲野はザガンの言葉に訝しげに耳を傾ける。


「実は……


 △ ▼ △


 ……と言う事なのです。」


 ザガンの報告を聞いた甲野はさっきの満足気な表情から一変、明らかに不機嫌と分かる表情に変わるが、雰囲気はいつもと何ら変わる事は無かった。


「なるほど……そういう奴は何処(どこ)にでも居るからな。」


「どう致しましょう。御命令とあらばブエルとキマリス、そしてこの不肖ザガン、その者を処分して参りますが。」

 ザガンの言葉に後ろに控えていたブエルとキマリスは小さく頷く。


「ほっほっほ、我々に害をなすものは後悔させねばのぅ。」


 ブエルの言葉に、キマリスも続けて口を開く。


「私もブエルと同意見です。疑惑だけならまだしも計画まで企てているとなると、それは最早(もはや)確定事項。この不肖キマリス、御命令とあらば、この国ごと、そやつを消滅させてみせましょう。」


 一人だけ、何か国際問題に発展しそうな事を言っているが、甲野は三人の言葉を聞きながら、普段と変わらない雰囲気でこう言った。


「放っておけ。今の時点で何か直接的に危害を加えられた訳じゃ無いし、ザガンやブエル、キマリスの事は信頼している。そいつが計画している事も事実だろう。」


 甲野は一度ここで言葉を区切り、深く深呼吸をする。


 そして、次の瞬間、甲野の纏っている雰囲気が一変する。


「……だが、その時になったら手を出すな。俺自身に危害を加える奴は(まか)すが、バステトに関しては別だ。俺が直接手を下す。」


 その甲野の雰囲気にザガンだけでは無く、ブエル、キマリスはピリッと肌を刺す緊張を感じていた。


「分かったな?」

「「「ハッ!」」」


 その後、バステトが起きるのを、のんびりと待った甲野は宿の一階で軽い朝食を摂り、そのまま宿で領主の使いが来るのを待っていた。

 甲野がエンペラースネークの解体時にレフィア(ギルド長)から宿に領主の使いが来ると聞かされていたからだ。

 その間に近くに居た人から領主やその周りに関する認識や評判を訊いていた。

 すると摩訶不思議(まかふしぎ)と言うか必然(ひつぜん)と言うか、異口同音(いくどうおん)で「領主は尊敬するが周りは(クズ)」と言う返答が殆どだった。

 勿論、領主以外の貴族全員が屑だと言う者は居なかったが、大半は同じ様な答えだった。中には「先代の(貴族)はまともだったが、今の(貴族)は駄目だ」と答える者も居る。

 甲野は、貴族関係の奴に訊いたら正反対の答えが返ってくるんだろうな、とバステトを撫でながら思うのだった。


「バステト。」

「にゃ?」

「お前は着いて来るか?」

「にゃ!」


 バステトは、勿論と頷く。それに甲野は、そうか、と一言。そして、小さな魔力球(おやつ)を与える。

 バステトはそれを甲野の指ごと咥え、チューチューと吸っている。まるで赤ん坊のようだ。

 甲野はそれを優しい目で見ている。


 すると、突然、宿の入り口の扉が乱暴に開かれる。


「ここにコーノという者は()るか!?」


 甲野が開いた扉の方を見ると、そこに居たのは一目で貴族だと分かる服装と装飾品をした中肉中背の男。先程までワイワイと談話が響いていた一室は、貴族の男が現れた途端、一瞬でシーンと静まり返ったが、直ぐに元の賑わいに取り戻した。貴族の男は手には丸めた紙を持っている。そして貴族は辺りを見渡し、甲野を探している。

 多分、領主の使いだな。印象は普通の貴族だな。よく漫画で見る、汗ギットリの豚貴族って感じはしないし、周りの人の目を見れば、そいつがどんな奴かは大体、想像がつく。多分、平民差別はしないタイプの貴族だろうけど、一応確認しとくか。

 甲野は目の前の貴族に《鑑定》を掛け、貴族の名前を、《異世界知識》で調べた。結果を言えば、この貴族は『白』だった。ステータスもさほど特徴的な箇所は無く、敢えて上げるなら貴族にしては、武力面でかなり”強い”と言う事だけだ。だが、それでも一つ、面白い物があった。



 《固有スキル》

 真贋(しんがん)の魔眼



 固有スキルとは、その名の通り、その者だけが持つスキルの事だ。似た様な(スキル)はあっても全く同じ(スキル)は無い。

 甲野は念の為、この固有スキルを《異世界知識》で調べた。



 項目:真贋の魔眼


 詳細:対象の人物の虚実や、物の真贋が分かる。元より持っている者や何かの拍子に開眼した者などがいるが、所有者は少ない。《鑑定》や魔道具より精度は良いが、所有者の能力や才能で性能や精度は様々。但し長時間、持続的には使えず、対象と一定以上の距離があると使えない。



 なるへそ。て事は此奴(コイツ)の魔眼がさほど能力が無い可能性もあるか。まぁ、でも、此奴こいつの雰囲気から察するに、そんな感じにも見えないしな。

 それに、貴族でもまともな奴はいるってレフィアも言ってたし、自分で言うのもなんだが、エンペラースネークを倒した奴に下手な奴を寄越したらどうなるか分かったもんじゃないもんな。あ〜あ、面倒だけど行くか。


「俺が甲野だ。」


 甲野は面倒くさそうに左手を挙げる。


「おぉ、貴殿が。」


 貴族は大らかな様子で近付てきた。特に軽蔑の目を向けていたりなどはしない。


 ▷▶︎▷


「俺が甲野だ。」


 私は心底怠そうに手を挙げ、そう言った者の方を向いた。


「おぉ、貴殿が。」


 この者が、あのエンペラースネークを倒した冒険者か。思ったより普通だな。レフィア殿の話ではとてつもない力を持つと聞いているが?いや、かなりの使い手ほど己の力を隠すのが上手いもの。油断は出来ん。しかし、今はその様な事は気にしていられまい。


 私はコーノと名乗った人物に持っていた領主様から預かった召喚命令に関する書類を広げ見せた。


「レフィア殿から事前に話は聞いていると思うが、領主様からの召喚命令だ。余程の事がない限り断れんぞ。」


 私は臆せずハッキリと言う。もしかすると、この事で私はコーノを不機嫌にさせるかもしれない。しかし、そうなれば私が未熟だったという事。それだけの事だ。

 しかし、私とて、冒険者にこの様な事をするのは初めてだ。本来、冒険者を呼び出すのに、この様な書類は発行しない。


「たかが一冒険者にこんな書類を用意するんだな。」


 それはどうやら、コーノも感じていたようで、私にそう語り掛けてきた。しかし、貴族の私にタメ口とは。久しくこの様な者は見ていなかったな。

 私はそれに少し懐かしさを感じながら、それをひょうじょうに出さず、コーノの問いに答える。


「本来ならここまではしない。だが、今回は話が違う。アレを倒した冒険者を無理矢理、召喚などすればこの国がどうなるか分かったものでは無いと上が判断したのだ。」


 アレとは当然、エンペラースネークの事だ。誰が書いているか分からない以上、アレの名前はここでは言えない。


「それに、レフィア殿から、貴殿の性格は聞いている。」


 私は続けてそう言うとコーノは何か納得しているようだった。


「成程。」


「馬車は外に用意してある。その猫も連れて行って構わない。その事もレフィア殿から聞いている。それは領主様も承知している。」


 私はそう言い、頭に猫を乗せた冒険者と共に、宿の外に出た。そこには私が用意した馬車があった。

 私は乗るよう勧めた。

 そして、コーノは馬車の乗りながらこう言った。


「貴族ならもっと派手な馬車に乗ると思ったんだがな。」


 私も、コーノの言葉に馬車の乗りながら応える。


「レフィア殿から貴殿が目立つのを嫌うと聞いていたのだ。その結果だ。」


 私はそう冒険者の言葉に応え、後ろの窓の方を向き、窓を数回叩いた。すると馬車がゆっくりと動き始めた。


「成程、用意が良いんだな。」


 コーノは、この用意の良さに関心をしたようだ。


「当たり前だろう。エンペラースネークを倒した冒険者を怒らせれば、どうなるか分かったものでは無い。」


 これは私の正直な気持ちだ。この国の兵士にもかなりの使い手は居るが、エンペラースネークに限らず、単体でSランクの魔物を倒す者は居ない。勿論私も無理だ。


「俺は別にどうこうされなければ、怒ったり、どうこうしないんだがな……」


 私は、それを聞き少し安堵する。話を聞く限りレフィア殿が言った通り基本的には温厚な性格の様だ。だが、私には一つだけ懸念事項があった。


「猫……いや魔獣……使い魔か……」


 それは、コーノが連れている使い魔だ。貴族には変わり者も多い。そうなれば必然的に妙な輩も多い。


 私がそんな事を思考していると、コーノがふとこんな事を言った。


「ところで、俺はお前の名前を聞いて無いんだが。」


 そう言えば、確かに名乗っていなかったな。


「おぉ、それは失礼した。私の名前はクロロ・ユサナリ。これでも子爵だ。」

「俺は甲野。ただの冒険者だ。」


 名前は事前に知っていたが、後半の言葉に、私はコーノを訝しげにジーッと見た。


「ただの冒険者がエンペラースネークを倒せるものか。」


 思わず、そう言ってしまったが、コーノは特に気にもせず、膝に乗っている猫を撫でていた。私はふと窓から外の様子を見ると、人の往来が多い(ため)か、当初の予定より馬車はゆっくり進んでいる。ただ、エンペラースネークを討伐した冒険者を待たせてはいけないと早めに迎えに来たので、時間的には丁度だろう。


「煙草を一本吸って良いか?」


 コーノは私にそう言った。


「たばこ……?あぁ、あの嗜好品か。構わない。」


 私は一瞬コーノの言う、たばこが何か分からなかったが、直ぐにあの、嗜好品のタバコと分かった。タバコ自体、一度、知り合いの貴族が使用していたのを見た事があるので、どんな物かは知っている。

 私がそう言うと、コーノの目の前に黒い空間が現れ、そこから、小さな木の入れ物と思われる物を取り出した。恐らくそれは無限収納(インベントリ)だろう。

 私は使えないし、見た事も無いが、何度か聞いた事があったので、その特徴で無限収納(インベントリ)だと分かった。


「《無限収納インベントリ》を見るのは初めてか?」


 コーノはそんな私の心情を見抜いてか、そう言ってきた。


「あぁ。話には聞いていたが実際に見るのは初めてだ。ふむ、便利そうだな。」

「あぁ、便利だぞ。魔力の消費も少ないからな。」


 と言っても甲野の場合は文頭に『俺の場合は』が付くが、そんな事はクロロには知る由も無い。


「そう言えば、さっきバステトを見て何か考えてたみたいだが、どうしたんだ?」

「……実は貴族の中に魔物の収集癖がある者がいるのだ。いや、ただそれだけなら何の問題も無いのだが、自分の使い魔や部下の使い魔、更には他人の使い魔なども捕え、コレクションにしているのだ。しかも彼奴(あやつ)は珍しい魔物等を好むで集めていてな。」


 私は一瞬、話して良いものか、悩んだが、僅かな不穏分子も残してはならないと考え、コーノに言った。


「それでバステトの事を懸念してたのか。」

「あぁ、その通りだ。私は兵士上がりの貴族なのだが、3尾の猫など、私でも見た事が無い。そんな珍しい魔物なら奴が狙いを付けるのは必定だろう。」

「まぁそうだろうな。」


 コーノも私の言葉に同意した。


「そいつ以外でバステトに危害を与えそうな奴はいるか?」


 コーノはさらに、こう訊いてきた。だが、この問いに応えると、限りが無いので、大まかに返答した。


「バステトというのか、その猫は。そうだな、その猫に直接的に危害を加えそうな者はいないとは思うが、無駄に礼節に五月蝿い者が何人も居るからな。恐らく、その猫に対して難癖をつけるくらいはするだろうな……いや、場合に寄ってはその猫を取り上げたりする可能性もあるな……」


 コーノは私の答えに一言だけ言った。


「……ほう。」


 たった一言。この短い一言で私は何か得体の知れないナニカを感じた。殺気と言うには生温い。それは濃厚で直接的な『死』。まるで凶暴な魔物に何十匹も囲まれた様な、それ程現実的なモノ。()()は決して己に向けられている物では無い。それは分かっていた。

 だが、それでも恐怖せざるは負えなかった。全身を不気味な冷気で包まれ、心臓は何かに捕まれ、全身は意図せず慄える。気を抜けば、そのまま魂を吸い取られそうな、それ程の威圧感。

 だが、それも次の瞬間、消え去る事となる。


「にゃ!」


 事もあろうか、コーノの膝の上に座っていたバステトと呼ばれた猫が、コーノの頭に拳程の大きさの氷を落とした。


「イテッ。」


 氷を落とされたコーノは、頭を擦りながら、バステトを見る。

 一方、氷を落としたバステトは左の前足を上下に振りながら、コーノに何かを言っている。それは何処か、説教をしている様にも見える。


 私は()()から解放された反動とバステトの思わぬ行動に呆然としていると、当然コーノはこちらを向き、軽く頭を下げた。


「すまんかったな。」


 一瞬、何をされているか分からなかったが、直ぐに謝罪だと理解した。


「あ、あぁ。か、構わない……」


 すると、バステトは何故か満足そうに頷いた。さっきは呆然としていて気付かなかったが、もしや……と言うより、確実にバステトは人の言葉を、コーノはバステトの言葉を解しているな……

 そのまま、呆然としていると、いつの間にか領主の館に馬車が到着した。私は何とか意識を戻し、コーノを応接間に案内した。コーノは応接間で待つ間、バステトと遊んでいた。私はそんなコーノを横目に見ながら、謁見の事を考えていた。私個人としてはバステト(使い魔)が共に謁見する事は構わないと思う。使い魔の大きさに寄るが、バステト程の大きさならば、なんら支障は無いと思うが、冒険者を毛嫌いする貴族が少なからず居る。

 私はその事をコーノに言い、バステトを一時的に私が預かる事を提案する。勿論、バステトの事は責任を持って預かる(むね)を伝えた。先程の()()と今の様に遊んでいる事を考えるのと、コーノはバステトの事を大切にしている事だろう。私がそう考えていると、やはりと言うべきか……


「気持ちは有難いが断る。クロロが貴族の中でもまともだとは分かっているが、バステトに関しては別だ。」


 しかし、幸いにもコーノは私に関して、不快な思いはしていなかったらしく、普通の口調で言った。私はそれに対し「そうか」と一言だけ言った。

 (しばら)くすると、公爵の執事だろう女性が謁見の時間を伝えに来た。

 その言葉を聞いたコーノは「チッ」と舌打ちをし、女執事の後ろを歩き、応接間を出た。

 私はコーノの後ろを歩きながら、これから起きる憂鬱な事を頭に思い浮かべながら、一つ大きな溜息を吐くのだった。

最初はこのかいで謁見回を終わらそうと思ったけど、Twitterで投稿報告をする直前にこれを思いつきました(ノ≧ڡ≦)☆

いやぁー最近、手品にハマってて、それを『魔王』か『主人公』のどっちかに入れようかと思っている次第で御座いますデス(๑•̀ㅁ•́ฅ✧

しかし、新元号が『令和』かぁ〜

・・・新元号と掛けまして〜未投稿の小説と解きます・・・

(読者→その心は?)

どちらも令和(零話)です・・・


・・・さ、さーて、次回は『第47話 面倒事=領主の謁見(後編)』をお送りしまーす!

(読者→恥ずかしくなったな・・・)

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