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主人公がチート過ぎてヤバイ件  作者: 冬影 蒼井
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第3話初クエストで色々実験

さてさて、初めての国で予想通りトラブルと遭遇!しかしあっさりと返り討ちに!٩(ˊᗜˋ*)و

しかも、魔法が使える事が発覚!

さらにさらに、飯も物凄く美味い事が分かり良いことずくめの異世界初日。

こんな日がいつまで続くのでしょうか!

では、本編レッツゴー\(⊃‐^)/

「ん……んー」


 甲野は背筋を伸ばしながら起きた。


「ん?…………あー、そっか異世界に来てたんだ」

 すると、甲野の腹がぐーと鳴った。


「……飯食うか」

 甲野は内心楽しみにしながら、朝飯を摂るため下へ降りた。


 ◇ ◇ ◇


「あーやっぱり美味い!」

 甲野は朝飯に大満足していた。

 メニューは黒パンとオーク肉の野菜炒めと言った普通のメニューだが、黒パンは香ばしい風味があり、野菜炒めも肉はジューシーだがしつこくない脂身、野菜の良さも生かし、食感もパリッと、そこに黒パンを挟むと、この世の物とか言えない美味さが口の中に広がり夢中で食べた。


 当然、今まで甲野が食べた中でも余裕で1番と言える物だった。例えるなら、某青タヌキが出る某ガキ大将が作るジャ〇アンシチュー、先程食べた朝飯が一流のシェフが作った高級料理と言う位の違いだ。

 ……と言うかあれは料理なのか?


「それにしても、ギルドってどんな依頼があるのかな?」

 そう、甲野は朝飯を摂った後、つまり現在ギルドへと向かっていた。

 目的はもちろん、金を稼ぐ為だ。


「……余計なトラブルとか無いといいけどな」

 甲野よ、それはフラグと言うのだぞ……。


 誰かがその様な事を言いながら甲野はギルドに到着した。


 ◇ ◇ ◇


「さーて、どんな依頼があるかな?」


 んー、ざっと見て討伐依頼と雑用係みたいな物の二種類か。まぁ、こんなもんっちゃあ、こんなもんか。討伐依頼は見ての通り魔物の討伐だな。しかし、『ゴブリン討伐』とか『オーガ討伐』とか色々あるな。


『オーガ討伐』の依頼は、結構気になるけど、Cランクの依頼か。

 確か、依頼は一つ上までしか受けれないんだよな。って事は、俺はEランクまでの依頼しか駄目なのか。

 けど、Cランク以上って強制収集があるからな〜。ま、ランクはDランクまででいいか。別にDランクでも生活には困らないくらいには稼げるだろうしな。それに、DランクでもCランクの依頼は受けれるからな。


 さて、それはさておき何の依頼にしようかな〜。

 ……ん〜、これにするか。


 手に取ったのは、薬草採取の依頼だった。

 ランクEの依頼なので甲野でも受けれる。

 さて、受付に行ってさっさと薬草取りに行くか。



 その時──────



「おい!そこのお前!」


 突如、甲野に怒鳴り声をあげる男達がいた。

 そんな事には目もくれず、甲野は受付へ向かった。


「おい!無視するな!」


 そんな甲野の肩を掴んで止めた。

 そんな男達に甲野は面倒くさそうにこう言った。


「どうせ、お前達の目的は昨日のゴブリン男の敵討ちとかそんなところだろ。俺は今そんな事に構っている暇は無い。」


 すると、当然の如く男達はキレるが……


「き、貴様!ゴルバさんの事をゴブリン呼ばわ……ッ!」

「お前は許……ッ!」

「2度とその減らず口を叩けな……ッ!」


 等々の事を言ってるが途中で聞くのも面倒臭くなってきた甲野はセリフの最中で思っきり全員の股間を思っきり蹴り上げた。


「「「オフッ!!」」」


 男達は股間を抑えながら、倒れ込み、泡を吹いて、白目を剥き、気絶した。


「うん、これでよし。」

 甲野は腰に手を置き満足そうに言った。


 せめて全部聞いてやれよ!!


 ギルド内の全員が股間を(男性のみ)抑えながらそうも思った。


 ◇ ◇ ◇


「ギルドカードはできたか?」


 依頼をしに外へ向かった甲野は、入国審査の時にいた中年兵士にあった。


「えぇ、お陰様で。今日中には入国料が払えると思います。」

「そうか。それは良かった。ところでギルドカードを作ったって事は今から依頼か?」

「えぇ、簡単な採取依頼を。」

「そうか。採取依頼なら大丈夫だと思うが。」


 中年兵士は歯切れ悪く言った。


「どうかしましたか?」


「最近、あそこの森がやけに騒がしくてな。あそこにはゴブリンやホーンラビットぐらいしかいないからな。」

「まぁ、この時期は魔物の繁殖期だから、そのせいと思うけどな。そういうわけだから、気をつけろよ」


「どうもわざわざありがとうございます。」

 甲野は礼を言った。


「この街にはギルドはあるが辺境のせいか冒険者が少ないからな、こういう情報はこまめに伝えるようにしているんだよ。」


「そうですか。では俺はこれで。」

 甲野はそう言うと門を潜って行った。


 ◇ ◇ ◇


「じゃ、早速始めるか。」

 甲野はそう言うと、《|魔法創造(マジッククリエイト)《マジッククリエイト》》で()()スキルを創り始めた。



 《()()

 そう、甲野はスキル《鑑定》を創った。


 甲野は薬草の事を一切知らない。

 ギルドには図書館の類が一切無い。

 特徴を言われても分からない。


 そこでこう考えた。「知る方法が無いなら創ればいい。」かの有名なマリーアントワネットの「パンがなければケーキを食べればいいじゃない」の如く、情報が無い、知る方法が無い、なら創ろう、こう考えた。


「よし、できた、できた。」

 甲野は創ったスキルを早速使ってみた。


「《鑑定》」

 すると、目も前にありとあらゆる情報が文字通り飛び込んで来た。

 土、草の1枚1枚、水、木の1本1本、虫1匹1匹、石の1つ1つ、様々な情報が目に見えた。


「うぉ!スゲーな。けど、これは邪魔だな〜。」

 これじゃあ薬草が分からないな〜、と考えた瞬間目の前の表示が消え()()1つの情報が現れた。



 名前:薬草


 効力:すり潰し、傷口に塗ると軽傷に効く。



「あれ?消えた。いやそれよりこれは……」


 どう考えても、依頼の薬草だよな?なんで急に出てきたんだ?

 《異世界知識》を行使した結果、鑑定したい物をハッキリと思い浮かべると、その物だけが、表示されると分かった。


「これなら効率良く集めれるな。」

 そんな事を言いながら甲野は次々と薬草を麻袋に入れていくのだった。


 ◇ ◇ ◇


「よし、これくらいで良いだろう」


 甲野はリュックサックサイズの麻袋にパンパンに詰められた薬草を見て満足そうに言った。


「さて、じゃあそろそろ魔法の実験でもするか。」


 甲野は手始めに火球(ファイアーボール)を出した。


「問題なく出るな。魔力の消費はどれ位かな?」

 ステータスを開いた。




【名前】甲野 秋吉

【種族】 人間


【レベル】1


【体力】1278/1278

【魔力】2510/2513

【俊敏】975

【腕力】1351

【防御力】1712

【運】500


  【スキル】

 《魔法創造(マジッククリエイト)

 《地図》

 《異世界言語》

 《異世界知識》

 《全属性魔法》

 《ステータス隠蔽》



 称号 魔法の創造者(オリジナルの魔法を創った者に送られる:全魔法の威力UP)



「消費魔力は3か。てことは単純計算で火球(ファイアーボール)を837発放てるって事か……火球(ファイアー)で小国くらいなら滅ぼせる自信しかない。」


 勿論、そんな事はしない。理由は当然、面倒臭いからだ。


「じゃあ、次は威力だな。」


 甲野は火球(ファイアーボール)を投げるイメージをしながら手を木に向けた。


「お、行った行った。さて威力は……」


 甲野は火球(ファイアーボール)が向かった木を見てみると、地球(あっち)では、かなりの大きさと言っていいくらいの木の半分以上が灰と化していた。


「……消費魔力3でこの威力ってやばくね?……《異世界知識》」



 項目:魔法


 名前:火球(ファイアーボール)


 能力:最小消費魔力3。見習い魔術師やFランク冒険者がよく使う。威力としては、()()()()ホーンラビットを倒す程度。

 魔力多く込めれば、対人戦でも使える。



「多分、これってホーンラビットが強いんじゃなくて、この火球(ファイアーボール)が強いんだよな……念の為《異世界知識》」



 項目:魔物


 名前:ホーンラビット


 特徴:大きさ約50センチ。鋭い角で威嚇や攻撃をする。農民でも倒せる。



「うん、間違いなし!」

 それに、しても何でこんな威力があるんだ?

 消費魔力も最小の3だしな。

 ……アレ?

 ……もしかしてアレかな?

 ……もしかしなくてもアレだよな。


「ステータス表示」


【名前】甲野 秋吉

【種族】 人間


【レベル】1


【体力】1278/1278

【魔力】2510/2513

【俊敏】975

【腕力】1351

【防御力】1712

【運】500


 【スキル】

 《魔法創造(マジッククリエイト)

 《地図》

 《異世界言語》 

 《異世界知識》

 《全属性魔法》

 《ステータス隠蔽》



 称号 魔法の創造者(オリジナルの魔法を創った者に送られる:()()()()()()()U()P()




「やっぱり……。にしてもアップしすぎだろ。まっ、いっか。それよりさっさと魔法の練習するか。《水球(ウォーターボール)》」


 さてさて消費魔力はっと。


【名前】甲野 秋吉

【種族】 人間


【レベル】1


【体力】1278/1278

【魔力】2505/2513

【俊敏】975

【腕力】1351

【防御力】1712

【運】500


 スキル

 《魔法創造(マジッククリエイト)

 《地図》

 《異世界言語》

 《異世界知識》

 《全属性魔法》

 《ステータス隠蔽》



 称号 魔法の創造者(オリジナルの魔法を創った者に送られる:全魔法の威力UP)



水球(ウォーターボール)の方が消費魔力が多いのか。」


 さて、気になる威力は。

 甲野は先程同様に水球(ウォーターボール)を燃え尽きた木の隣に放った。甲野が放った《水球(ウォーターボール)》は凄まじい速度で飛び、なんと木の半分以上が削れ、木は大きな音をだし倒れた。


「……これもすげぇ威力だな。」


 人へ向けてやったら重傷確定だな。異世界(こっち)ではどうかは知らないけど。さて、どんどんやるか。


 ◇ ◇ ◇


 甲野は只今森の中にいる。


「何故かと言うと魔法の練習があらかた済み、どうせなら魔物を討伐して金を稼ごうと考えたからである。って俺は誰に説明してるんだ?」


 ま、それはさておき《マップ》ではこの辺にいるはずなんだけどな〜なんか他と違って微妙に赤丸が大きかったら、大物の予感!

 甲野は目をキラキラさせながら言った。


 すると─────


「グォォォオオオオオ!!!」

「きゃぁぁあ!」

「姫様!!!」

「何で、こんな奴がこんな所に!!」


 獣の咆哮と共に3人の悲鳴や混沌が聞こえた。

甲野が新たなスキル《鑑定》を創り、魔法がえげつない威力だと発覚!

なんと火球だけで小国を滅ぼす程だった!(*゜0゜)ワーオ

そして依頼も済み魔物探索へ!\(^o^)/

そして、そこに大物らしき魔物と

謎の3名が!o(`ω´)o

さてさて甲野は無事魔物を倒す事が出来るのか!(´-3-`)

次回乞うご期待です!( ゜ー゜)ウ ( 。_。)ン

投稿予定日は今月中です。

では( ´ ▽ ` )ノバーイ

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