第1話 勿論チート、その能力とは…
のんびり投稿でのんびりしすぎた作者です。(๑>•̀๑)テヘペロ
いやー、たまにのんびりしすぎて少し?遅れる時があるけど基本的は一週間に二三回のペースです。
では、レッツゴー。⊂('ω'⊂ )))Σ≡GO!!
【名前】甲野 秋吉
【種族】人間
【レベル】1
【体力】1278/1278
【魔力】2513/2513
【俊敏】975
【腕力】1351
【防御力】1712
【運】500
《スキル》
魔法創造
「は?」
ちょっと待て、ステータス高くね!
この世界のLv1ってこんなかんじなのか!?
ドラ〇エでも、もっと低いぞ!
「まぁ、その変は追追分かるとして」
切り替えが、とても早い甲野だった。
「この、魔法創造って、魔法を創るつて事だよな?」
スキル《魔法創造》
正確には魔法ではなくスキルを創るスキル。創るスキルは、本人のイメージによって性能も威力も自由自在だ。
「とりあえず、使ってみるか。『魔法創造』!」
ん?なんだこれ。えーと、あーそういう事か。
創る魔法をイメージして創るのか。
なんか、頭の中がぐちょぐちょして変な感じだな。
まぁ、そのうち慣れるだろう。とりあえず今必要なのは……。
「『マップ』」
おーこれは凄い、頭の中に自分を中心とした周辺の地図が見える。しかも中々、精巧な地図だ。例えるなら、自衛隊が使ってそうなくらい精巧な地図だ
「地図通りに行けば、近くの国まで半日か……遠いな」
この世界では、国まで半日というのはかなり近い距離だ。本来、歩いてでは国から国への移動の場合5日以上かかっても不思議ではないのだ。
と言っても、甲野は自転車、車といった馬車なんかより比べ物にならない乗り物があるところから来たので、歩いて半日はかなり、遠く感じるのも無理はない。
「ん?よく見るとこの地図、3色の点があるな。」
赤、青、黒か。多分こういうのは赤が敵意有りの奴で青が敵意無し、って言うのは定番だ。
しかし、だとすると、黒はなんだ?
黒、黒、黒くろクロ、ブラック…………わからん。
まぁ、いっか。どうせその内分かることだ。
「とりあえず、行くか。
その間に魔法でも創りながら行くか。」
▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲
「お、着いたか。魔法を創りながらだったから、あっと言うまだったな」
ちなみに、作った魔法はこうなっている。
【名前】甲野 秋吉
【種族】 人間
【レベル】1
【体力】1278/1278
【魔力】2513/2513
【俊敏】975
【腕力】1351
【防御力】1712
【運】500
《スキル》
・魔法創造
・マップ
・異世界言語
・異世界知識
・全属性魔法
・ステータス隠蔽
《称号》
・魔法の創造者(全魔法の威力UP)
「もうすでに人間やめてる気がするんだが……」
正確には、『やめてる気が』ではなく『やめている』の方が正しいのだが……
そもそも、この世界に全属性の魔法を使える者なんて勇者でも使えない。例えば、勇者は聖魔法は使えても闇魔法は使えない。魔族は闇魔法は使えても聖魔法は使えない、と言うように全属性の魔法を使える者はいない。
使えるとしたら魔神や精霊王くらいだ。
しかも新しい、今までにない魔法を創るなんて本来なら国の総力を挙げて行うのだがそれを、近所の駄菓子屋で35円のお菓子を買ってくる気分で創るなんて、文字通りの化け物である。
それこそ一般人からしたら、神と言われても信じるくらいだ。
「にしても、やっぱり俺のステータス、高かったんだ。」
甲野が創った『異世界知識』で見た所、Lvに上限は無く、この世で1番高いLvは589だ。ステータスも甲野の倍はある。
しかし、よくよく考えてみると、甲野はLv1で世界最強の人物のステータスの半分と言うのは、誰が見ても異常と言えるだろう。
普通、Lv1のステータスは2桁にとどけば優秀とされている。
「しかし、金が無いのは困ったな」
この世界の硬貨は価値の低い物から、
銅貨、銀貨、金貨の順の価値で、三種類がある。
1番価値があるのは当然金貨である。
これを日本の金額で表すと大体こうなる。
銅貨=100円
銀貨=1000円
金貨=1万円
ちなみに、補足だが、宿屋は基本的に1泊、銀貨1枚で泊まることが出来る。
「まぁ、金は何とかなるだろう。」
結構、気楽な甲野だった。
◇ ◆ ◇
「エルヴィスに入国か?」
「あぁ。」
「そうか、しかし妙な格好だな」
この世界にはスーツみたいな服は無いのか?
「田舎から出てきましたからな。俺の所では普通の格好なんだよ」
当然嘘だ。
「そうか、それならしかたが無いな。ところで身分を証明出来るものなどあるか?」
「いや、道中で魔物との戦闘で紛失した。」
これも、嘘だ。
「ならば、銅貨3枚を払わないといけないぞ」
「それが、魔物の戦闘で身分書と共に硬貨も落としてな。」
元々、持ってない。
「ならば、3日以内にここに払いに来い、もし来なければ、奴隷落ちになるぞ。」
「あぁ。気を付ける。」
よし第一段階クリア!
嘘だらけだがな。
「ギルドは『赤屋根の宿屋』を右に曲がった所にあるからな」
「分かった。」
「それじゃあ、これに手を置いてくれ」
その門番がこれといったのは、手の型が掘ってある石版だった。
多分、これでステータスを読み取るんだろうな。
「これで良いか?」
「ふむ、Lv1か。よく生きて来れたな。それにしても、妙にステータスが高いな」
「そうか?俺の所ではこれが普通だったんだが。」
またまた嘘だ。
それはさておき、甲野は《ステータス隠蔽》のスキルを使ってきっちりとステータスを変えている。そうしないと、大騒ぎになるからな。変えたステータスはこうなっている。
【名前】甲野 秋吉
【種族】人間
【レベル】1
【体力】75/75
【魔力】50/50
【俊敏】55
【腕力】40
【防御力】60
【運】20
たしかに門番の言う通りLv1ではこのステータスはかなり高い。なにせLv15相当のステータスなのだから。
「そうか、それじゃあもういいぞ」
さて、初めての国はどんな感じかな。めんどくさい事は無いといいんだがな〜
さあさあ、いよいよ異世界初の国に入国した甲野です。最後に盛大なフラグを建てた甲野はどうなる事やら┐(´д`)┌ヤレヤレ
ま、次回もお楽しみに(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪