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主人公がチート過ぎてヤバイ件  作者: 冬影 蒼井
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第10話 魔物売却金と楽しい楽しい露店巡り

さぁ、前回、チートな強さを持つザガンを召喚した甲野(๑⃙⃘♥‿♥๑⃙⃘)

そして、ザガンと共に大量の魔物を狩り、金を稼ぐ甲野スッ、スゲー!!Σ(゜Д゜ )

その金額は幾らになっていることやら(*´﹃`*)ジュルリ

実に楽しみですね〜。

それでは本編レッツゴー٩(ˊᗜˋ*)و

「ん……んーー。」

 甲野はいつも通り、背筋を伸ばしながら起きた。


『おはようございます。我が主。』

 すると、甲野の影の中からザガンのくぐもった声が聞こえた。


「あぁ、おはよう。」

 甲野は影に向かって言った。


「そう言えば、昨日はずっと影の中にいたのか?」


『いえ、外に出て魔物を狩っておりました。』


「そうか。人には見つからなかっただろうな。」


『それは勿論。』


「ファー、それならいい。」

「さて、朝飯食うか。」


『主。』


「ん?なんだ?」


『そんなに、朝飯というのが楽しみなのですか?』


「その通りだが、何故そう思った?」


『いえ、主の顔が少し笑っているので、そうなのではないかと。』


「そうだな。ここの宿屋の飯は美味いかなら。」

「さて、それじゃあ食いに行くか。」


 △▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽


 うん。美味かった!

 今日は露店巡りもしたいから、軽めの飯にしてもらったけど、それでも食いごたえがあったな。肉少なめのサンドイッチだか、それでも野菜がとてもジューシーでさらに、シャキッとしてて、とても美味かった!むこう(地球)じゃあ、野菜がジューシーなんて感じた事が無いから新鮮だな。



 そんな余韻に浸っている甲野はギルドに来ていた。目的は勿論、魔物の売却金の受け取りだ。


「おう!コーノ、全部解体できてるぞ!」


「そうか。いる部位は無いから全て売却でがわないぞ。」


「なら、内訳を言うからこっちへ来い!」




「来たぞ。」


「よし、それじゃあ言うぞ。」

「ゴブリン36体、状態良しで銀貨2枚と銅貨7枚。コボルト27体、これも状態良しで銀貨4枚。オーク40体、状態良しで金貨2枚と銀貨8枚。レッドウルフ25体、状態良しで銀貨6枚。ビックラビット28体、状態良しで銀貨5枚。最後にオーガ12体、状態良しで金貨12枚と銀貨4枚。」

「合計で、金貨15枚、銀貨9枚、銅貨7枚だ。」


 なかなか、稼げたな。これなら、色々といるものが揃えれるな♪それに、露店巡りも楽しみだな♪


「ほれ、売却金だ。」

 甲野は袋に入った金を受け取った。


「……確かに。」


「しかし、よくもまぁ、こんなに狩ってきたな。」

 解体人は呆れながら言った。


「多少は多かったかもしれないがな。」


「どこが多少だよ!」


「まぁ、またよろしく頼むよ」


「次はもっと少なめにな!」


 甲野はそんな声をかけられながらギルドを後にした。




『主。次はどこに行かれますか?』

 ザガンは影の中から訊いてきた。


「そうだな。色々見たいものもあるから、露店巡りでもするか。」

「あと、街の中では俺が話しかけた時以外はあまり喋らない様に。」


『はっ。』


 ▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△


「なんだあれ?」

 甲野が見つけたのは、大きな蝙蝠の羽の様なものに黒い蜜の様なものを塗った食べ物だった。


 なんだか、ゲテモノ料理みたいだな。まぁ、何事も挑戦、挑戦。


「これ、なんて料理だ?」


「これは、大蝙蝠の羽の黒蜜和えだよ。この辺では、よくあるおやつだよ。」


「なら、1本貰おう。」


 甲野はそれを食べる事にした。


「1本、銅貨1枚だよ。」


 甲野は店主に銅貨1枚を渡した。


「ほれ。」


 甲野は大蝙蝠の羽の黒蜜和えにかぶりついた。


 パリッパリッ


 歯応えは骨せんべいみたいだな。しかし、思ったより。


「なかなか美味い。」


「そうか?俺は昔から食べてるからそうでも無いけど。」


 これは、小腹が空いた時に欲しいな。

 あ、そうだ。《無限収納(インベントリ)》に入れておこう。


「あと、5本貰おうか。」


「お、太っ腹だね!まいど!」


 甲野は店主から大蝙蝠の羽の黒蜜和えをこっそり《無限収納(インベントリ)》に入れた。


 さて、次はどこに行くかな。


 甲野はブラブラしながら考えた。


 あそこは雑貨屋か。


 お、あんなところに乾物屋がある。

 乾物屋なんて、俺のいた所じゃあ見なかったからな。


 あそこは、屋台が密集してるな。


 いやー、こうやってブラブラするのも楽しいな!昔、休日に街をブラブラしてたのを思い出すな〜。(作者の実話)


 んー、どこに行こうか悩むな〜。


 そうだな、やりたかった露店巡りをするか。



「おーいそこの旦那!いいのがあるよ!」「そんなしけた奴の所よりこっちの方が断然いいぜ!」「いやいや、こっちだろ!」「ほほほ、ここの老いぼれの店がいいよ〜。」「おめぇ、老いぼれ言い続けて4年目だろ!」「うるさいよ!まだ、3年しかたっておらんわ!」


 しっかし、活気あるな〜。中々賑やかだ。


 よーし、色々食べるぞ〜!



 このホットドッグみたいなやつ美味いな!ソーセージの皮がパリッとして、肉汁がパンに染み込んでとっても美味い!



 干し肉って結構美味いな。なかなか歯応えがあって旨味が凝縮されてる!旅用に結構買っとくか。



 クッキーか。子供の頃よく食べたな〜。

 ……お、素朴な味で俺好みだ。ほんのり蜂蜜がかかって、おやつに丁度いいな。これも少し買っとくか。クッキーは結構、日持ちするからな。



 このお茶美味いな。緑茶っぽいけど、日本人には嬉しいな〜。さっき、食べたクッキーと合いそうだな。このお茶、王都にあるらしいから、今度行くか〜。



 なんか、焼き鳥のつくねみたいな食べ物だな。ビックフロッグって名前みたいだけど、名前からして蛙だよな?

 ……ん、なかなか蛋白(タンパク)な味だな。以外と美味いな。よし今度、絶対狩ろう。



 お、乾物屋か。キノコ類とか海鮮系の乾物が色々あるな。料理は得意な方だからな。色々買っとくか!どうせなら、乾物で出汁とか摂りたいな〜。



 ふぅ、食った食った、買った買った!結構、備蓄できたな。乾物屋は変わった物があって中々楽しかったな。


 しかし、露店がほんとに多いな。日本じゃあ、せいぜい正月とか夏祭り程度しか露店が出ないからな。


 さて、それじゃあ雑貨屋で旅の必需品でも揃えるか。



 甲野は適当な店に入った。


 ここで、いいか。


 んー、雑貨屋って、鍋とか以外にナイフとかもあるのか。ていうか、その他にも色々あるな。

 ま、今俺がいるのは調理器具だけどな。


 えーと、鍋と包丁と調理器具は色々欲しいな。まな板と、あと皿も買っとくか。

 ………………あとはいる物あったっけな?


 甲野はそれらを選んでいると───────









『主』

 ザガンが影の中から甲野に小声で話しかけてきた。



「なんだ。」

 甲野もそれに小声で応じた。


『主の左手のすぐ側に青がかった刃物があるでしょう。』

 ザガンの言う通り、甲野の適当な包丁を取ろうとした左手のすぐ横に青がかった包丁があった。


『それは、包丁では無くミスリル鉱石で、できた短剣です。』


「なに。」

 甲野は、そのザガンが言った刃物を手に取り《鑑定》で視た。






 名前:ミスリル短剣


 価値:白貨4000枚


 詳細:名のあるドワーフが打ったミスリル短剣。素人でも魔物を骨ごと絶てる程の鋭さ。腕のある者なら、岩石さえ、紙の様に切断できる。その切れ味は1000年は落ちない。




 ……白貸4000枚って日本円で4億円だよな。

 速攻購入!!


「ザガン、よく見つけた。」


『はっ。お役に立てて良かったです。』



 ふふん〜♪

 甲野はホクホク顔で雑貨屋を後にした。

 いや〜、中々良いものが手に入った♪乾物屋で色々出汁に使えそうな物を買ったり、雑貨屋で白貨4000枚で売ってたのが銅貨4枚で買えたりと良いこと尽くしだ!


「しかし、なんでこの短剣が銅貨4枚で売られてたんだろう?」

 甲野は自分の顔が反射して写っているミスリルの短剣を見ながらいった。


『おそらく、辺境の地のためミスリル自体を見た事が無く、その価値も分からなかった可能性があります。』

 すると、ザガンが丁寧に説明してくれた。


「なるほどな。」

「まぁ、俺はこれを買えたからそれで満足なんだがな。」

 甲野は嬉しいそうに言った。


『ですな。』

 ザガンもそれに同意した。


 さて、他にもやりたい事があるから、外に行くか。

さて、金貨を荒稼ぎする甲野。そして、露店で旅の備蓄や必需品を買い漁る甲野が見つけたのは、白貸4000枚(4億円)するミスリルの短剣!(*゜0゜)ワーオ

しかも、それを銅貨4枚で手に入れる豪運。流石、【運】500 ですね〜( ゜ー゜)ウ ( 。_。)ン

さて、その甲野がやりたい事とは何なのでしょうか!?

次回に乞うご期待ですd(゜∀゜。)デス!!

それで( ´ ▽ ` )ノバーイ

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