表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/39

第05話 「いどうかいし」

今回、ようやく移動を開始するそうです。


21年、加筆修正


「ともかく、飯だ!」

「応!」

「そのためには、町か国を探すぞ!」

「応!」


 分からないことは放っておいて、目先の問題に着手するようである。この行動力の速さは、さすがは勇者と魔王といったところか。


「人間界か、獣族界かは分からないけど、まぁその2択で合ってるでしょう。」

「うむ。魔族界や精霊界ならば、もっと見た目に違いが出るからな。まぁ私は、人族界も、獣族界も行ったことがないがな。ハッハッハッ」

「・・・引きこもr「第8人界、金色の沈黙(サイレンス・イズ・ゴールデン)」~~!~~~!!」


 耐性防具なしではこの程度である。


「アホか!魔王なんて役職についてしまえば、そう易々と旅行すらできぬのだぞ!」

「~~!~~~!!」(分かった、分かったからこれ解除してくれ!)



 解除されたのは、それから約1時間後でした。効力が切れるまで待機していたのだが、流石は魔力8550。効果時間も長過ぎである。


「あ”~、あ”~・・・よかった、声が出る・・・」

「全く、貴様のせいでもうとっくに昼だぞ。太陽が真上に来てしまっているぞ」

「くっ・・・せめて腕輪だけでもつけて耐性をつけるべきか・・・」


 ちなみに、その伝説級の装飾品たちは現在、マジックポーチの中である。


「幸運0だと、どんな状態異常にも耐性がないのは、さすがにアホかと思うんじゃよ」

「・・・100のお前も、俺たちレベルからすると誤差の範囲だからな?」


 ちなみに一般人から見ると、天と地程の差である。そう愚痴りながら、腕輪を身につける。



「ともかく、装飾品はその腕輪だけにしておけよ?」

「なんでだ?」

「もしも、勇者の装備を詳しく知るものがいたら面倒じゃろう。それに、あれらは仮にも・・・確か、魔道具と言うのだったな。街中でちらつかせるような物じゃないじゃろう」


 正確に言うと、「魔道具」の中でも、「魔法具(マジックアイテム)」ではなく、「魔宝具(トレジャーアイテム)」のほうである。格が違うのである。



「ん・・・まぁ、確かに。・・・というか、魔王と俺が一緒にいることのほうが面倒事にならないか?」


 そう、仮にも勇者と魔王。もし、顔を知っている者が見れば、どういう反応をするかなど考えるまでもないのだ。


「その辺は抜かりない。私には、千変万化(めたもるめたもる)がある」

「あー」


 第10位霊界魔法、千変万化(めたもるめたもる)、その効果は絶大で、自分の体を好きなように「変身」させられるのだ。一度精霊王に見せてもらったことがあるのだが、仲間の魔法使いが、第9位の鑑定魔法を使っても見抜けなかったほどである。さすがは第10位魔法。


「そうだな・・・とにかく、肌はもう少し人間味を持たせるとして・・・牙を隠して・・・この程度でいいか。よし、第10霊界、千変万化(めたもるめたもる)!」


 エミーが呪文を唱えると、肌が少し赤みを帯び、八重歯が縮んでいく。・・・少し勿体無い。



「ふむ、まぁこんなものか。・・・そうじゃ、ほれほれ、クロよ。ステータスの偽装もついでにやってやろう。」

「おっ、ありがてぇ」


 前までは仲間の魔法使いが偽装、隠蔽の魔法をつけてくれていたが、今は解除されてしまっている。現在、ばれないようにどうするべきかを考えていたので、エミーにかけ直してもらえるとなれば、まさに渡りに船である。


「確か魔法は・・・第1霊界、数値は嘘つき(トロンプイユ)


 ちなみにこの魔法、術者の魔力によって効果が増減する。確か、6000でカンストするので、エミーが使うと必然的に(10)、カンストである。


「おー・・・ん、隠蔽のほうはやらないのか?」

「変に隠しても、それはそれで不自然じゃろう」

「まぁ、確かに・・・」


 ステータスが見えない、というだけで色々と疑われたりすることもあるのだ。



 その後は、偽装したステータスに見合う装備をマジックポーチから引っ張り出したりして、身なりを整える。さすがに、市民の服だけで旅人です。なんて言っても信じてもらえないものは目に見えて明らかだからである。


「よし、やることもやったし、跳ぶか!」

「・・・ちなみに、予定とかは?」

「ないっ!適当に世界を放浪する!」


 まじか。この魔王。


「しっかり掴まっておれよ!第1獣界、跳躍(ジャンプ)!」

「えっ、それ魔法なnうわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」


 これも使用者の魔力依存なのであろう。現在、とんでもないスピードで跳躍中(・・・)である。飛ぶ瞬間にクレーターとかできてた気がするけど、大丈夫だろうか。



 その日、通常の3倍のスピードを出している、紅い彗星が流れた、という噂が広がったという・・・。



  ステータス(偽装版)


 クロ


レベル:15     称号:軽剣士


HP :68/80  MP :2/2

筋力:38(+12) 耐久:30(+1)

敏捷:38    魔力:5

幸運:2(+1)


装備:レザーアーマー

   鉄の腕輪

   鉄の剣


魔法属性:なし


使用魔法:なし


補助効果:なし



エミーリア


レベル:14     称号:魔法使い


HP :65/75  MP :30/50

筋力:18    耐久:20(+1)

俊敏:28    魔力:40(+5)

幸運:2


装備:獣皮のローブ

   レザーシールド

   樫の杖


魔法属性:炎、水


使用魔法:人界魔法(2)


補助効果:なし

次話で町には着きますが、中に入るのは次の次くらいです。

 こいついつもいつも次の次って言ってるな

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ