ライトノベルタグ
今までエッセイをシリーズ化してきて、何故私がこんなにファンタジーに拘るか?と言うと、ジャンルが機能してない。そこに問題があるから。不満のある多くの人は異世界転生転移を避けたいんじゃない。なろうファンタジーすべてを見たくないんだ。ハイファンタジーやファンタジーと言うジャンルでなろうファンタジーは収まりきらない。異世界転生転移を押しのけて出てきたハイファンタジーがそれらとなんら変わり無いから。酷い作品だとジャンル的にランキングが美味しいからそうしてる程度の意味しかない。今はなくなってきた何故ならもう非転生転移のハイファンタジーが美味しい時代じゃなくなってるから。
じゃ問題はファンタジーだけの問題じゃないか?と言うとこれがそうじゃない。目障りなんだ。あれ今まで擁護してたのじゃないの?擁護はする。でも目障りだと思うのは分かる。私も分けて欲しいと思うから。もしファンタジーを分けられるなら、なろう全体でなろうの色が違って見えるから。これは全体に効果があると思ってる。
ファンタジーと言うジャンルを他の不人気ジャンルと同様にすべきなんだ。そこがなろうのゆがみだと見てる。当初なろうファンタジー以外のファンタジー人気があったと私は見てる。だからファンタジーが人気ジャンルなのは変わらないと見てる。ただ今みたいな異常な格差は是正される。今ファンタジーは人気ジャンルではない。なろう=ファンタジーだというぐらい。
ただし男性向けだけ。私はなろうの女性向け触れたくない。なろうの改善を考える時に女性向けまで統括したものを考えると面倒。どーせ男はほとんど読まないから無視して良いか?と思って無視してる。男子中高生向けは女性向けとものすごく相性が悪い。だから男で読んでる人が居ても少数派だから無視して良いわと思ってる。極論としてなろうファンタジーを分けて女性向けだけが突出して大きなジャンルになってしまっても良いと思ってる。目的から考えると嫌だけど。
目的は、突出したジャンルを無くす事にある。なろうを不人気サイト化する事にある。ええーーと思う人居ると思う。ただそれは、なろうファンタジーを削除すればになる。わけるだけなのでならない。分けるとは何を意味するか?になる。店と客の立場に似てる。店は客が来て欲しい。でも客はわいわいがやがや煩いうっとしい客を追い出したい。なろうファンタジーってのはなろうファンタジーを目的に来てる読者以外にとってそれなんだ。見るだけで目障りなんだ。
たまに私も気分次第でいらっとするから…。
じゃ何故少数派がこんなにも煩いのか?これは中途半端な層がいるからだと思う。私はなろうファンタジーを目的に見ててもたまにいらっとする。だったら私よりそっちよりなら?そりゃイライラでしょ。必ずしもその中途半端な人達は少数派だと言えない。
目的の度合いってのがあって、それが薄くなれば当然イライラが強くなる。なろうファンタジー好きもいつでも批判派になる。可愛さ余って憎さ100倍。変に好意持ってるほうが逆にイラつき度があがる。同じサイトだけど住み分けたほうが良いと思う。お店だとそれが出来ない。だがネットならそれが出来る。所詮物理的実体が無い情報の集合に過ぎないから。
結局ライトノベルって異世界転生転移のように強制タグを作るのが一番早い。定義なんて無い。作者の自己判断。詐欺が横行するなら強く批判すれば良いと思う。上位にくるような作者はなろうファンタジーを一般文芸だと言い張る事はし無いと思うから。ライトノベルはジャンルが無い。だって流行で刺激的なものが人気になって数が多くなるから。これでわかるでしょ?なろうファンタジーもその類でしょ。ちょっとした差をつけるだけの過度なコピー戦略とか、なろうってすべてラノベがやって来た事でしょ?
住み分けた方がお互いにメリットが多い。私極論でどっちか押しのけて別館でも作ったら?と思ったほどだから。でもそれはさすがにやりすぎじゃないかな?と思ったから。
私はライト物語=漫画物語においてはファンタジーとSFは同質なものとしてみてる。SFは衰退したんじゃなくて、時代に合わなくなってファンタジーに取り込まれたと見てる。だから過去SFで展開されていた様々な面白さってファンタジーで再現されてると思う。漫画物語は非現実的なファンタジー要素をどう扱うか?の発展の歴史にある。SFも古臭いファンタジー要素に過ぎない。ここで言うファンタジーはハイファンタジーと言う舞台を指してない。(SFだけの面白さがあるのは否定しないが、SF小説と違って漫画物語でそれが出来てるか?謎)
本来ファンタジーはリアルだった。それが時代と共に非現実的として排除された。本来の意味でのファンタジーとはオカルトの事になる。オカルトはリアルに対してありえない非現実的なものになる。でもハイファンタジーはフィクションの中で最初から非現実的と認識して扱うものになる。オカルト要素をフィクションとして再構築したものがハイファンタジーになる。ローファンタジーの中のファンタジー要素とハイファンタジーの中のファンタジー要素を私はまとめてファンタジー要素=ファンタジーと読んでいる。ファンタジーにとって舞台は重要じゃない。おばけなり妖怪なりを出すための架空の舞台それがハイファンタジーでしか無い。ローファンタジーとハイファンタジーは漫画物語においてほぼ同一だと思って良い。
なろうファンタジーが何故従来的なハイファンタジーとずれてるのか?は漫画アニメラノベのローファンタジーの発展を取り込んだから。なろう読者はジャンルを求めてみてるわけじゃない。面白い物を求めて見てるだけだから。ジャンルが壊れていくのは当たり前。読むと使わないのはわざと、ライト読者にとって読書は見る物語の延長だと私は思ってるから。
ジャンル詐欺が横行するから駄目だって批判が出るだろう、でも異世界転生転移タグによってすごく良くなった。後はなろうファンタジーすべてライトノベルとして、異世界転生転移タブに押しのけた方が良い。なろうのジャンル別を古臭く活気の無い不人気サイトのようにしよう。ただこれだけは改善する事、ライトノベルタブページをランキングのトップにする事。これだけはやらないとジャンル詐欺の元になる。ジャンル詐欺を抑えるのは簡単。ジャンル別を不人気タブにして読者の流れを2つに分ければ良い。これで浅ましい作者ジャンル詐欺しないだろうから。
本当の問題はこのキーワードをつけたら非ライトノベルのファンタジーがなくなってしまうんじゃないか?って部分。ただのファンタジー排除のキーワードになってしまうんじゃないか?って点。ファンタジーはすべてライトノベルなのか?ここにポイントがあるかと思う。結局ファンタジー要素を含む場合どんな内容でもライトノベルとして出すのが無難だと言うのがある。なろうは商売でやってるんじゃないから、ここ掘り下げても良いじゃないか?と思ってる。