青空2
不思議な出会いをした次の日
僕は、また不思議な出来事にであった
「おはよう、剛」
「おはよう、なんかテンション高いな」
僕がそういうと勇(さっき話しかけてきたやつ)が前の席に座った
「だってよ、転校生が来るんだぜ
テンション上がるに決まってるって」
そう言って笑った
転校生が来るって聞いたっけ?
そう思いながらもそのまま流した
「だから、先生も遅いんだな」
「確か、迎えに行ってるから遅くなるとは言ってたけどな」
「ふーん」
そんな会話をしていると教室の扉が開いた
「ほら、お前達席に座れ
転校生を紹介するぞ」
先生のその声に皆が慌てて席についた
「よし、皆席についたな
じゃあ、入ってきてもらえるか?」
「はい」
凛とした声が聞こえて教室の扉が開いた