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貴方さえいなければ


なんで私はこんな事任されているんだろう…


本当だったら、この時間は家に着いてゆっくりテレビでも見てるはずだったのに…

なんで夕方のこの時間に私が学校に残ってこんなことをしているのだろう…


今、私は何をやっているのかというと、目の前の席でゆったりとくつろいで寝ている一之瀬希輝(いちのせひかる)の今日提出だった宿題をなぜか私がやっている。


一之瀬いわく、今日中に出していけと先生に言われたが終わらないから手伝ってくれと。


手伝ってって言われたから手伝うだけならいいやと思って残ったのに全部やらされてるってどういう事だよ…


というか、なんで私だったのかなぁ…

そんなに一之瀬と関わりあったかな…他に文句も言わずにやってくれる一之瀬の事大好きな可愛い女の子達はたくさんいるんじゃないの。


「お前だからだよ、頼んだの。」


と声がした。だけど、一之瀬は寝たままだった。


なんなんだ…意味ありげな一言を言うんだ…


おかげで一之瀬のことしか考えられなくなったじゃないか…


貴方さえいなければ、貴方に今日捕まらなければ、こんなこと考え始めなくて済んだのに…



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