第62章:『受験数学』に関する、ぼく個人の考察(4)
・・・前章の終わりで触れた『整数問題』はですね、
2025年度の共通テストからは除外されますので、
受験生の皆さん、安心してちょんまげ♪
ただし、
二次試験ではあいかわらず出題されますから、
そこはご用心を。
東大の数学の二次試験で、毎年かならず出される分野というものがあります。
『確率』
『微分積分』
・・・そして、例の『整数問題』。
この『整数』なんですが、
数学の分野の中でも特に難解で、
その気になれば、いっくらでも難しい問題が作れちゃう、おそろしい項目です。
ぼくは、中学数学では優秀な生徒でした。
けれども、
親友の三友くんが教えてくれた数学の参考書の『整数問題』だけは、
最後まで克服できなかった。
でも、
模擬試験や、本番の高校入試の数学では、
『整数問題』をほとんど扱ってはいなかったので、
まったく問題にはなりませんでした♪
・・・ぼくらの高校数学でもそう。
のちに、卒業してだいぶたったころに、
『センター試験』で、正式項目として採用され、
数学Aあたりで、全員に課されるハメにはなりましたが。
除外されて「めでたしめでたし」といいたいところではありますが・・・
次章で触れる「あるエピソード」が原因で、
ぼくは数学から、
長らく離れることとなったのであります・・・。