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第17章:ちょっと「脱線」した話

 ・・・今月、追加で購入する参考書を紹介する前に、


 こんな、うちうちの話を。


 ぼくがきのう、ブックオフに売りに出そうとした、


 『光月夜也こうづきややさん』のエロDVDはですね・・・


 「申し訳ありませんが、こちらの商品には値が付きません。いかがなさいますか? ブックオフのほうで処分させていただいても、よろしいのですが・・・?」


 ・・・ということでしたので、


 もちろん、


 お持ち帰りになられましたよ、と❤


 ・・・ぼくね、


 『光月夜也こうづきややさん』、大好きなんですよ。


 1996年に、レンタルビデオ屋さんの店内で、


 陳列ちんれつされているビデオカセットのパッケージで「ひとめぼれ」して以来・・・


 ずっとファンでした。


 ・・・ここから先は、美絵子ちゃんには読んでほしくないような、実に暗い話題になります。


 でもね、美絵子ちゃん。


 ・・・世界一、いとしい君だからこそ、


 ぜひ、知っていてほしいことなんだ。


 ぼくが、1993年に、


 宇都宮市の『キャンパス7』という遊郭ゆうかくで出会った、「洋子ちゃん」と、


 例の『光月夜也こうづきややさん』は・・・


 雰囲気や顔つきのみならず、


 体型や背格好せっかこう、声まで、実によく似ておりました。


 ・・・拙作『たからものⅢ』をお読みになられた古い読者の皆様ならば、


 ぼくと洋子ちゃんの間に割り込んできた、


 元・ダブルスパイの『鈴木睦夫すずきむつお氏(= ぼくが食糧事務所を退職後に、ご結婚されたのだとか)』と、


 人事課にいた、上記の睦夫さんと同期の『せき』。


 そして・・・


 もっとも憎い、大悪党の『竹村久夫・元係長』の一派いっぱの悪逆非道ぶりは、


 あの物語を通じて、


 きっと知っておいでのことかとは思います♪


 ・・・1994年3月中旬のある日に発覚した『竹村事件』以降、


 同月の31日に洋子ちゃんが退店し、


 1995年秋に再会するまで、


 つらく、孤独な日々が続きました。


 二度目の『竹村事件』以降、また店から消えた彼女の想い出・面影を伝えるものが・・・


 レンタルビデオ店で知った、


 『光月夜也こうづきややさん』だったのであります。


 ・・・あんまり似ているので、


 はじめは、洋子ちゃん本人がAVに出てるのかと、カンチガイしたくらいです。


 洋子ちゃん不在のしんどい時期に、


 夜也ややさんは、


 「かりそめの恋人」になってました。


 ・・・2000年に再会するまでね。


 そんな洋子ちゃんとは、


 それからいろいろありまして・・・


 今から2年くらい前に、


 お別れしました。


 ・・・ちょうどぼくが、


 想い出と記憶を頼りに、美絵子ちゃんを探し始めた時期と重なりますね・・・。

 

 洋子ちゃんはいま、


 美絵子ちゃん同様、


 左手の薬指には、


 『結婚指輪』は、はめてません。


 ・・・おふたりが、「独身」なのかどうかにつきましては、


 正直、ぼくにはわからないのですが・・・。


 『夜也ややさん』には、成人した長男さんが、おられますね。


 ・・・18歳の時に、「できちゃったこん」されたのだとか。


 いまは、また独身らしいんですけどね。


 そんな夜也ややさんのDVDが、我が家に戻ってきた。


 ・・・なにか、彼女と縁があるのかな??


 なんちゃって(苦笑)。


 美絵子ちゃん、


 今回は、こんな話題になっちゃったけど、


 君に自宅へ遊びに来ていただく前に、


 やはり、一度はきちんと話しておこうと思ってね。


 ・・・いつかきっと、


 美絵子ちゃんが、連絡くれる日を、


 ぼくはしんぼうづよく待ってるからね❤

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