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ズバビュ

作者: 君月 満

ただいまーふぅ

たたかいごっこしよう

攻撃の狼煙がいきなり上がる

ちょっと休ませてくれぃ

パパはお外で沢山たたかってきたの

たたかいごっこしよう

ちょっとストップストップ

5分待ってくれぃ


てぁー

うっ

痛い

やったなーこのぉ


当然だが

思い切りはしない

いわば甘噛みなのだ

体格差があるので

殆ど力は入れてない

むしろ存分に打ち込ませる


シャキーン

ズパビュ

ダイダンダン

プシュー

アァーッ


とか言う。お互いに言い合う。


彼は必死

彼は全力

彼はマンキンの力で僕に打ち込む


のぁー

僕が悲鳴を叫ぶと


彼の笑顔が弾ける


今は

そんな日々







子供だからって

容赦はしない

そう

全力で打ちのめすのだ

思い切りぶっ叩き

痛がろうが関係ない

たまに

少しも動けなくなる程

痛がる時もある

それは急所

股間と言うemergency zoneに

clean hitした時


僕の痛涙を

この男子最大の痛みを

彼はまだ知らない


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