トレーニングに壊されてものを、鍛えなおす。
主人公「くっ…魔王の力が、ここまでとは…っ!」
ダンベルも、ランニングマシンも、エキスパンダーも、バーベルも、一切効かないとは…
レベルが全てのこの世界、レベルを持たず、トレーニング器具を召喚出来るこの力で、やっとこの魔王の地、
魔王の目の前まで来ているのに、攻撃しても怯みもしない…っ!
魔王さえ倒せば救世の見返りで元の人生で、
トレーニング中の事故に壊された両手両足を回復してくれる、神との約束…っ!
新たにこの世界で無力の体を召喚のトレーニング器具で鍛え抜いた我が肉体…っ!
ヒロイン「主人公~!頑張れ~!その肉体さえあれば~~!ぜ~ったいに~勝てうよ~~~~!」
ヒロイン…思えばヒロインを救い出す時もそうだった…、肉体を持たない幽霊に、どんなトレーニング器具を召喚しても効果のあるダメージを与えなかった…、その時な私の体を乗っ取ろうとした幽霊が、体に入り込もうとした瞬間、我が肉体の筋肉の密度に圧迫されてようやく勝てたが…魔王は肉体を持っている…系統が違う…!ここまでか…っ!
その瞬間、神の声が微かに聞こえる
ーーー「筋肉を信じて」ーーー
…っ!そうだ、筋肉だ!今までのトレーニング器具を使い過ぎたようだ…
前の世界で自分の肉体を過信して、トレーニング事故を起こしっ!自分の身体で戦うより、トレーニング器具を武器にした方が、安全の上、今の今まで疑うことはなかった、だが、トレーニング器具は所詮トレーニング器具、鍛えるのは我が肉体…っ!そして…鍛え抜いた我が肉体が今こそ出来る事を…っ!
主人公「魔王!」
魔王「どどどうした!急に名前を呼び捨てたなんて、色仕掛けしても私が全世界の主食をハンバーガーセットにする野望は消えはしないぞ!」
そう、このまま魔王を野放しにしていると、世界中デブになってしまう…こんな世界は許されない…!
主人公「今まで、自分の肉体を信用出来なかった、だが、この世界で、ようやく手に入れた、完璧に鍛え抜いた、我が肉体!今まで出来なかった、今の今こそ出来る私の力!」
見せてやろう、筋肉の力。
主人公「古人曰く、『筋肉さえあれば、地球でさえ持ち上げよう』!」
魔王「!?」
神「!?!?!?!!?!?!?!?!?!?!??!」
ヒロイン「地球って~な~に~?」
主人公「出でよ!地球~~~~~!」
主人公は「地球」を呼び出した
主人公は「地球」と「イ世界」に押し潰すされた。
ヒロインは「地球」と「イ世界」に押し潰すされた。
「地球」と「イ世界」がぶつかり合いによって。
「地球」と「イ世界」は破壊された。
「ブラックホール【イ】」が生み出した。
魔王は「ブラックホール【イ】」によって無数の破片に裂けられた。
神「??????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????」
「救世の約束」が発動された。
「主人公の肉体」が再生された。
「主人公の肉体」は爆発四散した。
神は考える事をやめた