第四章 主な登場人物
レーキ・ヴァーミリオン
主人公。亜人、鳥人の男性。
白い髪に赤い眸、黒い羽根を背に負う。
黒い羽根のせいで実の両親に捨てられ、養父母に虐げられて育つが、盗賊に養父母を殺されてしまう。
マーロン師匠に拾われ、やがて天法士を目指して勉学の道に。
天法士となったが、アスールの村に帰るため、ポーターとして働いている。
第三章の最後で魔獣と戦い、その際に海に落ち、行方不明に。
寡黙で生真面目、人を容易に信じられない性格。
その分、一旦心を許した者にはとことん甘く、頼み事を断れない。
特技は料理。
『慈愛公』イリス・ラ・スルス
長い時を生きる幻魔の男性。外見年齢は青年。
黒髪に、緑の斑が散った茶色の眸を持つ。飛び抜けた長身である。
魔のモノの印である遊色の角が、こめかみから生えている。
『呪われた島』に生まれ育ち、『島』から出たことが無い。
『島』に漂着したレーキを気に入って、奴隷屋から救い出した。
外見よりも幼い話し方をする。
特技は長距離走。
魔人・シーモス
長い時を生きる魔人の男性。外見年齢は青年。魔法士。
長い金の髪に浅黒い膚、魔のモノの印である遊色の眸を持つ。
常に眼鏡をかけ、黒い毛並みの魔獣をつれている。
イリスの盟友であり、自らの力で魔人となった。
慇懃で持って回った話し方で、真意を容易にのぞかせない。
特技は薬物作り。




