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第三章 主な登場人物
レーキ・ヴァーミリオン
主人公。亜人、鳥人の男性。
白い髪に赤い眸、黒い羽根を背に負う。
黒い羽根のせいで実の両親に捨てられ、養父母に虐げられて育つが、盗賊に養父母を殺されてしまう。
マーロン師匠に拾われ、やがて天法士を目指して勉学の道に。
第二章の最後に見事、天法士となった、が……
寡黙で生真面目、人を容易に信じられない性格。
その分、一旦心を許した者にはとことん甘く、頼み事を断れない。
特技は料理。
ネリネ・フロレンス
人間の女性、二十二歳。三十八話から登場。
青髪、藍眼を持つ。視力が悪く、眼鏡を愛用する。
活発な性格の自称・考古学者。父親もまた考古学者であったようだ。
よく自画自賛している。
童顔に見えることが最近の悩み。
特技は歌唱。
ウィリディス・”ウィル“・レスタベリ
人間の男性、十九歳。十七話から登場。
黒髪に碧の眸を持つ。膚は良く陽に焼けている。整った顔立ちの色男。
快活な性格。元はニクス雪白の騎士団に所属していたが、今は職を辞して旅暮らしの身の上である。
いざ戦闘となると命の遣り取りを楽しむような危うさがある。
特技は詩の暗誦。