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へっぽこ  作者: 真柴 文明
第三章
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最終話.それから、それから……

 あの別れからさらに三年の月日が流れ、笹村の近くを流れる大川のとある船着き場の目と鼻の先に一軒の茶店があった。主に渡し舟を待つ客を相手に、その店は美味い蕎麦を食わせると大そう評判になっていた。店には亭主とその女房、そして二人の間に設けたまだ三つにもならない幼子が一人。夫婦は小女を一人雇って今日も忙しく店を切り盛りしていた。

「あれか……」

 爽やかな早春の昼下がり。土手の上から網笠を被った壮年の武士がその評判の店を眺めていた。身形(みなり)こそ気楽な着流し姿であったが、どこかどっしりとした落ち着きを感じさせるものがあった。

 その武士が店の裏手へ回ると、女房だろうか、大女が(なた)で薪を割っている。女の(かたわ)らには二つ、三つの幼子が河原の小石を投げて無邪気に遊んでいた。

 その様子を横目で見ながら武士が母子の前を通り過ぎようとすると、いきなり足元に小石が飛んできた。

「おっ」と小さな声を上げて足を止めた武士は小石が飛んできた方へ目を向けると、キャッキャッとはしゃぐ幼子が頼りない手付きで小石を投げている。

 それに気付いた大女が鉈を放り出して、慌てて幼子の横に手を着いて土下座した。

「お許しください、御武家様! まだ二つになったばかりで、どうかお許しを」

 大きな体を縮こまらせて必死に詫びる母の横で幼子は訳も分からずきょとんとした。

「大事ない。気にするな」

 武士は鷹揚に振る舞って見せたが、いつの間にか辺りに人が集まり出していた。集まった野次馬どもに武士が眉根を寄せていると、騒ぎを聞き付けた、女房とは真逆の小柄な亭主が店から飛び出してきた。

 亭主はすぐに女房の隣に着いて、同じように土下座した。

「手前の女房と子供がどんな粗相(そそう)をしたかは存じませんが、平にご容赦くださいませ」

 武士は「些細なことゆえ、気にするな。頭を上げよ」と何度も言ったが、揃って土下座する夫婦の耳に入らなかったのか、なかなか頭を上げようとはしなかった。

 さらに見物人が集まってくると、仕方なく武士は振り向いて犬を追い払うように手付きで遠ざけた。見物人たちは口々にぶつぶつ言いながら方々へ散っていくと、ようやく辺りにいつもののんびりとした風景が戻った。

 そして何を思ったのか、突如、夫婦の前に片膝を着いた武士は手で笠を上げて顔を見せた。

「おい、広之進。ワシだ、佐島だ」

 その声にピクンと小さく肩を跳ね上げた亭主は、恐る恐るそーっと顔を上げた。

「お、お、お、お、伯父上……」

 目を大きく見開く広之進に、佐島はニヤリと笑った。

 

 小女を先に帰し、早々と店を閉めた亭主こと広之進は評判の蕎麦で佐島をもてなした。それは女房のおみよが打つコシのある蕎麦の上に、広之進が野山で採った旬の山菜を油でカリッと揚げたものを乗せた素朴な田舎蕎麦だった。

「伯父上、このようなものお口に合いましたでしょうか」

 四人掛けの素朴な作りの卓で、蕎麦を食べ終えた佐島の正面に着いていた広之進は不安げな声で訊ねた。今年二つになった息子の一太郎を膝の上に置いたおみよも、隣の席手で心許なさげな顔をしていた。

 口直しに茶を(すす)った佐島は静かに言った。

「うむ、なかなかの美味であった」

 これを聞いて夫婦はほっと胸を撫で下ろした。

 佐島が今の暮らし向きを広之進に訊ねると、以前は田畑を耕しておりましたが、身内にだけ出していた嫁の蕎麦がひょんなことから評判になりまして、あれよあれよという間に店を持つまでになり、今はこれで親子三人ささやかに暮らしております。ええ、田畑の方は義父(ちち)義妹(いもうと)に任しておりますので、ご安心ください。

 話を聞いて満足げに頷く佐島に、今度は広之進が訊ねた。

「伯父上、どうして江戸にお出でなのですか。常なら国元で殿の留守を取り仕切る御役目のはず」

「その殿に『たまには付き合え』と言われてな、参勤交代に同道する羽目になったまでだ」

 苦笑いを浮かべていた佐島の顔がスッと引き締まった。

「ところで、広之進よ。旅に出てからここに至るまでのこと、話してみよ」

 小さく頷いた広之進は旅に出てからのことを、仇である村木を目溢(めこぼ)したことも含めて、包み隠さずすべて話した。ただし、ユーレイとなって助けてくれた父・隆広のことは、ややこしくなるので決して口にはしなかった。

 佐島はそれを、ただ目を閉じて静かに耳を傾けていた。

 やがて聞き終えた佐島はおもむろに目を開けると、ふと笑みを浮かべた。

「それで今では嫁を妻取(めと)り、子まで設けて茶店の亭主に収まっているということか」

「はい、手前にはどうも御武家というものが性に合わないようで、申し訳ございません」

「よい、よい」

 顔の前で手を振る佐島に、広之進は喉の奥に刺さった魚の小骨のようにずっと気掛りだったことを思い切って訊ねてみた。

「あ、あの伯父上。国元の母は今どうしているのでしょう。手前が江戸市中であのような騒ぎを起こしてしまったために、辛い目に遭っておられるのでは」

 先にも述べたが、武士は私的な喧嘩を禁じられており、破れば厳しく処罰される。将軍様の御膝元である江戸市中で武士が私的理由で刀を抜こうものなら、ただでは済まない。

「案ずるな」落ち着いた声で佐島は続けた。「殿からの特別な御計らいがによって、あの屋敷で今も変わらずに暮らしておる」

「殿が特別な御計らいを」

「そうじゃ」

 佐島は江戸市中で起きた一門同士の戦いの始末を話した。

 当時、国元にいた葛西藩第七代藩主・堀田 清忠(ほった きよただ)がこのことを知ったのは騒ぎが治まってからすでに三月(みつき)も経った頃だった。当然、烈火の如く忠清は激怒した。己の与り知らぬところで勝手に振る舞う家臣に、普段は物静かで温厚な忠清も我慢ならぬとその怒りを露わにした。

 主君の逆鱗に触れた江戸留守居役・倉岡はすぐに国元に呼び出され厳しく詮議を受けたのち、役を解かれて百日に及ぶ謹慎蟄居を命じられた。また、成龍寺門前町において、広之進を助太刀するどころか、刀を抜いて斬り合うなどという愚を犯した左馬之助にも同様の処分が下された。

「まったく倉岡にせよ、左馬之助にせよ、つまらぬことをしてくれたものじゃ。お陰で方々に頭を下げて金をばらまく羽目になった」

 要は公儀に知れる前にもみ消したのである。

 そう吐き捨てた佐島は改めて広之進に目をやった。

「一連のことが済んで、殿はこう漏らしておられた。『広之進には可哀相なことをした。あやつのような心優しき者に、武家の習といえ、仇討などという生臭いものを押し付けてしもうた』とな」

 そして、忠清はせめて帰る場所は残してやろうと、母・由之がそのまま屋敷に住むことを赦した上、広之進については今後一切関わることを固く禁じた。喧嘩両成敗が当たり前な武家社会において、通常であれば市中で刀を抜いた広之進にも重い処罰が下されるはずだった。

 この忠清のあまりに寛大な御裁可(ごさいか)に、広之進は目を丸くして訊ねた。

「殿はどうして私のようなへっぽこにそこまでしてくださたのですか」

「実はな、殿はおまえのことを羨ましがられていたのだ」

「ま、誠でございますか」

「ああ、おまえが城の上がったばかりの頃だったかな。筆を手に城内の草花を熱心に描き写すお前の姿を見てらした殿がな『佐島よ、広之進はいつも楽し気であるな。あやつを見ていると実に心が和む。予もあのように生きたいものじゃ』と、寂しげに笑っておられた。高々三万石の小藩ゆえ、殿も内に外にと気苦労が多いのだ」

「殿がそのようなことを。もったいのうございます……」

 目頭を押さえる広之進の小さな背中を、おみよの大きな手が労わるように優しく撫でた。

 その様子を眺めていた佐島の頬がふと緩んだ。

(うむ、蚤の夫婦とよく言ったものだ。それに心が通じ合っておる。広之進め、よき女子と巡り合えたようじゃな)

「では、そろそろ藩邸に戻れねばな」

 腰を上げた佐島は懐から財布を取出し「馳走になった」と卓の上に一分金を置いた。

 これに広之進は目を瞬かせてあたふたした。

「め、め、滅相もございません。伯父上からお代を頂戴するなど。それに高が田舎蕎麦一杯に一分金とはあまりに法外。とても受け取れません」

「ふん、何を申しておる。それはな、蕎麦の代金も含めた祝儀じゃ」

「祝儀でございますか」

「本来であれば、所帯を持ったおまえたち夫婦に色々とやってやりたいのだが、今のお互いの立場ではそうもいかぬ。許せ」

 詫びを口にする佐島に、広之進は目に熱いものが溜っていた。

 それを見た佐島は微笑んだ。

「まっ、これはワシからのせめてもの祝いだ。なんの気兼ねなく受け取るがよい」

「では、お言葉に甘えて、ありがたく頂戴いたしまする」

 広之進は一分金を手に取ると、拝むように押し戴いた。

 

 店の前で広之進は家族揃って佐島を見送っていた。

「伯父上、今日はお出でいただきありがとうございました」

「うむっ、では」

 (きびす)を返して二、三歩進んだところで足を急に止めた佐島は、肩越しに一太郎を背負ったおみよに目をやった。

「おい、その子が旅に出られるくらい大きくなったら、一度国元に帰って参れ」

「えっ、よろしいのでございますか」

「ああ、構わん。そしてな、女房と子を母に見せてやれ。きっと喜ぶであろう」

「はっ、必ずや帰りまする」

 満足げに頷いた佐島は顔を戻して再び歩き出した。

 その背中に向かって広之進夫婦は深々と頭を下げた。

 少しして頭を上げたおみよは、まだ頭を下げていた広之進の肩をポンと叩いた。

「ちょっとお前さん、いつまで頭下げてるんですか。伯父上様はもう行かれましたよ」

 広之進が頭を上げると、米粒ほどの佐島の後姿が目に入った。

「ああ、もうあんなところまで。相変わらず達者なお方だ」

 やがて佐島の姿が見えなくなると、「じゃあ、私らも帰ろうか」と歩き出す広之進をおみよが呼び止めた。

「ねえ、お前さん。どうして伯父上様は私たちがここで商いをやってることをお知りになったんでしょうね」

「言われてみれば、そうだね……」

 しばし夫婦は店の前で狐に抓まれたように首を捻った。

 

 夫婦が首を捻っていた頃、趣のある竹林の小径を佐島は歩きながらほくそ笑んでいた。

(ふっ、まったくいきなりワシの下に現れるとは、隆広の奴め……)

 三日前の夜のことである。

 佐島は春雨が静かに濡らす江戸藩邸の寝所で休んでいた。その佐島が丑の刻を少し過ぎた辺りで、突如目を覚ますや、すぐ様跳ね起き床の間に飾った刀掛けの太刀を手に立ち上って低く唸った。

「なに奴」

 刀の柄に手を掛けた佐島が辺りに(くま)なく目を配っていると、隣室の襖が音もなくスーッと開いた。見れば、仄暗い部屋で死装束を着た散切り頭の男が畳に手を着いて平伏している。さらにおかしなことに灯がない部屋にも関わらず、平伏した男だけが白くぼーっと浮かび上がっていた。

「面妖な……」

 そう呟いた佐島が鯉口を切った途端、男が右手を上げて制した。

「あいや、しばらくお待ちくだされ!」

 佐島の手が止まると、男はおもむろに面を上げた。

「拙者でござる。佐島様の義弟(おとうと)、隆広にございます」

「なに、隆広とな。ワシを(たばか)るか。隆広なら四年前に死んだはず」

「はい、確かに死んでおります」

 その証拠にと、男はザックリ割れた頭の傷を指差した。

「うむ、その惨い刀傷、確と覚えておる。ということは……」

「はい、ユーレイにございまする」

「!」

 突如ユーレイとなって目の前に現れた隆広に、しばし佐島は呆気に取られてその場に立ち尽した。

 

 灯が点された寝所で佐島と対坐した隆広が切り出した。

「実は御願したき儀がございまして、無礼は承知の上で、このような夜分に(まか)り越しました」

 佐島は居住まいを正して座る隆広の目をジッと見た。

(こやつ、ユーレイとなってまでワシの前に現れるのだから、余程のことなのであろう)

「うむ、申してみよ」

「はっ。ではーー」

 隆広は仇討の顛末(てんまつ)も含め、三年前に江戸市中において騒ぎを起こしたあげく、女と共に行方を眩ました嫡男・広之進のその後を話した。

 逃げた当初、女の家に転がり込んだ広之進は、あっさり武家を捨てて百姓として生きていくことにした。刀を鍬に変えて土地を耕し、丹精込めて実った恵みに感謝する。そんな生き方が広之進には合っていた。やがて、一緒に逃げた女と夫婦となって子を設け、今では市中の北外れにある大川沿いの茶店の亭主に収まっている。

 当然のことながら、広之進はその後のことはまったく知らない。このまま何も知らずに生きていくのもよいのだが、広之進が片時も忘れたず、ずっと頭の隅に残った国元の母に、できれば一目でも会わせてやりたい。そこで考えあぐねた末、殿の恩情ある御裁可を是非とも広之進に伝え、一度国元へ帰るよう促して欲しいと、佐島に頼んだ。

 佐島も気に掛けていた広之進のことだけに、これを快く承知した。

「うむ、ワシに任せておけ。しかしこのような大事、お主自ら出向いて伝えた方がよいのではないか」

 佐島がもっもなことを口にすると、隆広は困り顔で頭を掻いた。

「いや~っ、できればそうしたいですが、拙者一度別れを申した身なれば、そうおいそれとは出向く訳にもいかず、ここは是非、広之進の伯父である義兄上に託したいのでございます」

 これを聞いて佐島が目を丸くした。

(いやはや、死して尚、面子にこだわるとは。こやつ根っからの武家なのだな)

 一つ息を吐いた佐島は大きく頷いた。

「あい分かった。その方の申す旨、必ずや広之進に伝えようぞ」

「「はは、かたじけのう存じます」畳の上に手を着いて礼を述べた隆広は佐島を確と見て続けた。「拙者、これでもう思い残すことは何もなく、心置きなくあの世とやらへ参ることができまする」

 一旦、言葉を切った隆広は畳に目を落とすと、一切の未練を絶つように大音声を上げた。

「では、これにて御免!」

 それを最後に、今までそこにいたのが嘘のように隆広の姿は煙の如く消えた。

 春の雨音だけが静かに流れる寝所にひとり残された佐島は、先程まで隆広が座っていた辺りを見詰めながら物寂しげに一言。

「大儀であった……」

(ふっ、このような役目をワシに押し付けるとは、まったく父子揃って呆れた奴らじゃ)

 竹林の小径を歩きながら、春の夜の珍事を思い返していた佐島は不意に足を止めると、茶店の方へ目をやって独り言ちた。

「必ずや、母の下へ帰るのだぞ」


 その頃、国元では広之進の母・由之がそわそわしながら屋敷の中を歩き回っていた。

「まだ帰ってこないとは、いったいどこまで買い物に行ったのかしら。ああ、もう早く話が聞きたいというのに」

 そこへ買い物に出ていた若い下男が丁度帰って来た。

「ただいま戻りやした。遅くなって申し訳ござんせん」

 伊之助である。実は隆広の命を受けていち早く国元に入った伊之助は、年老いた吾平に代わって下男として由之の身の回りの世話をしていた。

 伊之助の声を聞き付けた由之はいそいそと台所へ向かった。

 台所に着くと、勝手口で伊之助が手にしていた笊の中でなにやら小さく黒いものが重なり合って蠢いている。伊之助はそれを笊から水の張った桶に移し入れていた。

「伊之助さん、その黒いにょろにょろしたものはなんですか」

 童女のように目を輝かせて聞く由之に、伊之助はニッと笑った。

「奥様、こいつはねえ、ドジョウってでんですよ」

「まあ、ドジョウですの。それをどうするのです」

「へへへへぇ。出汁の利いた割下でグツグツこいつら煮込んで、最後は山のようなネギをぶちまけて鍋にするんです。春先とはいえ、こちらの夜はまだ冷え込みますからね。こいつで温まっておくんなさい」

「まあ、それはなんと美味しそうな。今夜の夕餉が楽しみですわ」

 手を叩いて喜ぶ由之を見て、伊之助が一言付け加えた。

「実はこのドジョウ鍋、旦那いえ、広之進様が江戸にいらした頃、大そう気に入られて、よく食べていらしたんですよ」

「まあ、あの子が好んで食したのですか。それはますます楽しみになってきましたわね」

 下男として働き始めた頃、武家の妻女らしく伊之助に只ならぬものを感じた由之は警戒していたが、広之進を命の恩人と崇め身を惜しまずに働く姿に次第に心を開き、今ではすっかり打ち解けて話すまでになっていた。

「あの、伊之助さん」由之が窺うように言った。「まだ夕餉の支度まで少し間があります。だから、その、あの子の話をまた聞かせてもらえませんか」

「ようござんす」伊之助がポンと胸を叩いた。「(はばか)りながらこの伊之助、奥様のお望みとあらば、何遍(なんべん)でもお話させていただきやす」

 由之の顔が花を咲かせたようにパッと綻んだ。

「では、あちらの縁側で待っておりますから」

 にっこり微笑んだ由之は台所を後にした。

「さあ、さっさと片付けちまうか」

 足元に置いてあった野菜が入った篭とドジョウを移した手桶を両手に提げて伊之助が勝手口から一歩踏み入れると、遠くで野鳥が鳴く声がした。

 ふと振り返った伊之助は、薄っすら(かすみ)が掛った空を遠い目で感慨深げに眺めた。

 ここに置いてもらってから三年目の春かあ。長いようであっという間に過ぎちまったな……。

 そして、誰に言うでもなく独り言のように。

「旦那、早く帰って来てくださいよお。奥様が首を長ーくして待ってますぜ」


                  了

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― 新着の感想 ―
[一言] 文章が読みやすく、キャラも立っていて楽しんで読めました。 お父上が死後自由を謳歌してる感じなのがよいですね 一人残された母上のもとに還れなかったのは残念ではあります。主人公が武家向きの性格…
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