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へっぽこ

作者:真柴 文明
北陸の小藩、葛西三万石の藩士、中村 広之進は草花が三度の飯より好きな変り者。
剣術、学問まるでダメで周囲からは「へっぽこ侍」と言われ、厳格な父・隆広からは小言を言われる続ける日々を送っていた。
しかし、当の本人はそんなことなど、どこ吹く風とばかり、相変わらず草花に現を抜かすお気楽な日々を送っていた。
そんなぬるま湯生活が、突如、隆広の死と共に終わりを告げる。些細な事から隆広が斬り殺されたのである。
斬殺された父の仇を討つべく旅に出る羽目になったものの、討つ自信がまったくない。
悶々と旅を続けていたある日、街道脇でうずくまって難儀している女を親切に介抱した広之進。ちょっと目を離した隙に金と一緒に、命の次に大切な「仇討赦免状」までも盗まれてしまう。
必死に探し回るも、どこに消えたか、行方がまったく分からない。途方に暮れた広之進は、山中の荒れ寺で一夜を過ごすことに。と、そこに亡き父・隆広がユーレイとなって現れた。
初めは自分の不甲斐無さに、腹を立てて化けて出てきたのかと思いきや、生前の父とは真逆のべらんめえ口調のさばけた父になっていた。
果たして、広之進は無事に仇討赦免状を取返し、仇を討てるのか。
不器用な父子が織り成す、ドタバタ仇討劇の始まり、始まり。
第一章
一.へっぽこ侍
2020/09/02 13:19
二.春夜の惨劇
2020/09/03 08:46
三.嵐を呼ぶ初七日
2020/09/04 11:20
五.広之進、覚悟を決める
2020/09/06 11:42
六.いざっ、仇討へ
2020/09/07 13:21
第二章
一.旅の空の下で
2020/09/08 09:29
二.広之進、やらかす
2020/09/09 11:11
三.広之進、出くわす
2020/09/10 08:02
四.父、還る
2020/09/11 13:15
五.広之進、またやらかす
2020/09/12 10:22
六.祝、初憑依
2020/09/13 11:03
八.盗賊・ましらの伊之助
2020/09/15 08:44
九.助っ人
2020/09/16 12:32
十.二足の草鞋を履く男
2020/09/17 08:41
十二.広之進、囮になる
2020/09/19 09:50
十四.強行突破
2020/09/21 08:05
十五.ご対面
2020/09/22 08:14
十六.決戦、鎮守の森
2020/09/23 12:16
十七.暗闘
2020/09/24 08:24
十八.月下の戦い
2020/09/25 10:38
十九.決着
2020/09/26 10:00
第三章
一.江戸暮らし
2020/09/28 10:00
二.凶賊再び
2020/09/29 10:00
八.臆病者
2020/10/04 10:00
十六.職探し
2020/10/12 10:00
二十三.別れ
2020/10/19 10:00
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