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人族嫌いと分かち合う

遅れてすいませんでした。

 私の家族は人族によって倒されました。理由はわかりませんが、とにかく人族は私たちを殺そうとしてきます。昔、人族が仲間を倒して、「よっしゃ!結構大きめな魔石ゲット!」と言っていました。そこで私は悟りました。このままではゴールデンスライムという1つの種が消えてしまうと。ゴールデンスライムはこの洞窟にしかもう生息していません。普通のスライムは長距離移動可能なのでいろんなところにいますが、私たちは疲れやすく、目立つ体なので移動しても人族に見つかり殺されてしまうのです。さらに、私たちは繁殖能力が他のスライムと違って低いです。そこで人族に合わないように残った私たちは生き残ろうとしました。ですがまだ生き残りは多いので隠れきれなかったり、魔力を探知できる人によって見つかり、殺されて行きました。あとこの洞窟には数十匹しかいません。その中でも私を含む5人は人の姿になれます。3人は女で2人は男です。その中でも私は最年少で年上のものからよく指示を受けます。そのため、食料を森へ取りに行こうとしたのですが、入り口で今一番会いたくない人族にあってしまったのです。私は殺されるのが怖くて震えてました。怖い、怖い。そう思っていたのですがその男はなぜかテイムしてきました。もう生きることを諦めていた私はやけになっていて契約してしまいました。とりあえず、話すために人間の姿になったら相手は殺さず、こちらへ話しかけてきました。だんだん落ち着いて周りが見えるようになると、なぜかこの森に結界を張っているはずのブラッドウルフ様が隣にいました。


_________


 「…と言うことがあったのです。」

 「そうなのか。多分それは冒険者というものだな。村にある本を昔読んで書いてあったような気がするけど」

 「あってるわ、でも昔はゴールデンスライムを大切にする人が多かったのになんで殺すようになったのかしらね」

 「わからないな、それよりよく契約してくれたな、人族である俺と」

 「実は、もう生きることを諦めており、やけというものになっていて」

 「なるほど。でも急に美少女が出てきてびっくりしたぐぉ?!ちょっ!痛いよミーシャ!」

 無言で抓ってくるミーシャが怖い。嫉妬か?嫉妬なのか?って思ってるとさらに強く抓る。そろそろ血が出てきそう。というかもしかしてバレてる?思ってること。

 「ごめんごめん、あとで構ってあげるから今は落ち着いて」

 「そういうことじゃない!」

 そう言ってグーパンしてきた。

 「いってー!ごめんなシャイン。こんなところで」

 「いいですよ。しかし、ミーシャ様はご主人様のことが好きなんですね」

 「そ、そうよ!何か文句でも」

 「ありませんよ、ふふ」

 「ところでシャイン、契約しちゃったけどどうする?解除して仲間のところに行くか?」

 「もう大丈夫です。あそこに戻らないでも私は私を殺さなかったご主人様についていきます」

 「今シャインを殺すといったら?」

 「大人しく殺されますね。しかし、ご主人様の心をのぞいていたのですが、どうやら綺麗な心を持っていて、魔物を殺すのは難しいと思います。そして大切な人を絶対守り、無理な戦いはしたくないという素晴らしい心も見れました」

 「どうやってのぞいたの?」

 「実は私の右目魔力を通すと」

 「…金色になったな。これで見れるというわけか。でもさっきまでどうして通さずにのぞけていたんだ」

 「性格などは魔力なしでできるようになったのです。大丈夫な人間なのかをすぐに見極めるために」

 「そうなのか。話を戻すが、ほんとに俺についてくるのか?」

 「はい」

 「わかった」

 というと隣にいたミーシャが「え!」といって驚いた。そんなにおかしいこと言ったか?

 「それとついてくるなら畏まらずミーシャと同じ感じに喋っていいよ」

 「わかった。こんな感じでいい?」

 「ダメよ!私以外の人は私よりもっと丁寧に話さないと!ただでさえ一緒にくるのだけでも許し難いのに」

 「ミーシャ」

 「なによ!」

 「そんなこと言うなって、それと落ち着け」

 「嫌よ」

 「そんなこと言うならミーシャもかしこまったように言わせるよ」

 「うっ、そ、それはちょっと嫌だわ」

 「それだったら文句言わない。それと意外と男っぽい口調なんだなシャインは」

 「ふふ、周りがこんな感じの口調だったからな」

 「お、おう」

 その後もいろいろ話をしたがここでは割愛させてもらう。


_________


 「なんやかんやあってもう夕方だな、ミーシャの家に帰るか」

 「リーンの家じゃないんだ」

 「リーンは迷い子だからね」

 そういい、家に歩いて行くのであった。さっきの話で、ミーシャは14歳だとわかった。人族が怖いはずだが馴染んでくれた。しばらくして、家に着いて俺が飯を作ったら、シャインは黙々と食べてくれた。食べ終わり、風呂に入ろうとしたところ、ミーシャだけで結構恥ずかしいのになぜかシャインも入ると言い出してきた。年上と入るなんてただでさえリラックスできないのにさらに緊張する。

 風呂を上がり、シャインが髪を梳かしてといい、梳かしているとミーシャも梳かして!と言ってきて大変だったけど終わった後、とある問題が

 「部屋が足りない!」

 

テストがあるので投稿遅れると思います。気長にお待ちください。

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