風呂に入ってたらまさかの展開になりました
いつも通り間違え、評価、感想おねがいします
「…は?」
驚いた。いや驚くのは無理もないのかもしれない。なぜなら急に「一緒に風呂はいろ」などいうから。
「変な勘違いしてる様だけど普通に風呂の湯が冷めちゃうからだよ。タオルあるから絶対巻いてね。巻いててもじろじろ見てたらころすよ」
…そんなに嫌なら一人で入れば良いのに
「冷めててもいいから俺後で入「それはダメ」なんで?」
「…美味しい飯作ってすれたから、その…報酬として」
…まいった。鳳雛としてなら殺さないでもらえるのだけでいいのになんか気に入られてるのかな?
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「……」
「……」
…そうだよね、静かになるよね。結局入る事にしたが恥ずかしい。両方今日初めて会っただけなのにこんな展開になるとは思わなかった。しかも俺にとっては相手が年上だから尚更緊張もする。狼人族は人間より20長く生きるため成長が人族と比べたら遅い。そのため、年が俺と同じに見えても相手は成長が遅いから同じに見えるだけで実際相手は見た目より少し上だ。そのため14に見える彼女ももしかしたら16くらい。そんな相手とは言っているのだ。風呂はまあまあデカくて5人入ってもまだまだ入れるぐらいのサイズで、丸い風呂だ。風呂自体は石で出来て少し硬いがお湯にゆずの様な匂いがついていてリラックスできる。…はずだったのに、
「…あのさぁ、一ついい」
「俺は構わないけど…」
「今何歳」
「12だよ」
「ということは来年学校に行くのかな?」
ミーシャの言うとおり13になると学校に行く人が大半だ。でも俺みたいなやつは村に残って家を手伝ったりするけど。そして学校に行くなら選択肢がある。1つ目は魔法が使える人ならばホーリーシェード魔法高等専門校、2つ目は龍など強い動物を従えて魔物と戦うシェードドラグーン騎手養成専門学校、3つ目は普通に座学などを学ぶシェード国立一般教養学校、4つ目は勇者になりたい人が集うシェード勇者育成高等専門学校。ちなみにこの国はシェードという国だから有名な学校には国の名前が入っている。
「…まだ決まってないけどもし行くならドラグーン学校かな。サポーターだからパーティーを作って仲間を助けたいからな」
「…そっか。なら私を従えて入らない?自分で言うのもあれだけど一応強いからさ」
確かにミーシャは強い。Aランクだからってのもあるけど、単純に強い。でもなぜそんなこと言うのだろう。
「学校は王都にあってもしかしたらその間にいろいろ会ったりして仲間が増えるけどそれでもいいなら」
「いいよ」
「でもこの森はいいのか?放置する事になるけど」
「そこのところは大丈夫。なぜなら魔物が外出るには結界を破らないといけないけど結界を破ることはできないから」
「誰が結界を作るの」
「両親に頼んでみるよ」
「…俺からも一ついいかな」
「…何よ」
「…なんでそんなに俺と居たがるんだ」
「…女子にそんなことを聞くなんて」
「?」
「まさかの自覚なしなの?結構悲しいんだけど」
まさかとは思うがまさか…
「リーンに、一目惚れしちゃって」