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ブラッドウルフはお腹が減っています

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 「…飯を作る?」

 「そうよ。まさかサポーターなのに飯も作ることができないわけ?」

 「いや、できるけどそんなもので良いのかと思って」

 「良いわよ。いっつも何も加工しないで食べていて少し飽きて、そしたらあんたが来たってこと。だから何か作りなさい。まあ不味かったらあんたを食うけど。材料はあるから後は頼んだ」

 どうやらミーシャは腹が減っていてそれで俺がうまいものを作れば逃してくれると。俺が食われない様にうまいものを作らないと。

 一応普段から料理をしているため、無理ではないが自分の命がかかってるから緊張してしまう。

 「……できました」

 「では持ってきてくれ」

 そう言って俺は今までで一番と言って良いほど頑張って作ったものを持ってきた。素材はまあまあよく、調理するところもかなり広くて作りやすかった。

 「結構厳しめに判断するからな」

 「…はい」

 「ところでこの赤いスープはなんだ」

 「それはミネストローネというもので、今回はレッドポテトと、ファットキャロット、サークルキャベツ、そしてブラッドトマトを使いました」

 「ふむ。でこの普通のステーキは」

 「見てわかる様にステーキで、肉はオーガの肉、メルトガーリック、そしてタレとしてゴブリンの血にいろいろ入れました」

 「人間でも血を料理に使うのか」

 「いや使いませんが、ミーシャの口に合う様にアレンジしました」

 そうかそうかといい、まずミネストローネを食べようとする。これで不味かったら即殺してくるだろう。

 「……なんだこれは」

 ダメだったか、と思ってたら

 「うますぎる!人間でもこんなにうまいものを作れるのか!いや、人間であるからなのか、それとも意外と普通なのか?」

 とても美味しそうな顔をしていたのでほっとした。

 「…ではステーキを食べよう、これは普通かもしれないな」

 「……」

 「…普通ではないなこちらも。うまいな。よし、リーンを殺すことはやめよう」

 「ありがとう」

 「それよりも一つ気になったんだがサポーターって魔法使えるのか?使えなかった様な気がするが」

 「あー、実は俺はなぜか魔法使えるんだよ。普通は魔法師や魔法剣士などしか使えないんだけどな」

 「なるほど、うちもビビったよ、サポーターの君がなぜ魔法を撃ってくるのか」

 その後いろいろ話し、とりあえずは一命を取り留めた。そしてミーシャの家に泊まる事になってしまった。…なぜだ。幸か不幸か、ミーシャが親離れしていたおかげで両親に顔を合わせないで済んだ。しかし、ミーシャがいきなり、

 「一緒に風呂入ろ」 

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