ブラッドフォレストにて絶体絶命
初めて小説を書くので間違ってるところが多いかもしれませんが暖かい目で見て頂ければうれしいです。
できれば評価もお願いします!
「やっぱりダメか…」
「グルルゥゥゥゥ」
俺はリーン。小さな村で生まれて、ブラッドウルフに殺されそうで今絶体絶命のピンチに置かれている。説明してもどうせしぬんだけどな。
職はサポーター。なんとも言えない職だけど、俺の村はそんな職を極めていて、多少は強い。しかし最弱職。こんな時に勝てる方法はない。一応魔法が打てるから応戦はしたよ?でも流石に魔力が少ないせいで今にも気絶しそう。
まだ12歳なのに死んでしまうのか。人生って儚いものだな。時々魔物が群れできて村を襲ったりしてくる。勝てる時はあるが負けるときの方が多い。そのため強くなりたくて悪魔の森、ブラッドフォレストに入ったら迷ってしまうなんて。
そう思っていたら
「ちょっとそこの君。どうしてこの森に入れたの。結界があったたはずなのに」
「…え?」
「だから、森に入る時、どうして結界に妨げられずに入れたのよ」
「何もしてないけど、それよりなんで人の言葉を話せてるの」
「それは…実は私、周りからブラッドウルフって見られてるけど、狼人族だから人にも変身できるのよ。その時に人の話す言葉が分からないと不便でしょう。だから覚えてるの」
そう言ってブラッドウルフは光を発してブラッドウルフがいたところには頭からふさふさの耳と腰あたりに1本の尻尾をつけた美少女が立っていた。瞳は鮮やかな赤で薄暗い灰色のドレスを着ていて、所々血みたいな鮮やかな赤がある。胸はDカップぐらい。歳は14ぐらいにみえる。
「どこ見てんのよ。このスケベ」
「いてっ」
とても立派な体だったので見惚れていると、頭を小突いてきた。
「で、あんたは私が作っている結界を何も感じる事なく通れたわけ?」
「そ、そういう事になるね」
「ふーん。よーく見たらあんたサポーターじゃん。なんでこんなところに?」
「なぜサポーターってばれたか気になるけど、強くなりたくてね。そうしたら君に会ったのさ」
「君って呼ばないでミーシャって呼んで。私にもちゃんと名前あるんだし。今度君って呼んだら潰すからね」
「は、はいぃ」
「何びびってんのよ」
「そんなんさっきの戦闘見たらびびるでしょ」
「そう、であんたの名前は」
「リーン。貴族じゃないから名字はない」
「じゃあリーン。サポーターである君に一つ提案があるんだけど、それを聞いてくれるならお前を殺すことを考えないことはないが」
「…その提案とは」
「飯を作ってくれないか」
あした18時くらいに投稿します。