表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/33

2020年風豚骨味

「これで良し」そう言ってみゆきは注文板のテーブル番号と最後に注文ナンバーを押した。


「俺はピザミックスにしようもちろん最新版で」そう言って真治は現代っ子らしく右手のスマートリングに手を添えた。


席につくとみさきはカバンからこれまた骨董品のタブレットを出し、豚骨ラーメンを待った。


「みゆきは何でそんなにアナログチックなんだぁ」


と真治はタブレットを覗きこみながら言った。


「前にも言ったじゃん、興味のないものを目にするのは嫌なのよ」


そんな会話をしてるうちにオートカーゴに乗って豚骨ラーメンとピザミックスが運ばれてきた。みゆきはピザミックスを真治の前に置き、ラーメンを自分の前に置くと小さく二回手を叩いて、一瞬きょとんとした。


そして「マイ箸、マイ箸」と言って、ケースに入った箸をカバンから取り出した。

「いただきます」みゆきはすぐさまラーメンを食べ始めた。


ズルズルと音をたててはタブレットをいじり、またズルズルしてはいじっている、みゆきのそんな素振りを見て真治は気になり言った。


「みゆきさっきから何をやってんだ」


ラーメンをすすりながら上目使いでみゆきは答えた。


「ちょっとレシピの改ざんを…」


「はっ!お前”もごもご”させて何を言うかと思ったら!」


「良薬は口に苦し、旨いもの体に悪し、だいじょび、だいじょび」


「お前いつか!捕まるな、俺はしらねーぞ」


「もともと私が作った!メニューだし」


「はあ~?っ」真治は呆れて言葉を失った。それでもそんなみゆきの姿に、

「ちょっと俺にも食べさせてくれよ」


「なにこれ!ばかうま」

ご意見、感想があればうれしいです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ