恋慕 Ⅵ (愛良 side)
愛良視点のお話になります。
20を攻めに使う桜小路さん。
でもそれだとウチのチームの方が有利なのよね。
なぜなら19での加点に加えて20を閉めた透くんに得点が入らないから。
…ピーピーピー『TRIPLE 20』
…シュッ『TRIPLE 1』
…ピー『SINGLE 18』
…ピーピーピー『TRIPLE 17』
…ピーピーピー『TRIPLE 19』
…ピー『SINGLE 19』
「……………面白い攻めするね。」
「アタシも目立ちたがりなのよ!」
もちろんファンクラブの人たちがたくさん応援しにきているのはわかるけど…でもそのファンたちの期待を裏切って…1番目立ってやるんだから!
火のついた愛良はここからギアを上げる。
※ ※ 20 ※
※ 19 ※
18 /
17 ※
16
15
BULL
(B)西園寺(A)御影 (A)桜小路(A)星宮愛
38 20 57 39
相手のチームがやや得点が多く、ややアタシたちがリード。
試合はこの後陣地の取り合いが激しさを増していった。
20を早々に閉めた愛良だったが、その後相手チームの持つ18をなかなかうまく閉められず、猛攻を受けて点数を増やされる。
そして西園寺・桜小路ペアは19、17と相手からの攻撃を止めるべくプッシュではなくCLOSEへと走る。
ここをチャンスと見たのか、御影くんはプッシュすることなく次々にエリアを閉めていく。
中でも衝撃だったのはBULL。
「……………加点するなら19かなって思って…わざとOUTERにいったんだけど…」
1本目をDOUBLE BULLに、2本目は私への加点を避けるために投げ分けた、と…やっぱりすごいなぁ御影くんは。
西園寺・桜小路ペアもBULLで最後に逆転を狙うも、やはり愛良の得意な数字の波に呑まれ、点差を縮められずにいた。そして愛良への点数のダメージを少しでも小さくするために、御影はDOUBLE BULLを敢えて外したのだ。
御影の技術の高さに感服しつつ、愛良も全力でついていく。
点数は4人の中で1番高いが、御影の粘りで試合はわからなくなった。
今回やや短いですが、間に合いました…(それじゃだめじゃん)
次回もお楽しみに!!!
良い一週間を!




