恋慕 Ⅳ
『さて!両者一歩も引かず上がり目が出てきました!』
俺のチームが残り159点、相手チームは198点。
「ど、どうしよう??」
「………んー…BULLで上がることはできると思うけど…」
作戦を考えるために言葉を交わそうとするもやはりぎこちなさというか違和感が抜けない。
今まではそんなことなかったのに急に胸が高鳴る。何故だろうか。
「え!できるの!?」
「………できるはず…BULLがファット形式だから。でも多分それじゃあ白けちゃうかもね。」
「確かに。」
俺がすこし笑うとそれに釣られてか舞良さんも微笑む。普段あまり見せないその表情がとても可愛く見える。
んー得点は3の倍数で残さないといけないから…良く見ると舞良さんって目おっきくて美人…3の倍数とすると27、54あたり…??…絶対ファンもいるだろうし…近づいてくる人がいたら全員蹴散らして…あぁぁぁもう!考えがまとまらないよ!!!
一度考えを整理するためにゆっくりと深呼吸をしてボードの前に立つ。
「とりあえず…」
159
(A)八神 翔 (B)猿飛 冴助
159 198
(A)星宮 舞良 (C)東雲 茉莉
…ピュピュピュン『TRIPLE 15』
…ピュン『SINGLE 20』
…ピュン『SINGLE 20』
74
(A)八神 翔 (B)猿飛 冴助
74 198
(A)星宮 舞良 (C)東雲 茉莉
「………ナイスダーツ。次は…SINGLE20からTRIPLE18?」
「そうなるように調整したんだけど伝わったみたいでよかった。本当ならさっきのROUNDで決めたかったんだけど…」
「………大丈夫。私に任せて。」
そう言ってボードへと向かう。
こういうところで凛としているところは本当に姉妹そっくりだと思う。
…ピュン『SINGLE 20』
…ピュピュピュン『TRIPLE 18』
「ナイスダーツ!!!」
「………ありがとうございました、八神…くん。」
「おぉ、お疲れ様、舞良さん。」
俺がそういうと舞良はタタタッと駆け出してチームValkyrieの元へとそそくさと帰ってしまった。
一方の舞良は気が半分動転していた。
「………名前…で呼ばれるなんて…!!!」
翔にとっては姉妹の区別、程度でしか考えておらず自覚はしていなかったものの言われた舞良にはクリティカルヒットだったようだ。
顔の火照りを自覚しつつ、それを見られたくないという気持ちが働き逃げるようにチームメイトの元へとかけていったのである。
『さてさて!次のLEGはチームのエースが登場です!!!!!』
そう、次はチームのエースが登場して試合を披露する。
透と愛良さん、そして西園寺と桜小路さんのペアが登場する。
ファンも多いこのメンバーの試合では流石に試合を見る者も多く、会場のボルテージは最高潮に達していた。
透、そして西園寺の登場でさっきまで楽しく食事をしていた女子たちがきゃあきゃあと騒ぎ出した。俺は狂戦士になりそうになるのを必死に自制していた。
投稿日時間違えました!!!申し訳ありません!!!!
バイト戦士になってしばらく経ちますがいろんな人がいますね。
とあるバーのバイトで、ある日のバイト終わりに店長の放った一言に感銘を受けました。
「モテるアピールする人に限ってそこまでイケメンじゃないこと多いよなぁ…」
おそらくここでのイケメンというのは見た目だけでなく中身のことも指しているんだろうと思いますが…
確かに本当に性格の良い人は自然とモテて、そのことをひけらかさないよなぁと目から鱗が落ちた気分でした。
私はモテるも何も、堂々とモテるアピールできるほどたくさんの女性とはお付き合いしていないのでなるほどぉぉ、と深い理解と納得をしてしまいました。
でもそうは言っても正直な話…モテたいです!!!!!!(号泣)
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では良い一週間を!




